チベタンヤギスカルの制作プロセス
ウサギノネドコで開催されたホネ展のために制作した、チベタンヤギスカルの制作プロセス。
ウサギノネドコから借りて来たチベットヤギの頭骨。トレースのための写真撮影を行う。
水張りしたアルシュ紙の上に顔料を撒き、水で緩く固定した後に、アウトラインを写真からトレース。制作を始める。
トレースをしてから描き始めるので、ディテールから入っていくことができる。
モチーフを間近で見るために、イーゼルに固定して描いていく。モチーフを離しておくと、老眼のため作業効率が落ちてしまうのである。
向かって左側の角ができあがってきた。まだざっくりとした描写で、さらに細部に手を入れていく。
おおよそ全体が描き上がったところ。この後背景を黒く塗りつぶしていく。
塗りつぶす作業は、かなりの時間と労力を要する重労働。均一に塗らなくては仕上がりが悪くなる。
完成。
ディテール。
ディテール。
ディテール。
ディテール。