The unknown skull 新作の制作
2015年04月07日 13:14
ほぼ原寸に近い大きさでヒトの頭骨を描いている。画材は使い慣れたチャコールペンシルだ。原寸だとそれほど大きいものでないとはいえ、ディテールまで描き込むことができる。しかし、今日太陽光の入るスタジオで描いていたところ、これまでのディテールの描写はかなり甘かったのではなかったかということに気がついた。元来、フォトリアリスティックに描くほうではないが、本来ヒトの頭骨に備わっている複雑な立体感に対して、あまりに無頓着であったかもしれない。
そこで以前ラフだけで止まっていた、大作による頭骨の作品を作ってみようと思う。おそらく100号か120号ぐらいになるだろう。その大きさであれば、かなり太い筆ででも細部まで描く事ができる。使う画材はもちろん油彩だ。背景は白に近いグレー、男女の頭骨を1点ずつ。展示するあてはないが、今年の新作として制作してみよう。