2010年07月25日
第4回 環境と科学のフェスティバル 講演会
今日は朝からビバシティ彦根で開催される講演会のために車で出かける。ドライブ日和というには、朝から暑すぎる。でも、湖岸を走るのは気持ちがいい。彦根は大津よりも北にあるため、走っていると次第に涼しくなってきた。なんと道路脇の温度計は29度。
時間通り、11時30分まえに無事到着。

講演会会場の吹き抜け。「夏祭り」。

解放感抜群の会場、というかショッピングセンターの往来にある。

関連書籍を講演会会場で、サイン会用に特別に販売してもらった。

開始時間まで時間があったので、先にサインを。

講演会中の様子。

吹き抜けから。満席とはいかなかったが、熱心に最後まで聞いてくれたお客さんも多かった。場所柄、途中退席の人もいたが、これはしかたない。こんなに明るい場所で講演したのは初めて。ホワイトボードを用意してもらって、実演しながらのほうが良かったかなと後で後悔。暗い会場では出来ないからね。

終了後は恒例のサイン会。

いつも通り、カットをひとつ加えます。大体、所要時間は1分ぐらいかな。

2階の会場は大盛況だった。体験できるワークショップ型の出展に人気が集中している。出来上がったものを持ち帰ることができるのも大きな理由らしい。

アケボノゾウのレプリカの展示。

博物館魂!
講演会も無事終えて、夕方には帰路についたのでした。
2010年07月08日
完成!
某博物館から依頼を受けて描いていた、某獣脚類が完成。

ヌードスキンヴァージョン。



羽毛ヴァージョン。羽根の細部はエミューを参考にしている。
最初のエスキースは鉛筆で制作し、その後は全てデジタルで描いた。レイヤーで分けているので、ヌードスキン、羽毛と簡単に描き分けることができる。
ワールドカップ準決勝の結果を見届けて、完成させることができた。
さすがにこれから仮眠とります。
午後から授業。
2010年05月16日
図鑑の仕事
ここ数日、図鑑の仕事の締め切りに追われていた。寝る時間が、5時、4時30分、4時30分、4時30分といった日が続く。ある時など寝る前にビールを飲んだものだから、9時ごろに起きたにも関わらず「このままでは酒気帯び運転だろう」ということで、昼前まで大学に行けなかったり(もちろん授業は午後からだったので休んではいない)。
その仕事の一部を紹介。

エスキース。この段階で監修者からのOKをもらい次の段階に進む。

レイヤーを重ねてセピア色で陰影を意識した線画を描いていく。

完成。エピデンドロサウルス。それほど大きく使われるわけではないが、重要な挿画である。ツメバケイの雛をイメージして復元した。
フリーランスの時であれば1日もあれば出来た仕事が、3日、4日とかかってしまう。3倍速いどころか、3倍遅い。スピードだけで見れば、同じ水準かむしろ上がっているのだが、とにかく時間のやりくりの難しさに四苦八苦している。
2010年05月09日
表紙『ティラノサウルス』 3
何とか完成。先ほど宅ファイル便で発送したところ。

サイズは420 x 350 mm、解像度は350 dpi。

ディテール。

ディテール。

ディテール。

ディテール。

ディテール。
背景はデザイナーにお任せすることになっている。さて、どんな仕上がりになるか。
2010年05月04日
表紙『ティラノサウルス』 2
締め切りがゴールデンウィーク明け。粛々と進める。

遠近感を強調するため、奥へ向かって描き込みを減らしていく予定だが、まだまだ終わらない。

完成に近づいてきた頭部。

眼球は最後にじっくりと。

歯と口もかなりいい感じになってきた。もう少し濡れた質感を表現できれば完璧だろう。
2010年04月29日
表紙『ティラノサウルス』 2
様々な制作が並行して進行中。大学の業務、授業もあるので、てんてこ舞い。

まだ頭部が終わらない。

ディテールばかり描いていると、強い立体感が失われてしまう。もう少しバランスよく描かなくては。

下あごもまだまだこれから。
2010年04月26日
表紙『ティラノサウルス』 1
某出版物の表紙の仕事。経過を見ることができるので、このblogにアップして欲しいというリクエストである。

鉛筆で描いたラフスケッチをスキャニングして、カンヴァスサイズを少し広げている。

アナログと同じように、茶褐色で陰影をまずつけていく。

なんとか構造色を再現できないかと試行錯誤をしている。

現在、ここまで。締め切りは連休明け。

ディテールはこんな感じ。
2010年01月27日
アケボノゾウの骨格復元図と筋肉復元図
29日から始まる日本古生物学会ポスター発表用の骨格復元図と筋肉復元図を急ピッチで制作。本来なら復元画を描く前のプロセスなのだが、大幅に前後してしまった。

骨格復元図。イラストボードにペン。

スキャニングした骨格復元図にフォトショップで描いたもの。


いくつかのレイヤーでわけて制作したので、浅層筋と深層筋で別々に表示することもできる。ただし、監修を受けている訳ではないし、まだいい加減なところが多い。他の古生物への応用なども含めて、さらに充実させていく予定である。
さあ、これからポスター制作だ。
2010年01月21日
Brachiosaurus 02
ブラキオサウルスを修正。完全に描き直した。こういった修正の場合、アナログでもデジタルでも手間は同じだ。

やや描きやすいアングルに変更。

ここが一番の描きどころ。背面から見ると水滴型の胴体の立体感を、うまく表現出来るかが重要である。

アパトサウルスなどのディプロドクス類に比べると、頸椎は細長く頸肋骨によって支えられている。おそらく首の筋肉は少なかったと考えられる。
監修者のOKが出たので、次は着色である。
2010年01月18日
Brachiosaurus 01
ブラキオサウルスのラフを制作。Painterを使用。



タブレットはだいぶコントロールできるようになってきたが、アプリケーションの操作感にはまだなれることができない。手描きよりも時間かかってます。
明日は、卒展の搬入の手伝いなので、そろそろ寝よう。
2010年01月01日
新年あけましておめでとうございます 2010年

新年あけましておめでとうございます。
昨年中は、大変お世話になりました。
今年が皆様にとって、幸多き一年でありますように
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2010年 元旦
小田 隆
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2009年12月27日
シカマシフゾウ 7・完成
完成。年内納品に間に合った。明日、引き渡しである。

キャンバスにアクリル。162 x 97 cm。

実際に使用される画像はこの範囲。とある保育園の一室に、アケボノゾウとともに設置される(どちらも拡大プリント)。4月から入園してくる園児たちは、毎日アケボノゾウとシカマシフゾウに囲まれて生活することになる。

時間があればもう少し描き込みたかったが、バランスのとれた描写にはなっていると思う。

グレースケールでもチェック。光と空間がきちんと描けている。
いくつかの案件が残ってしまっているが、もっとも重要な1点を完成させることができた。
未だ風邪が治らず、これが一番つらい。
2009年12月25日
シカマシフゾウ 6
朝から長い会議でぐったり。しかし、シフゾウはいよいよ佳境。

一通り、シフゾウには手が入った。

背景の調整と、手前の草地、さらなるディテールの描き込みで完成の予定。


角もまだざっと描いたところだ。描きどころのひとつなので、密度をあげていきたい。
日曜日に完成が目標。というか必須である。
2009年12月24日
シカマシフゾウ 5
トナカイじゃなくてシフゾウです。
昨日23日祝日にもかかわらず、高校生相手に高大連携授業、メニューは人体表現研究室でヌードクロッキー。今日は、10月に台風で休講になった分の振替授業だった。

授業後、集中して制作。


赤鼻ではない。なんとか間に合いそうかな。

こちらは、授業中に黒板に描いた1分クロッキー。
2009年12月22日
シカマシフゾウ 4
体調が戻ってきた。ようやくシカマシフゾウの続きを再開。締め切りまで後わずか、かなりやばい。

今日は授業と業務がなかったので、人体表現研究室にこもって制作。

角は後回しだが、ほぼ半日で一体描ききった。

ディテール。やや荒めの描写で、どんどん進めていく。

今の作業場はこんな感じです。
明日はここ人体表現研究室で、高校生相手に高大連携の授業です。
2009年12月15日
シカマシフゾウ 3
今日は授業のない日だが、夕方から火曜クロッキーの合評&打ち上げがあったので、昼間だけの制作。

シカマシフゾウを描き始める。

一番後ろにいるメスの個体から描いていく。初めて描く動物なため、まだうまくプロポーションをとることができない。非常に特異な特徴を持った珍獣と言えるだろう。なかなか難しいです。
2009年12月14日
シカマシフゾウ 2
月曜日。関東本部から関西事務所へ戻る。夕方、大学の研究室へ行き、シカマシフゾウの制作の続き。

なんとか、ほぼ背景の空をやっつけた。まだまだこれから。
2009年12月12日
シカマシフゾウ 1
久々の古生物ネタ。アケボノゾウと同時代に生きたシカマシフゾウの復元画を描いている。

エスキース。

拡大コピーしたものをトレースして、すでに下地を作ってあったキャンバスに転写していく。

セピアのカラーインクで、陰影をつけていく。

セオリー通り、背景から描いていく。秋の空。アクリル絵の具で描くのも久々だ。
2009年09月08日
正真正銘のおしまい
ようやくおしまい。合計100枚。ディノゲット、ここまでかかってしまった。携帯の画面とはいえ、復元画ということでいい加減に描くわけにもいかず、大学の業務や他の仕事の兼ね合いから、ずいぶん時間をオーバーしてしまった。
最後の2点。


始祖鳥とラティメリア。
気分的にすっきり。タブレットッとデジタルのよいトレーニングになった。
最近のお気に入り。

ホワイトビール。ちょっと高いのが難点。
2009年07月23日
TYrannosaurus skull 05
今日は皆既日蝕(大津では部分日蝕)を楽しみにしていたのだけど、生憎の天気。我がイラストレーションクラス非常勤講師に、雨雲とともに移動すると呼ばれるほどの雨男がいるため、こんなことになってしまったのだ(ということにしておく)。非常勤なので毎日授業があるわけでなく、なにもわざわざ日蝕の日に来なくてもと、皆心の中で叫んでいたのはまぎれもない事実だ。昨日には暗殺指令まで出ていたらしい。朝、起きた頃は雲は多かったが、よく晴れていたのである。にも関わらず、彼が比叡山阪本の駅に近づいたときに、急に雲が厚くなってきたらしいので、恐るべき能力である。

それでもかろうじて切れ切れの晴れ間から、日蝕を観察することができた。
Tyrannosaurus skullがほぼ完成。展覧会用にこのスタイルの新作は、これ1点しか作れなかった。

背景を少し微調整するかもしれないが、良い方向に進んでいると思う。

アクリルで描写した歯。化石化しているので白くはないが、化石化したエナメル質は独特の光沢と質感があり、骨格部分とはまったく違った稠密な表情を見せる。

模型を使っているので、本物の質感からは遠いが、自分の記憶の中にある手触りを呼び覚ましながら描いている。
展覧会まで、ついに一週間を切りました。
2009年07月22日
TYrannosaurus skull 04
ようやく歯に取りかかることが出来た。

後少しで完成。

歯をもう少し描き込んで、背景を処理して完成の予定。背景は漆黒ではなく、ほぼ今の状態を残すことにしている。
2009年07月21日
TYrannosaurus skull 03
こちらも展覧会に向けて少しずつ進めているのだけど、細切れの時間しかとれず、歩みは遅い。

ようやくここまで出来上がった。
いつものように、歯はアクリルで描写する。
新作の小品も作らなくてはいけないし、出品リストもまとめなくては。
2009年07月08日
TYrannosaurus skull 02
2日分をまとめてアップ。といっても少しずつしか作業出来ていない。

昨日。

ディテール。

今日。

ディテール。昨日は銅版画。今日は一日中、授業だったため、ほんの数十分しか手を加えることが出来なかった。今週中には仕上げたいのだけど、ちょっと難しいかな。
2009年07月04日
Tyrannosaurus skull 01
skullシリーズと同じテクニックで、ティラノサウルスの頭骨を描いてみている。モデルにしているのはBHIの1/6縮尺模型。

