原寸大ウマ制作プロセス
原寸大でウマを油彩で描いた作品の制作プロセス。
キャンバスのサイズはF100号を4枚つないだもので、縦2660mm横3240mmある。ウマを原寸大収めるにはこれだけのサイズが必要だった。骨格図から計測した値を元に木炭であたりをとる。
油彩でざっくりと描いていく。
少し進んだところ。まだ後ろ足の位置が落ち着かない。
背景を描きながら、ウマのアウトラインも整えていく。
かなり形が決まってきた。前肢、後肢ともに、ポーズの違う姿勢を描き足した。
完成。ディテールはそれほど描き込まず、油絵の具の伸びやかさで表現している部分が多い。こういった大作の制作にはアクリルよりも油彩が向いていると思う。