2015年04月13日 23:27
昨日は久しぶりになにわホネホネ団の活動日に参加してきた。年度始めということで、ゼミ生を連れての参加である。団員でない人間は見学ということになっているのだけど、実際はばりばり作業を手伝ってもらうことになる。
午前中は
大阪市立自然史博物館で開催中の特別展『
スペイン奇跡の恐竜たち』を、学芸員である
林さんの案内で拝見することができた。展示標本を見ているだけでは分からない情報を教えてもらいながらの観覧はとても贅沢なものだった。研究途中のものや、オープンにできない情報も多いので、ここでは書くことはできないが常に標本と接している人間と、ただ展覧会で眺めているだけの人間とでは大きな差がある。僕も仕事で観察するときにはそれなりにじっくり見るが、普段からそのトレーニングを受けて常にそのことばかりを考えている研究者とは天と地ほどの差がある。
午後はお昼を食べてからホネホネ団の作業に参加。スナメリの臭いがそれなりに強烈ではあったけど、それ以外のウサギ、ワラビーなどはほとんど不快な臭いはなく、快適な作業環境であった。午後からということで作業工程が途中まで進んでいたたものが多く、比較的大物のワラビーの皮むきを引き継ぎつつ、ウサギなどの肉取りを手伝いながら最後の片付けまでやり終えた。
この日、団員のひとりから素敵なプレゼントをいただいた。
ガチャピン骨格産状図の陶板である。僕の描いた骨格図をもとに作られていて、非常にできがよい。これは僕も正確な(?)産状図を描いて論文化しなくては!
こうやって趣味のサークルを通じて、いろいろな可能性が広がっていくことは、とても嬉しいことである。