アルシュ紙にチャコールペンシル、顔料。38 x 56 cm。

ディテール。
丸善の展覧会に新作として出品予定です。
2009年05月23日
さらに月末までに50体 3
いつまでもストーカーのようにつきまとわれているような感じである。なかなか終わらない。

アパトサウルス。
2009年05月04日
さらに月末までに50体 2
GW中、結局ほとんどゆっくりできていない。
今日は、制作プロセスを簡単に紹介。お題はナウマンゾウ。

紙に鉛筆で描いたラフを作成する。このラフを監修者である平山さんに送り、修正点等のある場合は再度描き直して、より正確になるよう進めていく。

別の紙にアウトラインだけ描く。この部分からデジタル化したいところだが、僕にはまだそのスキルはないのでわざわざアウトラインは手描きして、スキャンしてデジタル化している。

もちろん、この着彩のプロセスに一番時間がかかる。作業は通常、背景も含めて4つのレイヤーに分けて描いている。
枚数が多く、小さな画面に掲載されるので、描き込みすぎないようにしている。
毎日、たんたんとノルマをこなしていくしかない。
2009年05月02日
さらに月末までに50体 1
3月末までに50体に引き続き、さらに50体。本当はもっと早くに納めることになっていたのだが、譲歩に譲歩を重ねてもらい、ここまで締め切りを延ばしてもらったのである。

ケツァルコアトルス。つい最近、大型の翼竜は飛べなかったのではないかという論文が発表されたが、それは今まで誰も着眼しなかった面白い問題提起だと思う。あくまでも新聞などで報道されているものを読んでの感想であるが、地上生の鳥のように飛ばないことを選択した翼竜がいたとしても不思議ではない。ただ、ケツァルコアトルスの完全な骨格は見つかっておらず、推定の大きさでしかない点や、ほぼ完全な骨格が見つかっているプテラノドンでは、地上生の鳥のように翼の退化の兆候がない点など疑問に思うところもある。
世界各地から数多くの化石が見つかっている翼竜ではあるが、いまだに生態の多くは謎に包まれている。復元画を描くときにも、悩みどころの多い生物のひとつだ。
何はともあれ、連休中も休みをとりつつ、ペースを上げていかなくてはならない。
2009年04月20日
ディノゲット
『月末まで50体』のエントリーのシリーズで紹介していた復元画が、携帯ゲームとして公開されました。このblogで紹介したのはほんの一部です。今現在も制作中で、最終的には100体を揃えなくてはいけません。
『ディノゲット』
詳細はリンク先をご覧ください。携帯でネットに接続する事はほぼ皆無なので、こういったゲームのニーズはまったく分からないのですが、楽しんでもらえれば幸いです。
タイトルはディノゲットですが、恐竜以外の古生物も数多く登場します。
ニフティからのプレスリリース
ケータイWatch

ドードー。
2009年04月06日
続アケボノゾウ復元画プロジェクト 1
アケボノゾウ復元画プロジェクト。実は2点制作することになっている。助成金で制作するノルマは1点で良いのだけど、小西さんとの話し合いの中で、もう1点制作してみようということになったのである。同じ大きさの画面ではあるが、よりシンプルな構図になる予定である。描くのはアケボノゾウが死んだ直後の姿。構図はエスキースが出来た時点でアップします。

おおまかにはこんな感じ。といってもこれではさっぱり分からないな。ちょっとロスコのようだ。
全貌については、しばしお待ちください。
2009年04月02日
完成!アケボノゾウ復元画プロジェクト 25
本日、ようやく完成。まだ手を入れられる部分はあるが、明日スキャニングのための搬入があるため、筆を置くことにした。
今日のプロセスを順を追って紹介していこう。午後から制作をスタート。

地面の泥を中心に描写。小西さんから最適な資料を送ってもらったこともあり、順調に進む。

水面への映り込みを描き始める。各部に手をいれながら完成に向かっていく。

そして、完成。もう少し植物を描き入れたがったが、時間切れで中途半端になることを避けるため、ここで終了。午後9時過ぎまでかかった。

顔の部分にもさらに手を加えた。最後に眼を描き込んだ。画竜点睛。

手前のアケボノゾウの眼。

奥のアケボノゾウの眼。

サイン。手伝ってくれた学生の名前も連名で記した。

来週から新たな画面を制作するが、とりあえず一段落。短くも中身の濃い、数週間だった。
手伝ってくれた学生たち、関係者の皆様に感謝。
2009年03月31日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 24
火曜日。3月31日のこの日までに完成させたかったが難しかった。

制作風景。急ピッチで手を動かすが、描き込まなくてはいけない部分はまだ多い。

完成に近づくほど欲が出てくるので、どこで手を止めるかの見極めが難しい。

ゾウはほぼ完成である。
月末までに50体 4

フォルスラコス
残り、後6体。今日中には厳しいか。
アケボノゾウ復元画プロジェクト 23
週明けの月曜日。夜に外せない飲み会があったので、夕方までの作業。背景を中心に手を入れた。

土曜日からそれほど変わっていないが、背景を黒くした事で、画面全体が締まってきた。

地面には草。もっと茂らせていく予定。画面のほとんどが茶色いので、アクセントにもなり重要なポイント。

アケボノゾウの爪を若干修正。地面の泥の質感も上げていかなくては。今日、完成を目指します。
2009年03月30日
月末までに50体 3
月末まで50体の制作大詰めを迎えている。


トリナクソドン。よく哺乳類のように毛の生えた姿に復元されるが、鱗も毛もないヌードスキンの姿に復元してみた。
残るは後8体。ようやく一桁になった。驚異的なペースである事をクライアントは分かってくれないのだろうなあ。アケボノゾウの制作がなければ、楽勝なペースなのだけどね。
2009年03月28日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 22
土曜日。当初、作業する予定ではなかったのだけど、どうしても修正しなくてはならない箇所があり、F1オーストラリアGP公式予選が始まるまでの時間制作した。

修正作業の連続写真。真ん中のゾウの牙(切歯)を完全に描き直した。

手前の直立樹幹も描き直し。ようやく、空間と構図も落ち着いてきた。
ちょっと前の作業工程なのだけど、研究生の新岡君が動画をYouTubeにアップしてくれた。
アケボノゾウプロジェクト 皮膚の描画
アケボノゾウプロジェクト ~象牙を描く(二倍速)
どちらの部分もすでに修正してしまった。通常の速度でも手が速く動いていて、自分で見てもちょっと気持ち悪い。本人はわりとゆっくり動かしている意識です。
アケボノゾウ復元画プロジェクト 21
金曜日の作業。かなり良いところまで進んできたが、気になるところも出てきた。

手前に広がる水面を少し描写してみたが、どうもまだしっくりこない。

奥の個体の頭部にも違和感を感じている。

背景がほとんど手つかずなのでその部分を進めるとともに、背中のディテールの描写が必要だ。

頭部に頭骨のトレースを重ねてみたところ、やはり奥の個体は大きな修正が必要だということがわかった。土曜日は休もうかと思っていたが、ここだけは修正してしまおう。かなり良い感じになるはずだ、牙の位置がずれてしまっている。
2009年03月27日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 20
木曜日。制作もかなり大詰め。

普段制作している壁は引きがとりづらいので、場所を変えて確認してみた。手前味噌だが良い感じである。

今日は地面を中心に描き込んだ。陸上の生物を描く時は、地面との関係をきちんと描く事は最重要と言っても過言ではない。

氾濫原を想定しているので、泥状になったぬかるんだ地面を歩くゾウたち。不鮮明な足跡が無数に残った状態まで描き込むつもりである。

頭部の描写もほぼ完成に近づいてきた。

木漏れ日の差し込んだ光を表現しようと思っている。そのためには、もっと明るく描写する必要がある。
背景もあわせてがんがん進めていかなくては。後は時間との勝負。
2009年03月26日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 19
まとめてアップ。
まず日曜日。関東から戻って最初の作業日。

二頭のアケボノゾウがかなり出来上がってきた。三頭目はまだまだこれから。

空間を表現するために、前後のゾウで描写に差を付ける必要がある。

休みの間、学生に制作をお願いしていた部分。ちょっと木とは違ったものになってしまってきているようだ。
月曜日は高大連携の出張授業のため、制作はお休み。
火曜日。授業ガイダンスなどが始まって、校内に活気が戻ってきた。学生の見学も多い。

展示としても充実してきている。

この日の作業はここまで。手前の折れた直立樹幹は、大幅に加筆修正した。
水曜日。

反対側の壁に作品も展示してしまった。個人ギャラリー、個人アトリエ状態。

前日から三頭目のゾウにも手を加え始めた。ここは軽めの描き込みにとどめる予定。そろそろ背景の完成度もあげていかなくては。
2009年03月18日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 18
出かける用事が多く、更新が滞りがちである。移動があるとどうしても、おくれてしまう。
17日の夕方に大津を出て関東に帰ってきたので、アケボノゾウの制作は少しの間おあずけである。月曜日はまだまだ描きたかったのだけど、後ろ髪を引かれる思いで作業場を後にした。

僕が最終的に手を入れてきた状態。

予告通り、頭部を中心に描き込んだ。左側のゾウの鼻がアフリカゾウのような表現になっていたのを、アジアゾウのような特徴に修正した。

後の作業を学生に任せて、この日は大学を出てきたのだった。
2009年03月17日
月末までに50体 2
昼間はアケボノゾウ、夜はデジタルイラストの二重生活。正直しんどい。

下書きの線描は、どんどん簡略化していっている。デジタル作業する領域が広がってきている。

完成。アトラスゾウガメ。デジタルでの作業はおよそ2時間ほどである。
現在、24体。残り26体だ。まだまだ気は抜けない。
アケボノゾウ復元画プロジェクト 17
月曜日。入試日だったため、学生は登校禁止。そのため一人で作業する事に。

昼間、事務に荷物が到着。授業用の人間の頭骨レプリカ。前回はヨーロッパ人だったが、今回はアジア人とアフリカ系アメリカ人。これで合計30個となり、授業では一人一個行き渡る事になる。資料、モチーフがどんどん充実してくる。

大学に備え付けの椅子があまりに酷いので、中古で購入。ハーマンミラー製。有名なアーロンチェアだと、かなり高い値段がついてしまうが、それ以外は人気がないせいか格安で手に入る。これもまともに買うと10万円ぐらいするらしいが、今回は1万円ちょっとで入手できた。快適。腰のサポートが絶妙である。腰痛持ちには嬉しい。

主役のゾウがかなり出来上がってきた。

足まで手を入れることが出来た。地面との関係をしっかり描く事が重要だ。

皮膚の質感、いい感じである。
次は頭部の完成度を増していこう。
アケボノゾウ復元画プロジェクト 16
日曜日。この日は監修者である小西省吾さんが勤務する、『みなくち子どもの森自然館』の友の会の皆さんが見学に来てくれた。小学生も含めて10名ほど。狭い空間だったせいか、緊張していたせいか、こどもたちがとても静かだったのが少し気になった。恥ずかしかったのかな。

映画チラシ風ポスターでお出迎え。左のチラシ、どっかで似たようなものを見た事があるとか言わないように。子供たちにはとても受けが良かった。イラストも含めて、研究生の手によるもの。

小西さん、持参したパネルを使って、丁寧に解説を加えていく。僕自身もアケボノゾウについて、非常に勉強になった。
一通りの説明が終わったところで、僕が絵についてのコメントを話していった。その後は、実際に制作するところを見てもらう事に。間近で制作風景を見る事など、そうそうないことだと思うので、それなりに楽しんでもらえたのではないだろうか。作業中も質問に答えたり、雑談しながら手を動かしていたら、えらく驚かれた。普段、テレビ見ながら作業するような人間にとっては、それほど不思議なことではないのだけどね。
この日は、友の会の皆さん以外にもお客さんがきていて、なんと『「水からの伝言」を信じないでください』が縁で知り合った田崎さんがなんと成安造形大学に。実は奥様から雑誌の取材を受ける事になっていたので、その場へ付き添われてきたのだった。

