フェバリットコレクションの商品開発
2015年09月07日 21:34
9月3日から6日まで中国にいっていた。
フェバリットコレクションで開発中の、
スケルトンモデルの造形監修をするためである。
今回のモデルはプテラノドン。約1/20の縮尺なのだが、それぞれの骨格は極めて細い。中国人造型士の器用さなくしては実現できない。僕は修正するたびに、どこかを壊してしまった。
直接、手で触るともろく変形するので、ツールを使って支えながら繊細に修正を加えていく。
出来上がったパーツを組み上げたところ。翼開長は約45cmほど。とにかく細い。
まだ解決しなくてはいけないことが多く、商品化に時期はまだ決まっていないのだが、近々にその辺りの情報も教らせできると思います。
約1年ぶりの中国だったが、町には電動のスクーターが数多く走っていた。
おそらくダウンチューブの部分にバッテリーが積まれているのだろう。電動アシストではなく、モーターで走る原動機付き自転車のよう。免許が必要かどうかなのかも定かではない。誰もヘルメットをかぶらずに公道を走っている。いまだに中国の交通の流れは読めない。ギリギリまで何をしようとしてくるか分からないし、幹線道路の中央分離帯付近に歩行者がいたりするし、スクーターも平気で逆走してくる。
結果として交通の流れは遅い。誰も信頼できないから、怖くて飛ばすこともできないだろう。ただ、クラクションはそこかしこで鳴っている。
今回はスムーズに監修が進んだので、3日目から香港に移動。
ホテルの窓から。ガラスが奇麗なことに、中国本土との違いがよく分かる。香港はこのままの香港であってほしい。