デザインフェスタvol.44 巨大壁画ライブドローイング
2016年11月28日 11:15
今年も巨大壁画のライブドローイングを描いてきた。2日で16時間、ほぼ休みなくの制作であったが、手にそれほど疲労を感じることもなく、
昨年よりは完成度の高いものを描き上げることができた。
今回のお題は『コロンビアマンモスとスミロドン』時代は中生代から新生代へと新しくなったが、古生物のモチーフとしてはとてもポピュラーなものだろう。
B3のサイズにペン画で描いたエスキース。これをもとに縦3.6m、横5.5mの画面に拡大していった。
最初に最も重要な作業が、水糸で画面に方眼を引くことである。これがないと正確に拡大することができない。ここからエスキースを見ながら簡単に鉛筆であたりを取っていく。
遠くから目立つよう、高い位置から描いていく。またコロンビアマンモスがメインのため、できるだけ最初に完成度を上げておきたかった。
Gエリアの中でもひときわ目立っていたと思う。
1日目はここまで。コロンビアマンモスの頭部をなんとか描くことができたが、まだまだ序盤といったところ。2日目の行く末が心配される。
2日目は余裕なく制作を進めたため、途中の写真がほとんどなかった。この時点でコロンビアマンモスもまだ完成していない。
そして一足飛びに完成画像へ。2日目18時30分ごろになんとか、この形にまで持っていくことができた。背景までは至らなかったが、コロンビアマンモスとスミロドンの姿を表すことができた。
コロンビアマンモスのディテール。
スミロドンのディテール。
今回も昨年と同様、画材はuniのPROCKEY。
来年のライブドローイングをするかどうかはまだ未定だが、次を最後でもいいかなと考えている。肉体的にもスケジュール的にも、かなりきつい作業なので。
ブースまで来ていただいた方、グッズをお買い上げ頂いた方、楽しんでいただけていれば幸いです。