お昼は近くのパスタ屋で。日曜日ということもあって、駐車場がほぼ満車。ひっきりなしに車が出入りしていた。そんな様子を関が空くのを待つ間、外から勝手に実況中継。マナーの悪い車、良い車、気の強い人、弱い人、客観的に見ていると非常に面白い。

この日の作業はここまで。左側の頭部を大きく修正した。
制作もしていたが、久々にゆっくり話しが出来て、楽しいひとときだった。
2009年03月16日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 15
土曜日。日曜日に非公式な見学会があったため、制作と並行して研究生たちが作業場を綺麗に片付けてくれた。

本棚も整理。僕の関わった書籍も、綺麗に陳列してくれた。

部屋もすっきり。

この日の作業はここまで。主役のアケボノゾウはようやく全貌が見えてきた。
2009年03月13日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 14
あまりの忙しさにリアルタイムに更新できない。今回は水曜日の画像。

この日は胴体の皺と立体感の描写に集中した。

前から後ろへ徐々に描いていく。いきなりディテールから描いていくものだから、同僚の先生には「参考にならない」と言われてしまった。

画面の斜め上から、テクスチャーが分かるように撮影してみた。かなり凸凹。

左前肢もほぼ完成。でももう少し明るくする必要があるかな。
2009年03月11日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 13
ちょっと更新がおくれたが、火曜日。

肩から背中にかけて描き込んでいく。

まだまだ描かなくてはいけないところが残っている。

頭部ディテール。まだ描き込みが不足している。

しわと胴体のもつ立体感をどこまで表現できるかが勝負である。
火曜日の作業はここまで。
月末までに50体
今年の3月もばたばたである。ビッグイベント確定申告に加えて、アケボノゾウ復元画プロジェクト、月末までの締め切り仕事が立て込んでいる。確定申告は金曜日に済ませてしまう予定。
その締め切り仕事だが、内容についてはここで書くことは出来ないが、どんなものを描いているか少しだけ紹介しようと思う。
世間的には大したことではないが、初のデジタル制作、デジタル入稿作品である。

デイノテリウム。最初の線画は手描きして、スキャニングでデジタル化している。

それほど大きな画面では使われないので、あまり細かくは描き込んでいない。それよりもスピード勝負。
彩色だけなら、1時間ほどの作業である。ペンタブレットは違和感なく使えるようにはなったが、まだまだフォトショップの機能を使いこなせているとはいえない。
毎日、ゾウを描いているので、制作は比較的スムーズだった。
2009年03月10日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 12
週末は家に引きこもっていたので、2日ぶりの作業再開である。

薄く溶いた絵の具をドリッピング。ゾウの皮膚になれと念じながら。

作業場所もだんだん充実してきた。欲を言えばH型イーゼルが欲しい。

月曜日の作業はここまで。

ディテール。手前のゾウと奥のゾウで、もう少し描写に差をつけないと、空間が生きてこない。
火曜日は身体にも手を加えていこう。
2009年03月07日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 11
金曜日。本格的にアクリルによる制作を始める。

朝から監修者と打ち合せ。よりアケボノゾウに対する理解が深まる。

テクスチャーをつけた上から透明色をグレーズしていき、画面を横にしてドリッピングをしているところ。

エスキース、資料写真を参考にしながら、描き込んでいく。

この日の作業はここまで。

頭部を中心に描き込んだ。

ディテール。
来週から加速度的に描写のスピードを上げていきます。

授業もないので、iPodとBOSEで気兼ねなく大音量で音楽をかけながら制作している。
2009年03月06日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 10
木曜日。エスキースをもとに、キャンバスへ拡大して描き写していく。

まず、白いコンテで描いていく。升目があるとはいえおおざっぱなものなので、その都度計測しながら線を引く。2倍に拡大。面積は4倍になる。

学生たちとともに作業を進める。コンテの次はアクリルのローアンバーでアウトラインと陰影を描いていく。

全て描き写した後に、ヘビーゲルとファインパミスゲルでテクスチャーをつけていく。ゾウの皮膚の持つ凸凹やしわを表現するためだ。

木曜日の作業はここまで。
2009年03月05日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 9
水曜日もアケボノゾウ。午後から作業を始めようと思ったら、いつになく呼び止められる日。珍しい。来年度の受け入れ研究生の書類を提出したり、請求書を処理したりと、事務処理も滞りなく済ませる。
ようやく作業を始められたのは、2時過ぎだった。
今日は、たまたま大学に来ていた1年生が見学に来てくれて、3時間じっくりと僕の作業を見ていった。

夕方からは研究生が合流。背景の制作の続きをお願いする。

2頭のゾウはほぼ完成。もう少し、しわや汚れを表現したいところだが、これはあくまでもエスキースなので、それほど多くの時間は割けない。
3頭目は白抜きのシルエットのままになっている。時間があれば、少し描き込むかも。これで構図は決定出来たので、少しずつアクリルによる本制作に移行していこう。今日気がついたのだけど、久しぶりの絵の具だ。この数ヶ月、モノクロームの作品ばかり作っていたので、まったくといてよいほど、絵の具を触っていなかった。アメリカから取り寄せた絵の具も到着したので、一気に進めていってしまおう。楽しみである。
2009年03月04日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 8
昨日の作業状況をアップ。

火曜日。見学会の後、午後から大学に戻って作業を再開。

二頭目のゾウを描き始めた。変化を付けるために、鼻のポーズをラフスケッチから大きく変更した。頭部の特徴がより分かるように、ラフスケッチよりもこちらを向いたポーズにした。

頭部ディテール。

立ち入り禁止というわけではないが、トラテープで作業場所を確保している。
2009年03月03日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 7
先週からの続きの作業。いよいよ本格的に鉛筆でエスキースの制作である。

午後1時過ぎから8時まで、何回かの休憩を挟んでほぼ描きっぱなし。

途中から学生と一緒に描く。立てて描くことに慣れていないとはいえ、30分ぐらいで腕がだるくなるとは駄目過ぎ。鍛え直さなくては。


アケボノゾウは鼻をのぞいてほぼ出来上がってきた。トレースしてもらった時の筆圧が高すぎて、へこんだところが白く線で出てしまうのがおしい。最初にきちんと指示をだしておくべきだった。後肢が細すぎるかな。

だんだん作業場所として充実してきた。研究室と違って、広々とした空間での制作は気持ちがよい。
先週から数日にわたって、比較的学生の出入りの多い場所で仕事をしているのだけど、おどろくほど関心を示す学生が少ない。春休みなので、学生の絶対数が少ないのはし方がないが、僕が制作していても、挨拶をしない学生が圧倒的に多い。特にこれから就職活動の控えている新4年生がそれではまずいだろう。
見せることを前提に作業しているのだから、もっと気軽に声をかけてもらって構わないのだけどね。
2009年02月28日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 6
27日金曜日は、作業場所を整えつつエスキースの制作を開始。前日に引き続き学生にも手伝ってもらっている。

復元骨格写真を拡大コピーしたものを貼り合わせてもらっているところ。

コピーをトレースして、水張りしたアルシュに転写。この作業も学生にお願いした。

トレースした骨格をもとに、筋肉、皮膚を復元していく。

ディテール。使っている鉛筆は、ステッドラーのHBとB。

金曜日の作業はここまでで終わり。再開は月曜日から。週末は領収書の山と格闘です。
2009年02月27日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 5
昨日、今日と制作場所を整えて、本格的な制作をスタートした。

まだ木枠にキャンバスを張っていない状態。

木枠のサイズに対して大きめに切ったキャンバスを、上下左右にテンションをかけながら張っていく。使用したキャンバスはクレサンのユニバーサルキャンバス112。

カラージェッソのイエローオーカとジェッソを混ぜたもので、下地を塗っていく。

下地を作ったキャンバスを壁面にセット。26日木曜日の作業はここまで。
2009年02月18日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 3
琵琶湖博物館はこれまでも何度か足を運んでいて、最も好きな博物館の一つだ。
この博物館には自然科学系と人文学系が共存している。

自然科学の展示室にはいると、まず化石林のジオラマが向かえてくれる。まさにアケボノゾウが生きた時代の立ち枯れた樹幹の化石である。

アケボノゾウの切歯(牙)のレプリカ。この博物館では、展示標本が化石なのかレプリカなのかが明記してあって分かりやすい。

前肢と下あご。これもレプリカ。化石は多賀町立博物館に収蔵、展示されている。前肢の化石は手根骨から末節骨まで関節しており見事である。

アケボノゾウの実物大復元模型とジオラマ。植生もよくわかる展示になっている。メタセコイアの林立する林を再現している。

2階のロビーからみた空。このときには雪はすっかりあがっていた。

僕がこの博物館で一番気に入ってい展示の一つ、淡水魚水族館。これは外来種の水槽で、ミシシッピーアカミミガメが元気よく、せわしなく泳いでいた。

中でも、お気に入りは古代魚の水槽。ストロボを使わずに撮影すると、これぐらいが精一杯。

ちょうど餌やりの時間に遭遇して、チョウザメたちの食餌を観察することができた。以前から大好きなのがこのヘラチョウザメで、自然界ではプランクトンを食べている。水族館では配合飼料を細かく粉状にしたものを与えていて、口を大きくぱかっと開けて泳ぎながら食料を集めていく。以前はたくさんいたのだけど、今は1匹だけだ。飼育員に聞いたところ、デリケートで飼育が難しいらしい。

外にはメタセコイアの木が植えられていた。残念ながら冬なので落葉してしまっているが、樹形や枝振りを観察することが出来た。
アケボノゾウ復元画のためのかなり良い取材をすることができた。
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アカデミアプラトニカ
2009年02月17日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 2
昨日の夕方に関西事務所に到着。今朝は朝から雪景色。関東に比べるととても寒い。

朝から車で出かける予定だったので、ついに「見せてもらおうか、スタッドレスタイヤの性能とやらを」と意気込んだら、路面はどこもドライでサマータイヤでも全く問題のないコンディションだった。
最終的に組み上がった、納品直前のアケボノゾウの復元骨格を見せてもらった。

この写真は頭骨だけだが、とても自然な姿勢で美しく出来上がっていた。復元画の制作にもおおいに参考になる。背景に描き込む植生などについても、監修者と打ち合わせることが出来た。着々と準備は進んでいる。

午後からはさらに取材をするために、対岸にある琵琶湖博物館へ。この空の広さは滋賀ならではだろう。
博物館での取材のようすは次のエントリーで。
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アカデミアプラトニカ
2009年02月13日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 1
『アケボノゾウ復元画プロジェクト』を立ち上げたのは、昨年の夏前だったのだけど、あまり進めることができずにこの時期まで来てしまった。締め切りが目前で、切羽詰まって重い腰を上げたという方が正確かもしれない。アケボノゾウは約200万年前から150万年前に生息していた、肩の高さが約2mと現在のゾウよりも小型の種である。琵琶湖周辺から保存の良い化石が見つかっており、復元画を描いてみようということになっていたのである。

今日はほぼ組み立ての終わったレプリカを、標本業者のところへ見に行ってきて、各部の計測や資料撮影などを行ってきた。
多賀町立博物館に展示されている組み立て骨格から、さらに改良された姿勢になっており、最新の学説を反映した復元画を制作することを目指している。
春休みに入ってしまうが、学内で公開しながらの制作を計画しており、春には完成したものをお見せ出来るだろう。
現在、こういったレプリカや標本を製作する業者は苦しい立場に置かれている。博物館に予算がないため、常に仕事があるわけではない。新しい博物館の建設時には大きな発注があるが、出来てしまうととたんに出番がなくなってしまう。本来なら、展示の更新とメンテナンスが重要なのだが、日本の博物館ではあまりに軽視されている部分だ。
アメリカの博物館であれば、こういった標本やレプリカを作る専属のスタッフと部署を館内に確保しており、デザイナーやイラストレーターも雇われている。一方、日本の場合は全て外部の業者任せになってしまう。
僕もそのうちの一人ということになるのかもしれないが、なんともお寒い現状である。
せっかく高い技術を持っていても、次の世代に継承されることなく、その担い手はどんどん減っていっている。継続して仕事があるのであれば、うちの大学の卒業生などにも就職の道が開かれるのかもしれないが、今の状況ではとても勧められるものではない。産業として成立できないのであれば、大学などの研究機関で、そういった技術や知識を蓄積していくことも重要ではないだろうか。
「寒い時代だと思わんか?」と一言つぶやきたくもなるというものである。
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アカデミアプラトニカ
2008年12月31日
額装

