2017年03月23日 14:01
今年の4月から、本格的に外部向けの美術解剖学講座を、美術解剖学モデルHiro氏とともに開講することになりました。大学で行っている講義がベースになっていますが、よりプロ向けで実践的な内容と密度ある講座を目指します。
ぜひ、多くの方に受講いただければと思います。(定員20名)
初回では体幹と上肢の一部、2回目で上肢の残りの部分と下肢を扱います。合計4日間で全身の美術解剖学の講義を行います。
チラシのテキスト内容
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小田隆とHiroの美術解剖学講座
2017年4月8日(土)、9日(日)
『体幹・上肢1』
10:00〜11:50 座学
13:00〜17:00 実技
会場:大阪市立 総合生涯学習センター
住所:大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5階
定員:20名
受講料:20,000円(税込、2日間通しての料金です)
美術解剖学というと、とっつきにくい、難しいと思われる方が多いかもしれません。実際に骨や筋肉の名称は難解で覚えにくく、市販の書籍を読むだけでは判りにくい部分も多く、その知識を活用し制作に至るまで進める人は少ないと思います。
特に最近は、ゲーム業界、アニメーション業界からも、美術解剖学の知識が、強く望まれています。
そこで、成安造形大学で美術解剖学の授業を持ち、自身も画家・イラストレーターである小田隆と、世界でも唯一と言える美術解剖学モデルHiroによる、一般向けの美術解剖学講座を開講します。
対象はすでにプロとして活動している方、美術系の学生などです。大学で使用している教材を使った座学を導入部として、実際のモデルを描く、観察する、時に触覚で確かめる、といった経験を通して美術解剖学を実践できる知識として身につけてもらうことが目的です。
座学と実技の融合した、他では受講することのできない、美術解剖学講座です。
2017年4月8日(土)、9日(日)
『体幹・上肢1』
8日スケジュール
10:00〜11:50 座学『体幹と骨格』
昼休み
13:00〜14:10 観察 クロッキーの枚数を重ねることで、体表に現れるレリーフを意識してとらえていきます。(モデルHiro)
14:20〜15:30 体幹の筋肉の動きをHiroが自身の体を使って解説し、小田が補足的な説明を加えていきます。重要なポイントはその都度スケッチする時間を設けます。
15:40〜16:50 美術解剖学を意識したクロッキーを小田がデモンストレーションで、解説を加えながら描きます。その後、これまでの経験を駆使して、比較的長めのクロッキー(20分ポーズ)を描きます。(モデルHiro)
9日スケジュール
10:00~11:50 座学『上肢1』(上肢は複雑なため2回に分ける予定です)
昼休み
13:00~14:10 観察 クロッキーの枚数を重ねることで、体表に現れるレリーフを意識してとらえていきます。(モデルHiro)
14:20~15:30 体幹の筋肉の動きをHiroが自身の体を使って解説し、小田が補足的な説明を加えていきます。特に背中側は重点的に小田が解説をします。重要なポイントはその都度スケッチする時間を設けます。
15:40~16:50 美術解剖学を意識したクロッキーを小田がデモンストレーションで、解説を加えながら描きます。その後、これまでの経験を駆使して、比較的長めのクロッキー(20分ポーズ)を描きます。(モデルHiro)
会場:大阪市立・総合生涯学習センター
住所:大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5階
美術解剖学モデルHiro
人体描画表現に特化した画塾であるアトリエROJUE(京都)総合プロデューサー。
美術解剖学会(東京藝術大学内)会員。
写真集「Jamale」を欧州にて2008年に発表、日本では東京都写真美術館(東京・恵比寿)に所蔵。
成安造形大学をはじめ各美術大学や美術系高校、専門学校、ゲームコンテンツ、アニメなどの企業など
での美術解剖学セミナーやデモ。講演など多数。 随想「美術解剖学への旅」国会図書館に所蔵。
フリンジフェスティバル(オーストラリア・メルボルン)にて写真作品出典。
小田 隆
1969年、三重県に生まれる。
1995年、東京芸術大学美術研究科修士課程修了。
博物館のグラフィック展示、図鑑の復元画、絵本など多数制作。幅広い古生物学者たちとの
交流の中で、科学的資料に支えられるとともに、オリジナリティに富んだ作品群を生みだし
つづけている。大学では美術解剖学を応用した人体の描写を研究、授業を担当。
画家、イラストレーター、成安造形大学イラストレーションクラス特任准教授
申込み・問い合わせ:kaito3021アットマークgmail.comまで氏名と連絡先(メールアドレスを明記)を送ってください。*アットマークを@に変えてメールをお願いします。
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