制作年:2013年/サイズ:1167×910mm/素材:キャンバスにアクリル/掲載:三重県総合博物館公式ポスター/三重県総合博物館所蔵
material : acrylic on canvas
ミエゾウの学名は
Stegodon miensis。365万年前に日本に生息した大型の絶滅ゾウである。
この原画は
三重県総合博物館の公式ポスター用に描いたもので、印刷されることが前提であった。
ミエゾウはStegodonの一種でその中でも大型である。完全な骨格は発見されていないが、三重県総合博物館の準備チームであるミエゾウ委員会によって、原寸大の復元骨格が作られた。データが3DCGで作られていたため復元画を描く上でもそれらを利用する事が出来た。そのデータがなければ、この角度から見える正確な牙の形態をデッサンすることは難しかっただろう。
しかし、もっとも描写に苦労したのは雲であった。