繰り返しの掲載になるけど、スキャニングをしたので再度アップ。

ティタノサウルス形類ということで、左右の足幅は広めに復元している。

皮膚のディテール。
額装は年明け早々になんとかしてもらえることになった。納期を一日延ばしてもらって、直接会場に搬入することで解決した。いつもいつもぎりぎりの状況で対応してくださる額屋さんに、納期を延ばしてくれたクライアントに感謝である。
2008年12月28日
仕事納め
今日でなんとか仕事納め。でも継続して残っている仕事もあるので、「仕事納め」という気分ではない。
年明けすぐに納めなくてはいけない復元画には決着をつけた。教員は年末年始も研究室に入れると思っていたら、29日から3日まで完全閉鎖だということである。ちょっと勘違いをしていた。なので、急ピッチで今日までに仕上げる必要があったわけである。

こんな感じになった。紙はいつものアルシュではなく、グラシコファブリアーノ。51 x 72 cm。厚みもあってよい紙だが、表面の強さはアルシュに劣るようだ。

頭部ディテール。ほとんど見つかっていない状況で復元をするのは、あまり気が進まない。

胴体と四肢。昼間、徳川君からの電話で、結構重大な間違いに気づくことが出来た。感謝。今回復元したのはティタノサウルス形類、またはティタノサウルスなので、後肢の末節骨は4番目までなくてはいけない。前回のエントリーを見てもらうと3番目までしか描いていないことが分かると思う。危ない危ない。
現在の難問は額装をどうするか。
原画だけ送ってしまっても、先方で用意するという事なのだけど、決してベストな状態にならない事は確かなので、出来れば全て揃えて納品したい。しかし、この年末。どこまで対応してもらえるか。明日、額屋さんに電話して確認するしかない。
なにはともあれ、一段落。
2008年12月27日
久々に恐竜
恐竜の復元画を描くのは何ヶ月ぶりだろうか。それぐらい、最近は描いていなかったと思う。
もう直前だし、何を描いているか書いても大丈夫かな。
NHK神戸放送局主催のイベントのための復元画である。締め切りが1月5日。正月は休みたいので、年内に決着をつけてしまうつもり。

エスキース。一番、身体がつらかったときに描いたもの。

昨日の作業。エスキースをコピーして、カーボンで転写。サイズはB2。

セピアのカラーインクで陰影を描いてから、顔料でテクスチャーをつけた。

今日はその上からアクリルで制作。胴体から始めていった。

ディテールはこんな感じ。
明日には完成させる。
2008年10月01日
とある町の竜脚類
久しぶりの古生物ネタ。

紙にアクリル。36.4 x51.5cm。

頭部ディテール。

でっぷりした腹部。

大地を踏みしめる脚。
詳細については、いまのところ内緒ということで。
2008年09月09日
"2008 – PaleoArt Poster Exhibit – SVP Cleveland"

今日は朝の5時まで2008 – PaleoArt Poster Exhibit – SVP Clevelandに出品するためのデータを作り続けていた。デジタル上だといかようにもレイアウトを替えられるので、よほど明確なビジョンがないと短い時間で作成することができない。僕はもともとこういったデザインワークは苦手なので、なかなか決まらず時間がかかってしまった。
文章の英訳に関しては、友人の恐竜くんに全面的に協力してもらった。

真ん中に簡潔な説明文。

制作風景とプロフィールも掲載。
今年からSVPで正式に行われることになったセッションで、掲示できる枚数が限られている。なので、事前に画像を送った上での審査があり、すべてのポスターが展示できるわけではない。今日中に画像を申し込みのフォーマットとともにメールで送るので、今週末ぐらいには結果が分かるはず。
やるからには、ぜひとも展示したい。
ここからは余談なのだけど、恐竜の楽園で紹介されていた「小学館の図鑑NEO 恐竜カレンダー2009」のカバーの絵がなんだかおかしい。
カバーだから、こんなことになっているのか分からないが、カルノタウルスを襲うティラノサウルスに、空を舞うプテラノドン。遠景にはイグアノドンらしきものも見える。詳しい人ならすぐにわかると思うのだけど、どの恐竜の時代も生息地も重ならない。カルノタウルスとティラノサウルスは時代が同じとはいえ、生息地域が大きく離れている。また、とくにティラノサウルスの復元が正確とはいいがたい。絶滅した動物なので、何が正解か分からないといえ、骨格のプロポーションから逸脱していては、それはもはや復元ではなくイメージ画にすぎない。首と胴体もちゃんとつながっているように見えないし、後肢の指が短すぎるだろう。どういった意図で描かれたものかは分からないが、図鑑をもとにしたカレンダーとしては適当ではないのではないだろうか。
2008年07月25日
個展用小品の制作6
リクエストのニジェールサウルス。

友人のタイラーの復元をベースに描いてみた。
2008年07月24日
個展用小品の制作5
リクエストもなかったのに、ちょっと描いてみたくなったラジャサウルス。

夕暮れ時。
2008年07月23日
個展用小品の制作4
小品を昨晩中に2点制作。

リクエストのあった、水辺のランベオサウルス。

夕焼け空を背景に立つアロサウルス。どちらもセピアインクに透明水彩。
マジュンガトルスは資料を持ってくるのを忘れたので、時間があれば直前に関東本部で描きます。
2008年07月21日
個展用小品の制作3
ゴリさんリクエストの、老成したごっついティラノサウルス。

こんな感じでどうでしょう。
2008年07月18日
個展用小品の制作2
今日は合評の合間を見つけての制作。

ヴェロキラプトル雄。

ヴェロキラプトル雌。
2008年07月16日
個展用小品の制作
今年も個展用に小品を制作。サイズはハガキ大で100 x 150mm。アルシュにセピアインクと透明水彩。

トリケラトプス。

ティラノサウルスの頭部。
例年のようにリクエストを募ります。どしどしコメント欄でどうぞ。ただし、資料が少ないものやマイナーなものは勘弁を。
2008年06月28日
Tyrannosaurus skeleton 04
新聞屋のバイクのエンジン音が聞こえる時間。

午前2時頃の状況。淡々とペン入れを進める。

そして、これが現在。側面からの椎骨はすべて描き終えた。尾椎の先端の方は自信がない。上面からほぼまるまる残っているが、週末のうちに完成させる予定である。土曜日は関東本部へ戻ります。
2008年06月27日
Tyrannosaurus skeleton 03
授業に制作と、blogをアップする時間が全く取れなかった。
骨格図は着々と進んでいる。
脊柱の曲がりについてだが、僕としては今回はまっすぐで行くことにした。

これはメールで受け取った指示画像。非常に微妙な角度で、自然な表現だと思うのだけど、今回は図面としての美しさを優先しようと思う。
実は、ペン入れの前のラフスケッチからの転写を、学生に手伝ってもらった。

コピーの裏に鉛筆を塗り付けた即席カーボン紙を作り、赤い水性ボールペンでアウトラインをなぞっていく。

最低限の説明しかしなかったのだけど、非常に正確にトレースをしてくれた。ラフスケッチなので、線が整理されていない。にもかかわらず、とても良い仕事をしてくれた。これはうれしい誤算。
復元画を描けるようになりたいということなので、これからも積極的に手伝ってもらおうと思っている。
2008年06月26日
Tyrannosaurus skeleton 02
水曜日は朝から夕方までビッチリと授業があるため、ほとんど制作にまわす時間はとれない。放課後は他の作品を、そして関西事務所に戻ってからは、この骨格図の続きを進めた。

この画像は昨日の段階。胸郭の部分を中心に進めている。これに対するH君のコメントは次のようなものだった。
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肩甲骨の位置は、正直よく分かりません。たぶん(まだ)誰も結論を下せていないと思います。
現生主竜類でも肩帯の位置はまちまちで、飛行する鳥では肩甲骨が胸郭の上の方まできていますが、走鳥類ではけっこう下の方にあります。
筋でつながっているだけの肩帯が、関節状態で発見される化石にどの程度保存されているのかは分からないですし、肋骨に筋の付着痕も残っていないので、推測に頼らざるをえないのですが、僕は昨日送った絵のような感じじゃないかなあと思っていました。(けれども小田さんの意見を否定する理由もありません。)
Lambe (1917)が記載したゴルゴサウルスでも、やはり下の方にあります(添付した図を参照)。
一方で、オビラプトル類の抱卵化石や、エドモントサウルスのミイラ化石では胸郭の上の方に肩帯がついています。これらとティラノサウルス類の化石との違いが、本来の肩甲骨に位置の違いを本当に反映しているのかは正直あまり自信がありません。
肩甲骨のつく角度についても、ほとんど手がかりがありません。肩甲骨のカーブがどのように胸郭にはまるかを見れば分かりそうなものですが、化石の保存状態を考えるとそういう研究はできそうもないですね。
***
今日いただいたスケッチについてですが、肋骨はもう少し細いと思います。また、腹肋の形状は、Lambe (1917)の図を参照して下さい。昨日送った僕の絵がまずかったですね。すみません。
--

Lambe (1917)の図がこれ。
上記のコメントや資料をもとに修正したものが、次の画像である。

肩甲骨、前肢を描き加え、腹肋骨を修正。
さらにこの画像に対するコメント。
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肩甲骨の上端が p16の肋骨にかかっていますが、僕は p15までしかかからないのではないかと想像していました(すみません、あまり科学的根拠はありません)。
関節状態のティラノサウルス類の化石で p15よりも後ろに肩甲骨の上端がきているものは、見たことがありません。
また、上腕骨の関節する位置ですが、もし少し烏口骨側にあるはずです。
上腕骨は、烏口骨とも接するはずです。Brochu (2003)でご確認ください。
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他にも多くのコメントと資料を送ってもらっているのだけど、公開できないものもあるので、抜粋して紹介している。
これらの情報をあわせて、一応完成させたラフスケッチが、次のものである。


この画像はさっき送ったばかりなので、現在は返事待ちである。
と思っていたら、今しがたメールが(午前2時39分)。
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スケッチ最新版、拝見いたしました。
こうして形になってくるとわくわくしてきますね。
あとで、細かく見させていただこうと思っていますが、1つ気になる点がありますので、先に述べさせていただきます。
歩いている姿を上から見ると、体軸がまがるのではないかと思います。特に、尾は、大腿骨を引く筋がついていますので、この場合、尾の基部あたりは左側へ曲がるのではないでしょうか。
そのあたりも考慮して、後ほど再度メールいたします。
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どこまで反映できるか、そろそろタイムアップが近づいてきている、
2008年06月24日
Tyrannosaurus skeleton 01
久しぶりに、リアルタイムで制作プロセスを紹介。Tyrannosaurus rexの決定版骨格図である。毎回、決定版とか言っているのだけど、どこかしらおかしなところがあり、なかなかうまくいないのである。今回も100点満点というわけにはいかないだろうが、出来る限り満点を目指して制作していこうと思う。

骨格図の制作には、定規と計算機が欠かせない。コンパスも頻繁に使う。
監修と資料提供は、以前から交流のある古生物学者の卵であるH君にお願いしている。

これが最初のラフスケッチ。腰の部分を中心に、脊椎を並べて組み立てていった。椎骨はそれぞれ違った形をしており、その微妙な形態の違いを表現する必要がある。頸部、胴部では関節のつながり方にも差異があり、プロポーションの狂いもないようにしなければならない。常に定規と電卓でチェックし続ける、地味な作業の連続だ。コンピューターを使えば、もっと省力化できる部分だと思うので、デジタル化への移行は今後の課題である。

これが最初のラフに対する、H君の修正案。
非常に分かりやすく、イメージが明確になってくる。でも、どうにも分からない部分もあり、お互いどうしようかと迷っているところもある。次回のエントリーでは、その点についても触れていこうと思う。
2008年05月22日
今年も駄目でした。"Lanzendorf PaleoArt Prizes: 2-D Art Category"
年に一度の募集で、選ばれるのは部門別に世界でたった一人だけ。確率的にものすごく難しいのである。
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With the number the entries increasing by 50% over last year, the competition in the 2-D art category also heightened because of the range of high quality illustrations submitted. There were some truly outstanding entries, and judging (which involved consensus building) was truly challenging. Although you were not favored with the prize this year, we on the committee nonetheless wish to thank you for submitting your work, anh hope that you'll keep the Lanzendorf competition in mind in future years.
With all good wishes,
Farish
(Farish A. Jenkins, Jr., Chair, Lanzendorf PaleoArt Prize Comittee)
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2008年05月16日
子供向け絵本企画06
久しぶりに仕事の画像をアップ。相変わらず、いくつか並行して進んでいる。

少し前に描いたエスキース。サイズはA3で、ケント紙に鉛筆。絶滅種、現生種を含む海の生物たち。

制作プロセス。写真を撮り忘れていて最初の段階が抜けている。まず水張りしたアルシュ紙にエスキースをカーボン紙を使って転写。ローアンバーで各生物を陰影をつけて描写し、その後セルリアンブルーとコバルトブルーで全体を塗ったのが、右上の画面である。
ひとつひとつの生物を、奥から順番に描いていく。

完成画像。280 x 505mm。

グレースケール。パーフェクトなヴァルールと自画自賛。
海棲爬虫類は難しい。重力からある程度解放されて3次元の空間を自在に泳ぎ回る生物たち。
某所で某氏に「恐竜はそこそこ描けるが、海棲爬虫類はだめだめである」と言われたらしい。情報と理解が、いまだ不足している。海棲爬虫類の復元はこれからの課題。
2008年04月16日
Lanzendorf PaleoArt Prize
今年もLanzendorf PaleoArt Prizeにエントリーした。年に一回、一部門につき一人しか選ばれないため、非常に賞を取るのが難しいコンペのひとつである。おそらくそれほど参加者数は多くないと思うのだけど、1番とそれ以外という審査結果に残るのは多くの幸運が必要だろう。古生物の本場である北米もしくは欧米で活躍しているほうが、優位性は高いだろうなと漠然と思っている。これまでの受賞者を見ると、古生物学に対する社会貢献度も大きな要素のひとつのようだ。より公益性の高い施設や出版物で仕事をすることが重要である。
今回、僕は豊橋自然史博物館の1枚でエントリーしたのだけど、これほど大きな規模の制作は僕にとって前例がなく、賞にのこる用件はある程度満たしているかもしれない。とはいっても、選ばれるのはたった一人。取れなくて当然と割り切るぐらいの気持でないとエントリーできない。
昨年まではインターネットを使ってデジタル画像を送り、簡単なキャプションを書式に従って記入するというものだったのだけど、今年からプリントアウトしたシートを送るという方法にがらっと変わった。この方が作品のディテールは分かるだろうし、これまでの方法より手軽さがなくなったという点からも、より絞られたエントリー数になるのではと勝手な予想をしている。でも、例年何名がエントリーしたかが分からないので、確かめる術はないのだけど。
今日の昼間、全てのプリントペーパーとラベルの書式をそろえて、EMSで発送してきた。送料2400円なり。EMSは信頼性も高しスピードもあるので、海外に発送するときはほとんどの場合利用している。ネットを使って追跡できるシステムも素晴らしい。もし受賞できれば日本人初なのだけどなあ。取りたい。発送したので、後は無事に到着することを祈りつつ、結果は「神のみぞ知る」であります。
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2008年04月14日
終了!
昨年から続いていた仕事が、ようやく終了した。
規模も点数も過去最高ながら、かかった期間は半年足らず。途中他の仕事も並行して進めつつだったので、本当にきつかった。これから先も楽になるということはないのだけど、少しほっとしている。

これが納品リスト。一点完成するごとにマーカーで消していっている。大きいものから小さいものまで、のべ点数39点。そろそろオープンも近づいてきたので明かしますが、豊橋自然史博物館の中生代コーナー展示室のリニューアルにともなう復元画制作だったのである。古生代に続き、僕に全ての復元画を一任いただいたのである。とても嬉しく、ありがたい事です。博物館のサイト内にある「展示改装日誌」では、例の大画面の現場設営の様子が公開されている。人と比べるとその大きさがよくわかる。今月下旬の公開日には僕も見に行く予定なので、その頃には現場の写真も公開できると思います。
ほっとしているといっても、どんどん仕事は進めていかなくてはならない。

関西事務所。完全ではないけど、戦闘態勢整っています。ばっちこいですよ。
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2008年03月29日
一段落
節目の引っ越しを控えて、ようやく一段落。でも、まだまだ他の仕事も残っており、細々とした準備が山積している。

ここに並んでいる画面。ほぼ二週間で制作。このスピードは自己記録更新かな。
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2008年03月28日
サメ、さらに修正
前回からさらに修正の指示を受けて加筆。時間的に、もうこれ以上は無理である。
今回は修正の指示書とともに並べてみた。上から修正前、修正指示書、修正後である。

これでかなりよくなっているはず。

微妙な修正ではあるが、印象は大きく違う。
さて、本格的に滋賀への移動の準備にとりかからなくては。
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2008年03月26日
サメ、サメ、サメ。そして、修正、修正、修正。
ここ何日か、サメやエイなどの軟骨魚類を描き続けていた。一見単純なフォルムなので、少しでも鰭の位置やプロポーションが狂うとたちまちおかしくなってしまう。今回はサメを研究しているある学生に監修をお願いしているのだけど、その指摘は非常にわかりやすく、こまかな部分まで神経の行き届いたものである。また、彼は絵を描くのがとても上手く、付けてきてくれる手描きの図版は僕の理解の助けになっている。僕にとっては宝物のように価値ある物だ。

上が修正前、下が修正後。下に続く画像も、それぞれ同じ順序で並べてある。全体のプロポーションから修正を加えている。

鰭に変化をつけることで、動いているような表現に変更した。休んでいる姿勢なら、最初の絵でも問題ない。

胴体の太さ、背びれの位置、ディテールにいたるまで、ほぼ全体に修正している。
締め切りが容赦なく迫って来る。もう一踏ん張り。
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2008年03月18日
鱗を描く9
いまだ鱗の呪いから解放されることなく、ひたすら描く日々。

sivaさんからリクエストのあった、シーラカンスの全身像(画像は部分)。制作途中、引っ越しなどもあり描けない時間があったのだけど、実質1日半ほどで完成。いいペースである。

同じ画面に登場するオウムガイ。テーマは「生きている化石」。この触手にも呪いがかかっていそう。まだ大物が残っているが、そろそろカウントダウン。
確定申告は最終日の提出になってしまったが、ちょっとすっきり。これで制作に専念できます。
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2008年03月14日
鱗を描く8
まだまだ続く鱗シリーズ。先のしのぶんさんのコメントで「陰謀」ではなく「呪い」であることが判明しました。どちらにしても、僕にとってはありがたくないことです。

鱗にも様々な形態があって面白いのだけど、もう少し余裕をもって描きたかった。
これからシーラカンスを描くので、まだまだ鱗の呪いは続きます。
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2008年03月12日
鱗を描く7
今日も鱗を描く。今回は魚。

ざっくり雰囲気と立体感で見せようと思っていたのだけど、結局鱗を一枚ずつ描くはめに。これも何かの陰ぼ・・・(プツッ)
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2008年03月11日
鱗を描く6
葉っぱから解放されて、ふたたび鱗である。前回の「鱗」エントリーからおよそ1ヶ月の月日がたっているが、毎日着実に枚数を重ねている。ここが踏ん張りどころ。

白亜紀前期、ブラジルの小型のワニ。これから魚が続くので、あと何枚鱗を描かなくてはいけないのか!
それもこれもあれもそれも、きっと陰謀なのである。
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2008年03月05日
葉っぱを描く4
葉っぱを描くのがつらい。そろそろ動物を描きたいのだけど、スケジュールを地道にこなしていかなくては先が見えない。現在3日で1枚ペースである。

昨日の続き。完成。ナンヨウスギとイチョウが見える。今回のイチョウは葉っぱの枚数を減らして、それぞれの表情の違いを気をつけて描写した。
実際の画面はもう少し明るいです。
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2008年03月04日
葉っぱを描く3
相変わらず、葉っぱ描きが続いている。

今回はナンヨウスギ。現在でも生息している裸子植物だ。とにかく大変です。
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2008年02月29日
葉っぱを描く2
のは嫌いだ、と昨日は書いたのだけど、全ての葉っぱを憎んでいるわけではない。

こういう葉っぱを描くのは好き。長いストロークでタッチをいれて、光の方向を意識しながら空間を描いていく。気持ちいいです。
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2008年02月27日
葉っぱを描く
2008年02月26日
翼竜完成
午前中に翼竜完成。全貌はお見せできないのだけど、画面サイズは300x2300mm。ほんの一部ですが、画像を。

水しぶきを描き込んだら、ほとんど魚が見えなくなってしまった。それもまたよし。

眼に光をいれると、ぐっと引き締まる。

薄い皮膜を表現するため、血管を透かしてみた。
さあ、つぎは中生代の植物だ。これからキャンバス張ります。
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2008年02月24日
子供向け絵本企画05
昨日、今日とほんとうにすごい風だった。春一番とはいえ、交通機関にも多くの影響が出てしまった。
土曜日は夕方から都内へ出ようと思ったら、強風のため電車がストップしてしまっていて、駅まで行きながら断念してしまった。おかげで仕事が進んだのだけど、なんというか徒労感に苛まれたのは否定出来ない。
そこで、昨日完成して、今日取り立屋「タカ・マスカラス」に持っていかれたのが、これである。

サイカニア。キャンバスにアクリル。この角度がサイカニアの特徴をもっとも表現しやすいため、俯瞰の構図ばかり描いているかもしれない。サイカニアはもっとも好きな恐竜の一つだが、数多く描いている種のひとつである。

部分。

部分。
最近の届きもの。

巨大オリゼー。ポーちゃんは気になるらしい。ちょびは怖がって逃げていた。

そして学研大人の科学のテルミンmini。けっこう音が大きくて、猫達が興味津々でやってくる。気になる周波数の音なのだろうか。全然上手く鳴らせないのだけど、ただ音を出しているだけで楽しい楽器。でも、曲が弾けるようになったら、もっと楽しいだろうなあ。
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2008年02月21日
ひたすら描く
ひたすら描いています。
コメントへの返答、エントリーのアップが遅れ気味で申し訳ない。実は、ほんの少し前にエントリーが1000を超えました。明日は非常勤講師の日。高校で授業をするのも、後2回。

魚を捕らえた瞬間のアンハングエラ。幅が230cmある復元画のほんの一部。まだまだ途中。
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2008年02月19日
描く、描く、描く
週末はテルミンマイナスイオンライブに出掛けていただけではなく、フル回転で仕事をこなしていた。

それぞれのサイズは20x20cm。アルシュ紙にセピアインク、透明水彩。ほぼ2日で10点仕上げた。

これは部分、アルシュ紙にチャコールペンシル。これは昨日完成。

制作途中の惨状。大量のチャコールペンシルを消費しながらの制作。

久しぶりの猫写真。チョビ。

ポー。
2008年02月12日
鱗を描く-番外編『鱗がない』
番外編とか大層なタイトルがついているが、なんのことはなく「スッポン」を描き加えただけである。
スッポンはカメでありながら硬い甲羅を持っておらず、全身がやわらかい皮膚で覆われている。

白亜紀の北米に生息していた、甲長1mに達する巨大なスッポン。巨大とはいえ、現生種には甲長1mを超えるものもいるので、特別大きいというわけではない。どうしてスッポンを描いたかというと、恐竜が特別な時代ではなく、現代と繋がっているのだということを強調したかったからだ。恐竜が生きていたのはファンタジーの世界ではない。今と同じ地球(もちろん大陸の位置や気候、生態系は違うが)だ。

ということでワニも描いている。鳥も描き込もうと思っていたのだけど、資料不足で断念した。魚も描こうかどうしようか迷いつつ、完成ということで今日筆を置いた。
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2008年02月07日
鱗を描く5
昨年末から鱗を描き続けて、はや二ヶ月。ようやく(一応の)完成までこぎつけた。ここまで来ると描き込むのが楽しい。風景を描くときのセオリーで、背景から順に描いてきたので、登場する生物も遠方のものから描いている。遠方のものを詳細に描いてしまうと、手前に来るにしたがって、さらに描き込みと密度を上げなくてはいけない。そうやって、自分を追い込むというか、首を絞めるような、マゾヒスティックなプロセスをここまで経てきたのである。
まだ全貌を見せるわけにはいかないので、例のごとく加工した画像と、部分を紹介しようと思う。

こんな画面もかっこいい。構図が決まっているね、と自画自賛。

爬虫類らしいディテールのトリケラトプス。どうしてこういった復元になったかも、実は内緒なのだ。時期が来たらお話しします。
もっといろいろな生物を隠しアイテム的に描き込もうと思ったのだけど、画面が五月蝿くなりそうだったので、今回は見送ることに。もう少しディテールアップの描き込みをする予定。来週末納品です。
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2008年02月05日
鱗を描く4
久々の「鱗を描く」エントリー。やく一月ぶりではあるが、毎日ひたすらに鱗を描き続けてきた(ちょっと大げさ)。そして、ほぼ完成するところまでやってきた。

例のごとく、全貌を見せることはできない。なので、ディテールのチラリズムを。

エドモントサウルス。

トリケラトプス。
「いい目をしているな」度胸がいいかどうかは分かりませんが。

普段使っているパレット。紙パレットなので使い捨てなのだけど、極めて限定された色数で描いている。ほとんどが土性系の茶褐色で、パレットだけ見ているととても美しいとはいえないかもしれない。実際の画面のディテールも、顕微鏡レベルまで拡大すれば、そんなに美しいものではないだろうな。
絵を描いていて「ゾクッ」とする瞬間は、それまでのただの絵の具しかなかったものが、絵画空間の中でまったく別の存在に変化するときだ。タッチを描くリズムもそれほど大きく変化するわけでもないし、使用している筆も限られている。でも、それぞれの物質が「水」のように見えたり、「土」を感じさせたり,存在しないはずの「光」を演出したりする。紙や布の上に付着した、ただの絵の具の集積でしかないものが、まったく違ったものに変質する瞬間に立ち会えることに、僕は望外の喜びを感じるのである。いや、もうねえ、なんかたまらないのですよ。
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2008年02月04日
クロコダイルの進化をつなぐミッシングリンク
”ワニ、ワニ、水辺の兄弟”(by KUWATA BAND)。と歌われるように現代のワニは、全て水棲生活に適応している。1日、「クロコダイル進化の「失われた環」とみられる化石、ブラジルで発表」という報道があったのだけど、今朝のワイドショーでも取り上げられていた。比較的地味な古生物の発見を、ワイドショーで見ることになるとは思いもしなかった。復元模型の画像も流れて、しっかりとした紹介だったと思うのだけど、今回発見されたワニが陸棲であることに何もそんなに驚かなくても、という出演者達の反応だった。犬のような姿勢で歩く姿のその復元模型は、現生のワニからは遠い存在のように思うかもしれないが、三畳紀に現れたもっとも原始的なワニも、直立して歩く陸棲の動物だった。

これは僕が以前に描いたプロトスクスというワニの復元画。現生のワニも、素早く動くときは大きく胴体を持ち上げて、直立に近い姿勢でダッシュする。ジョンストンワニに至っては、ギャロップすることが知られている。
腹這いになって水辺で過ごすのが、ワニの一般的なスタイルなのは確かだが、折角面白い素材なのだから直立して歩くワニは、かつてはそれほど珍しいものではなかったというところまで踏み込んで欲しかったなあ、とテレビに無い物ねだりをしてしまうのである。
'Missing link' crocodile fossil found
FÓSSIL ENCONTRADO NO BRASIL É ELO PERDIDO DOS CROCODILOS
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2008年01月30日
修正、修正、また修正
なかなかblogの更新ができないほどに、厳しくなってきている。
僕の作業工程は非常に修正が多い。ほぼ完成と思えるような状態の場所でも、気に入らないと躊躇なく修正を加えていく。そのためおのずと手数が多くなり、時間がかかってしまうのである。
経営的判断をするなら、絶対にやめておくべき時でも、ついつい手を入れてしまうのだ。脳内での葛藤は大きい。現場サイドと経営サイドが、頭の中でせめぎあっているようだ。
「今、ここで修正加えたら、絶対に間に合いませんよ!」
「いや、出来る。出来ると言ったら出来る。」
「これ以上、修正を加えると、赤字が膨らむ一方ですよ。」
「いや、ここまで来たら関係ない。いけるところまで突き進め!」
「もう、どうなっても知りませんよ!ぶつぶつぶつ・・・・」
どちらかというと経営に無頓着なワンマン社長が吠えている感じかな。現場サイドである肉体は、もうぼろぼろ。

完成は見えている。もう少し。修正の誘惑は悪魔の囁きか、神のお告げか。
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2008年01月09日
鱗を描く3
壁画原画の制作=鱗を描く、ということになってきている。年末、正月、現在に至るまで、ひたすら鱗を描き続けてきた。

鱗とリンクして模様も描いていく。色は地味だが模様は派手目。モデルはパンサーカメレオン。
僕の絵を描くプロセスとして、ディテールから詰めていくことが多い。エスキースを何度も繰り返すことで、絵の全体の構造、構図は明確になっているので出来るのだけど、かなり初期の段階で一部のディテールを完成に近い状態まで持っていってしまう。こうしておくと、その後のプロセスで手を抜けなくなり、より完成度の高い描写が要求されることになる。僕が画面をコントロールするというよりは、画面が僕をコントロールするといったほうが良いかもしれない。というわけで前回のエントリーのように「描くことに嵌る」わけである。
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2008年01月08日
描くことに嵌る
絵を描くことに嵌っている。今更何を!と言われそうだが、あまり良い傾向ではない。絵描きが絵を描くことに嵌るのは自然なことと思われるかもしれないが、あまりにそれ以外のことがおろそかになってしまっている。
とくに嵌っているのが、大画面の壁画原画の制作だ。寝ても覚めても、頭にその画像がこびりついている。まだ描けていないところ、修正したいところ、ずっと気になってしかたがない。現在、並行して進めている案件やイラストがいくつもあるのだけど、この大画面以外の制作にほとんど手をつけることがいられないでいる。これはまずい。早々に大画面を完成させてしまうことが一番の解決策なのだけど、3mを超える大作である。今日明日にも完成!というわけにはいかない。
つくづく思うのだけど、絵を描くには時間がかかる。一度絵の具をパレットに出すと、乾くまでに使い切ってしまいたいので、長時間画面に向かうことになる。トイレに行くのも面倒になることもしばしば。

焦ると余計駄目になるので、こつこつと進めていくしかない。短期間で出来る作品を仕上げることで、リズムを作っていこう。この奥歯に物がはさまった感覚から、早く脱したい。
まったく話が変わるのだけど、mixiで骨王さんが紹介していたEXILIM PRO EX-F1が凄い。何が凄いかというと、ハイスピード撮影が可能なことだ。リンク先のサンプル動画が楽しい。この世界を民生機で手軽に捉えることができるとは。
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2007年12月29日
鱗を描く2
年賀状を作ったり、忘年会に参加している間に、更新が遅れてしまった。
毎日、鱗を描き続けている。

以前から繰り返し書いているが、地面と接地する部分のディテールは重要である。ここがきちんと表現できていないと、その生物の重量や重心、バランスといったものを感じることができない。
でも、まだ描き込みが足りない。
昨日、年賀状を無事出すことが出来た、例年に比べると異常に早い。いつもなら大晦日に作っているところだ。おそらく元旦に届くと思います。
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2007年12月26日
鱗を描く1
鱗を描くのは、手間と時間がかかる。筆というやわらかい素材で、硬い鱗を描くのは、質的にマッチしているとは言いがたい。羽毛やほ乳類の毛を描くのに筆は適しているのだけど、鱗を描くのはその何倍も手順が必要になる。機械的に点描で描くだけでは、鱗の持つ立体感や、その生物の形態に沿った光の当たり方を表現することはできない。

ハドロサウルス類の頭部の鱗の表現。可動部分とそうでない部分で、鱗の大きさを変えている。

「今週のビックリドッキリメカ発進!」ではなく、遠景の群れ。

出来上がった年賀状。今年は印刷にしようかなと思っていたのだけど、ぐずぐずしている間に時期が迫って来てしまい、例年通りプリントゴッコで制作。プリントゴッコ用の消耗品も、かなり値上がりして来ている。インクジェットプリンターの普及で、プリントゴッコの市場も先細りなのだろうけど、手軽に出来るシルクスクリーン版画として生きのこっていって欲しい。うまく使えば、かなり繊細な表現も可能です。
これから宛名ラベルを作らなければ。実はこれが一番面倒くさい。
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これか
2007年12月25日
何度も修正
忘年会シーズン。年々ありがたいことに、呼んでいただける場が増えている。全てに参加できるわけではないが、自然と酒量が上がってしまう。
全体は披露できないけど「ちら見せ」大画面の制作は日々進んでいる。これだけ大きな画面になると、かなり詳細なエスキースを作って始めるのだけど、それでも修正点は出て来る。僕の場合、完成にいたるまで積極的に修正を加えることが多いので、構図自体も少しずつ動いていく。

足下に広げられた資料と、絵の具とパレットをのせたワゴン。使っている色数は、ごく限られたものばかり。

修正を重ねるので、どんどん線が増えていく。イラストレーションの場合、エスキースをトレースしてから構図を動かさないことが多いと思うのだけど、もともと絵画出身の僕はわりと平気で描き直してしまう。ポーズも随分変化してきた。でも、そろそろ基本的な構造は決定しなくては。
「大福&豆福帰って来ました。」
里親探しはなかなか難しいです。「縁」のものなのですよね。
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2007年12月23日
植物を描く1
全貌を公開できないというのは、こちら側もストレスなのだけど、来春まで我慢のほどを。
でも、大きい画面を描くのは気持ちがよい。画面が大きく、登場する要素も多いのだけど、構図は極めてシンプルである。ここ数日は、背景の植物を描くことに時間を一番使っていた。

遠景は針葉樹がメイン。近景には低木や種子植物を描く予定である。
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2007年12月20日
地方で打ち合わせ
水曜日は朝から打ち合わせ。朝からだというのに、場所は地方。西の方です。3時30分に寝て、朝5時起き。6時11分に最寄り駅を出発して、現地に着いたのが9時30分すぎ。新幹線の中で寝てしまい乗り過ごすのが怖かったので、携帯のアラームもセット。天気も良く気持ちのよい日で、無事、時間通りに到着出来てよかった。

メタセコイアの木。冬なのでかなり落葉している。中生代の植物を描くときの参考に写真を撮ってきた。
例によって打ちあわせの内容は書けない。なんとも情けないエントリーである。ここのところ書けないネタばかりで、申し訳ない。
とにかく仕事で絵を描き続けています。延々と。
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2007年12月15日
雲を描く2
相変わらず、全貌を公開するわけにはいかないのだけど、雲を描いた。空と雲の部分はおおよそ完成。

次に描くのは背景の植物。その後、遠くにいる生物から、近くにいる生物へと描いていく。積乱雲であるが、モンゴルに行った時に撮影して来た雲の写真を参考にしている。遮る物のない大地では、雨が降っている様子も遠くから見ることができた。
まったくの余談なのだけど、kikulogのエントリー「フィクションと科学的正確さ」で、「先日、仕事をしながら「機動戦士ガンダム”めぐりあい宇宙編”」を見ていたのですが、浴槽に湯をはって入浴するというのは、無重力の状況で実現するのは凄い技術だなあ、とつまんないところでひっかかってしまいました。」というコメントを書いたら、「 ホワイトベースにはいちおう遠心力を使った人工重力ブロックと称する区画があります。」「ホワイトベースはディスカバリーと同じくドラム型の擬似重力を発生する居住区を持ってます。」ということを教えてもらった次第。
つくづく僕はオタクではないなあ。

2007年12月12日
雲を描く
今日は一日、延々と雲を描いていた。雲だけといっても画面が大きいため時間がかかる。エアブラシは使わずに、筆とアクリル絵の具で描いている。

この画像の部分だけでも、幅70cmほど。あともう少しということころで、描き上げることができなかった。背景が出来上がってから、手前の生物を描いていく。
明日は芸大で集中講義の日のなので、それほど制作に時間を使うことができない。
2007年12月11日
STUDIO PORCUPINEよりのレポート
某社企画によりcorvoさん宅に伺いました。
corvoさんが絵を描いている姿の撮影という主な目的もあったのですが(著者近影ってやつですね)、今corvoさんが手がけている100×333cmのキャンバスを見ることができるというのも楽しみのひとつでもありました。
地下にあるcorvoさんのアトリエは通常、資料とか骨とか制作途中の絵とか、たくさんの没下絵とか、第三者から見たときには雑然と、しかし、どこか整理されているといった状態でいろいろなものがあちこちに置かれています。
アトリエの一番奥のスペースにはイーゼルが置かれ、そこには描きかけの絵がかけられていて、横に置かれたテーブルの上に資料やら骨やら、corvoさんが教えている近所の子の絵などがごさっと置かれています。たまにcorvoさんはこのスペースの奥の壁を利用して壁キャッチボールなんかをしています。
そして、そこは天窓から自然光が入る、アトリエの中でもやさしげなスペースでもあるのです。
しかし今日、入り口からまっすぐに階段を下りて、目に入ったその場所は、いつものものが置かれている印象とは違っていて、広い空間が作られていました。そして壁には美術館などでしか目にすることはできないであろう大きなキャンバスがかけられ、それがやわらかい光に浮かび上がっているさまは、いつもとは違うものを目にした違和感とともに大仕事の道具が持つ不思議な迫力をもって見るものに何かを感じさせるものがありました。

撮影は、彼が描いている様子を、こちらが勝手に撮っていくというスタイルで行いますが、実際にはそれだと絵にならないこともあるので、時折ポーズなど注文をつけながら進めていきます。描画中の画家を撮るのは初めての経験なのですが、corvoさんはこちらの注文や、質問に丁寧に答えながらも集中力を切らさずに描き上げていきました。
最初はキャンバス全体に下絵を写してある状態でのスタートでしたが、話をしながらも、するすると筆を走らせ、線と粗い塗りで立体感を持ってキャンバスに古生物の姿を浮かび上がっていくさまは見ていておもしろく、例えて言うなら「水森亜土が歌いながら透明アクリルボードに両手で絵を描いているような疾走感」がありました。

時折資料を取り、たまに遠くから全体を見て検討しながら描いていたのですが、恐らくは完成までの設計図が頭の中に出来上がっているのでしょう。大きなキャンバスの間近で描いていると全体像は見えにくいはずなのに、一見、無造作に見える筆遣いから、バランスよく絵が作られていきます。
撮影が一段落するころには、キャンバスには下絵の線画の部分がほとんど描かれていました。

Cap:資料のパラサウロロフス骨格と話す技術を持つ画家

Cap:遠い位置から検討する画家
全国の恐竜ファンのちびっこたちが見たら、すげーすげーの大合唱だったことでしょう。
ぼくのような大きなお友達も楽しみました。
クライアントとの関係上、まだ公表するわけにはいかないということですが、かなりの大作です。
今から完成が楽しみです。そして、この絵が真の姿を現すのは、完成のさらにその先……
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レポートありがとうございました。写真で見ると、そんなに画面も大きく感じませんね。描き込んでいくと大変なのですが、今のところそれほど大きさに対する戸惑いはないです。最終的に拡大される恐怖に、どれぐらい打ち勝つことができるかです。

2007年12月10日
Smilodon06
スミロドンに新たな指摘が入り、急遽修正。僕も気になっていたところなどで、直してみてすっきりした。でも、レプリカの頭骨を入手すべきだったかも。そうそう買えるわけではないですが。

奥歯の位置を修正。指摘のメールと画像を送ってもらったのが9時18分。今日の11時に担当者が取りに来ることになっていたので、大急ぎで修正を加えた。少し待ってもらって、無事納品。こういうスリリングな展開は好きです。

修正箇所のアップ。これで少し不自然さは解消されただろうか。もう納品してしまったので、これで終了。
ご指摘いただいた皆様、ありがとうございました。
2007年12月09日
Smilodon05
昨日の夜は恒例の恐竜倶楽部忘年会。その席でRC GEARの横山君から、「あのスミロドン、ちょっときになるとこあるんだけど」おいう指摘を受けて、そのポイントを教えてもらった。画像資料まで提供してもらったものだから、帰宅後と今朝に早速修正。感謝です。

これではどこが修正されたか分かりにくいと思うので。

修正ポイントの比較。上あごの巨大な犬歯が収まるために、下あごのその部分をもっと狭く描き直したのである。

さらに拡大したもの。これで大丈夫かな、横山君。
こういった指摘をしてくれるのは、とてもありがたい。ネット上で公開しているメリットのひとつだろう。

大福と豆福は里親さんが決定したということです。とびきり可愛かったですしね。すあまとよもぎもお見合いが決まっているようです。
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2007年12月07日
Smilodon04
ほぼ2日でスミロドンを完成。このペースで走り続けなくては、終わりが見えそうにない。

これは、昨日までの制作プロセス。毎度ワンパターンである。

完成した画像。実際のものよりも、明るくなってしまっている。もう少し落ち着いた色である。

顔のディテール。スミロドンを描いたのは、今回がほぼ初めて。

5ヶ月になるあんちゃんが決まりそうだったのだけど、猫白血病ウイルス陽性ということで、キャンセルになってしまいました。単独で飼うなら問題ないですが、先住猫がいる場合は難しいです。
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2007年12月04日
Smilodon03
スミロドンのエスキースが完成。
3番目のラフスケッチをもとにすることになり、監修の先生から届いたコメントは以下の通り。
「とくに大きな修正は必要ありませんが、牙をむき出すと鼻面にしわがより、目が半分閉じたような状態になりますから、やや目のあたりに気をつけて描いてもらって ください(資料添付)。口はもっと開けてもOKですよ。」
これらの指摘を元に描いたのがこれ。

アルシュ紙に鉛筆。印刷される原寸で描いている。
このエスキースをトレースして着彩していく。年末進行で完成させねば。

イエネコの頭骨も参考にする。歯の形状を観察するのに、とても役立つ。
昨日は打ち合わせラッシュ。正午に上野、午後2時に早稲田、そして午後4時30分に勝どきというスケジュールだった。
それぞれに有意義な打ち合わせで、かなりイメージが固まってきた。
今日はがっかりなことがひとつ。頼んでいたキャンバス用の木枠が届かなかったのである。11月20日頃にメールで発注していたのに、メーカーの担当者が忘れてしまっていたのが、そもそもの始まり。先月末に慌てて発注してもらい、今日の午前着という約束だった。なのに、再び先方のミスで日付を間違えて明日になってしまった。失われた時間は戻ってこない。木枠の大きさは100x333cm。久々の大作で楽しみにしていたのに、まったく腹が立つ。
絵の具の発注もしなくては。いくつもの仕事が並行して進んでおり、僕自身もちょっと混乱気味である。

2007年12月02日
Smilodon02
昨日、新たにスミロドンのラフスケッチを制作。今回の制約をクリアするのは、かなり難しい。
まだ、スミロドンをいう大型のネコ科の動物を捉えられていない気がする。

タイトルで隠れる部分は、帯で隠れる部分よりも広い。

まだオファーはないようです。しばらく毎日リンク貼っていきます。
2007年11月30日
Smilodon01
猫つながりで「スミロドン」である、というのは嘘なのだけど、ある本の表紙のために制作中。
ラフスケッチの段階なのだが、タイトルと帯がはいる部分が全体の半分以上を占めており制約が大きい。自由に構図を決めることは、ほぼ出来ない状況である。
サーベールタイガーの仲間であるスミロドンの強大な犬歯を、画面上でカットすることなく収めなくてはいけない。

少しおとなしめのスケッチ。口も開けていない。

正面を向いて、少し口を開けたポーズ。身体のシルエットに犬歯が重なってしまうという理由で却下。

これは今日描いたもの。もう少し小さく描いたほうがいいかな。まだしっくりこない。

今日もバナーを。早く決まると良いです。
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2007年11月15日
構図が決まった!
と言っても、何日か前の出来事。なかなか更新する時間すらとれない。

非常に横長の画面のため、構図の構成に苦しんでいたのである。全貌をお見せするわけにはいかないのだけど、構図の決定にはリチャード・セラの彫刻作品がヒントになった。構図全体を見せることができないので、説明のしようもないのだけど、自分也に納得のいく結果になったことは確かである。解説については、完成したときのお楽しみに!(それまで覚えているかどうか)。
今日は出来上がったラフスケッチをもとに、詳細なエスキースを作っていた。ほんの一部だけチラリズムで。

大きな画面の制作になるので、出来る限りエスキースの時点で完成度をあげておきたいのである。でも、結局本番でも多く修正することになるのだけど。アルシュ紙全体にアクリルのローシェンナを塗り、チャコールペンシルで描き込んでいる。
今日、夕方のニュース番組で懐かしい曲が。発売が2007年10月24日なのだけど、今まで発売されていなかったのかなあ。公開されてから20年。高校生のときでした。
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2007年11月12日
第128回化石研究会例会
昨日、ここでも紹介した化石研究会例会に参加して来た。会場は早稲田大学で、今回の世話人は平山廉さん。例会へは非会員でも無料で参加できる。僕もまだ会員にはなっていない。
古生物学会やSVPの発表だと、15分から20分ほどの講演時間しかないので、少し消化不良かなと思うことが多いのだけど、この例会では1人たっぷり1時間。それぞれの講演者からじっくり話を聞くことができた。

1:三枝春生(兵庫県立人と自然の博物館)
「兵庫県丹波市の篠山層群から脊椎動物化石の発見」
今年、一躍有名になった「丹波竜」の話。一次発掘調査も無事終わり、クリーニングも進んでいるようだ。残念ながら、ここで詳しく述べることはできないが、素晴らしい保存状態であることは間違いない。現在、発見されているのは、関節した尾椎、血道弓、脳函の破片、獣脚類および鳥脚類の脱落歯。クリーニングが進むと、新しい発見がある可能性も高い。これからも継続的に発掘は行われる計画になっており、全身骨格の発見にも希望が持てる。
2:平山 廉(早稲田大学)
「巨大恐竜・竜脚類の古生態を類推する」
平山さんの著書「最新恐竜学」で述べられていた竜脚類についての考察を、もう少し踏み込んでの講演。「最新恐竜学」が出版された同時期から、竜脚類の首の姿勢についての論文がいくつか発表されているが、平山さんのアイデアを裏付ける結果が多く見られる。でも、まだ十分とは言えず、平山さん本人による新しい論文の発表が待たれる。
竜脚類ほどユニークな存在はいないだろう。首と尻尾が長大で大きな胴体を持ちながら、四肢は地面に対してまっすぐに立っている。現生のほ乳類であるゾウの場合は、前後の重量配分は少し上半身よりであるが、竜脚類はかなりの重量を後肢で支えている。もともと二足歩行の恐竜から進化していると考えられるからであるが、あれほど長い首を持ちながら、後肢よりに重心があることは、にわかには信じがたい。しかし、前肢に比べて後肢が太く、足裏の面積も大きいことや、残された足跡の深さから推測することができる。
見れば見るほど、奇妙な動物だ。僕にとっても、もっとも興味深い古生物のひとつである。
3:鈴木 茂(林原自然科学博物館)
「林原自然科学博物館 モンゴル共同調査の15年とその成果」
モンゴル発掘の歴史から始まり、1993年から毎年継続的に行われている、林原自然科学博物館とモンゴル科学アカデミー古生物研究センターとの古生物学共同調査のレポート。
2006年まで有明のパナソニックセンター内「ダイノソアファクトリー」で、その成果の一部を見ることが出来たのだけど、残念ながら今は閉鎖されてしまっている。岡山県内に新設される博物館の公開が待たれるが、もう少し開館は遅れるようである。私企業が母体となっている、自然史系博物館は日本初ではないだろうか。博物館のアートディレクションについて質問をしたのだけど、欧米のような体制をとることは、私立であっても難しいようだ。本来なら国立科学博物館が先頭に立って具現化するべきだと思うのだけど、結局展示会社におんぶに抱っこのような状況で、博物館の展示は作られていってしまっている。
4:小林快次(北海道大学)
「『ダチョウ型恐竜』オルニトミムス類の進化と生態復元」
オルニトミムス類はそれほど馴染みのない恐竜からもしれないが、歯のない獣脚類である。歯のないことから、植物食または雑食と考えられていたが、小林さんの研究では、植物食であったと考えてよいのではということだ。様々な手法を使い、オルニトミムス類の復元を目指していることがよく分かる、非常に面白い講演だった。現在行われている恐竜研究の実際の方法も、少しではあるが知ることができた。
これだけの講演を、無料で聞くことができる機会はそうそうないだろう。会場には80名という大勢の方が詰めかけていたが、まだ座席にも余裕があり、もっと多くの方に聞いてもらうことができれば良かったのにと思う。
懇親会ではお酒を飲みながら先生方と話すこともできるし、古生物に関わりたいと考えている人間にとっては、またとないチャンスだろう。今後もこういった催しがあれば、どんどんお知らせしていきます。
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2007年11月03日
見ることが出来ない世界を描くということ
今日、まるまる一日苦しんだが、結局良い結果に到達することはできなかった。
現代の日本とはまったく違った、見たこともない景色。絶滅してしまった動物。それらの全てを頭の中で構築して、あたかも現前にあるかのように描かなくてはならない。
上空からの俯瞰図を描き、各動物の位置を確認したあとで、人間の目線から見た情景を描こうともがいている。
横幅の広いパノラマのため、実際の視角ではとらえきれない広さがある。カメラの広角レンズで見たように描くか、引いた場所から撮った画角でパノラマのように切り抜くか、どちらかで動物の大きさ、遠近感が全然違ってくる。悩ましい。

自分の未熟さを痛感するのである。
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2007年11月02日
構図が決まらない
なかなか構図が決まらない。仕事の内容上、全てを公開することは出来ないのだけど、ここ数日画面の構成と構図にずっと悩んでいる。何枚ラフスケッチを描き散らしたことか。いまだ納得のいく回答は得られておらず、非常に苦しい。

できれば週末には、エスキースまで完成させてしまいたい。

skullのスケッチもしたいのだけど、なかなか時間が確保出来ない。
じっと見つめられながら仕事しています。
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2007年10月16日
Velociraptor skeleton 04
ようやくヴェロキラプトルの骨格図エスキースが完成。

1/3サイズで描いているので、全長約60cmである。

頭骨ディテール。

前肢ディテール。右の尺骨に、次列風切羽根をつけてみた。

今日、DINOSAURIAをチェックするまで、胴椎を13個と勘違いしていた。ヴェロキラプトルは12個である。初歩的なミス。どおりで、これまで描いていた物が若干胴長に見えていたわけである。

第二指を上に上げない状態で復元してみた。筋肉の構造から言って、第二指だけを独立して動かせるとは思えないのだけど、どうなのだろうか。
現在、この骨格図をもとに、急ピッチで絵本のエスキースを制作している。
17日から22日まで、テキサスで開催されるSVPの学会に行ってきます。出発までに済ませておきたいことが山積みで、かなり大変なことになっている。アメリカにいる間に会期が終了してしまう、友人の個展などにも顔を出さなくてはいけないし。いつも通りばたばたしながら、「ちょっとアメリカまで行ってきます」という感じになりそうだ。
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2007年10月14日
Velociraptor skeleton 03
骨格図がなかなか決まらない。ここ数日、何枚描き直しているだろうか。かなりの時間とエネルギーを投入している。どれだけ描いてもしっくりこない。

鳥の骨格図を改めて見ていたのだけど、脊椎は思っていたほどに立ち上がっていない。ほぼ水平の骨格の写真が多い。このあたりの錯誤も、原因かもしれない。

そこで水平にして描いてみたところ、かなり納得のいく感じになってきた。まだ感覚的なものだが、うまく行きそうな予感がある。

邪魔しないでください。
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2007年10月13日
隕石とティラノサウルス03
「隕石とティラノサウルス」完成。もう少し早くに出来上がっていたのだけど、アップが遅くなってしまった。咳が止まらず、背中の筋肉まで痛くなってきた。キーボードの前にいるものつらいので、レスポンスも悪く申し訳ないです。
絵を描いていても、咳が一番厄介である。呼吸の乱れは、線とタッチの乱れにつながるので、どうしても能率が落ちてしまう。

最初は空も青空で描いていたのだけど、黄昏時に変更した。
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2007年10月11日
Velociraptor skeleton 02
ヴェロキラプトル骨格図の続き。

大腿骨も水平に近く、鳥らしい姿勢になっている。足の指が短すぎたので、撮影直後に修正した。この画像は修正前のものである。絵本に掲載する骨格図は、斜め前の角度から見たものにする予定である。そのエスキースも、そろそろ始めなければ。
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2007年10月10日
Velociraptor skeleton 01
ヴェロキラプトルの骨格図を制作中。

1/3サイズで描いている。全長60cm。

鳥を意識した姿勢に復元。脊椎を水平よりも立ち上がった角度にしてみた。大腿骨も、地面に対して水平に近い角度にする予定。最近になって、さらに鳥に近い特徴も見つかり、ますます鳥らしい復元が主流になっていくのだろう。
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2007年10月09日
隕石とティラノサウルス02
ちょっと間が開いてしまった。隕石とティラノサウルスの続き。

背景から描き進めていっている。まだ完成していない。明日にはフィニッシュしてしまいたいところ。
普段、明るい暖色を画面一杯に使う事が少ないので、新鮮な気分で制作している。
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2007年10月04日
隕石とティラノサウルス01
たまには恐竜の絵もアップ。臨時で入って来た、一枚描き下ろしの仕事。

巨大隕石の落下と、その瞬間をイメージしたもの。終末的シーンでありながら、ある種熱気のようなものを感じさせられれば成功かな。
熱気といえば・・・。あんまり徳川君がプッシュ、プッシュするものだから、youtubeで最終回(1、2、3)を見てしまった。こうなると、全部見たくなる。DVD借りにいく時間もないなあと思っていたら、なんと今日から再放送が。早速、録画セット。これから半年が”熱い!”。これから冬で良かった。
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2007年09月06日
朝日新聞「ののちゃんのDO科学」
少し前に取材を受けたのですが、ようやく記事になったようです。
『朝日新聞「ののちゃんのDO科学」』。恐竜の色についてのコメントを求められて、いつもの通り「分からない」と答えるしかなかったのだけど、藤原先生(このコーナーの登場人物)の「その質問(しつもん)だけはしてほしくなかったわ。」という一言に、僕の意思が集約されている。
色に興味を持つのは分かるのだけど、どんなに追究しても見果てぬ夢であることは間違いないだろう。それよりも、骨の構造や、そこから推測される生態などに興味を持ってほしい、という話もしたのだけどそこはカットされていました。
ちょこっと読んでもらえると嬉しいです。
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2007年09月04日
ステップアップジグソーパズル『恐竜の時代』
まだ発売前ですが、新商品のお知らせ。このblogでも制作過程を公開していた、「白亜紀後期の情景」、「ジュラ紀後期の情景」、「白亜紀後期の情景 in マダガスカル」がジグソーパズルになりました。
くもん出版から発売されます。商品の出荷は10月頃とのことです。

パッケージ。3種類でワンセット。

それぞれ別の箱に入っています。

子どもが何度も繰り返し遊べるように、かなり頑丈な造りになっています。鑑賞用というよりも、何度も遊ぶためのジグソーパズルですね。
発売日が確定したら、またお知らせします。
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2007年08月22日
明日(22日)は出張
明日は朝から豊橋まで出張。家を5時には出なくてはいけない。
でも、まだ仕事がのこっているので、寝られません。簡単なプレゼン用のスケッチを制作しています。
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2007年08月02日
白亜紀後期の情景 in マダガスカル02
「情景」シリーズ3点目も無事に納品。まさに奇跡的に間に合ったと言っても過言ではないだろう。

これは30日あたりの途中経過。

そして、これが完成したもの。エスキースよりも、水しぶきが派手です。体色は地味目。

マジュンガサウルス頭部のディテール。

腹を押さえつける右後肢。

もがく足。
解説文も2本を30分ほどで書き上げて、朝のうちにメールで発送。11時過ぎには、大切な用事のためにでかけた。そのときの様子は、後日ここで紹介します。面白かったです。
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ジュラ紀後期の情景03
ちょっと遡ってのアップ。29日には出来ていたのだけど、スキャンした画像がなかったので、あらためて掲載してみる。

前回掲載したものはデジカメで撮影したものだったので、少し違った感じにみえると思う。

アロサウルス頭部のディテール。

もう一頭のディテール。

ステゴサウルス頭部のディテール。
8月1日午前10時。約束通り納品することができた。
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2007年07月29日
白亜紀後期の情景 in マダガスカル01
今回の「情景」シリーズ。3点セットでの納品が条件となっている。当初は白亜紀後期、前期、そしてジュラ紀後期というラインナップだったのだけど、白亜紀前期南米の登場恐竜がうまく決まらず悩んだ結果、時代は重なってしまうが白亜紀後期のマダガスカルで行くことにした。そこで主役をはってもらうのは「マジュンガサウルス」。困ったときの「キスケ」である。

これが完成したエスキース。実際に制作したのは27日。そう、子猫を保護した日である。細切れの時間のなかで、集中する事が難しい一日だった。
完成した絵を31日までに仕上げなくてはいけない。できるかな!?いや、やるしかないのである。
恐い取り立て屋さんは、1日午前10時にやってきます。
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ジュラ紀後期の情景02
数日前から制作していたのだけど、かかりきりでアップする事ができなかった。子猫のことでもばたばたしていたし。なので、一気にほぼ完成までを紹介しよう。

アウトラインを転写した後、セピアのカラーインクで陰影をつけていく。

暗い部分を描いてから、明るい部分を描き起こしていっている。体色は派手目。

ほぼ完成した画像。描く要素が多く、予想よりも時間がかかってしまった。

このステゴサウルスの体色、バララント軍のファッティーを思い出してしまう。復元とはまったく関係ない話です。
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2007年07月26日
白亜紀後期の情景06
予定通り午後3時、取り立て屋さん約2名現れる。1分も遅刻する事なくやってくるあたり、気合いが入っている。わずかに残っている部分があったので、その場で待っていただき無事納品。あと2点。納期に間に合えば奇跡か。

完成した画像。家でスキャンし忘れたので、ファイルを送ってもらった。若干、青かぶりしているかな。

トリケラトプス頭部ディテール。

ティラノサウルス頭部ディテール。

地面との接点、体重のかかりかた、描写するうえでとても重要なポイントである。

ケツァルコアトルス。良い資料がなく、ちょっと自信がない。北九州から、図録だけでも取り寄せるべきだった。

久しぶりにグレースケールチェックを追記。バルールあってますね。
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2007年07月25日
白亜紀後期の情景05
ただ、ただ描き続ける。身体が悲鳴を上げ始めたので、午前中はかかりつけの接骨院で身体のケア。大分、楽になる。
個展のお礼状のための絵も、一枚描き下ろした。といってもそんなに大したものではないです。郵送が終わったぐらいのタイミングで、ここでもアップする予定。

動物たちは、ほぼ完成。残るは植物を背景である。結局、後から背景まで手をいれることになってしまった。なかなかうまくいかないものである。

トリケラトプスとティラノサウルスの頭部ディテール。M.A.F.さんから「マツゲハブの体色」のリクエストがあったのだけど、黄色は僕がコントロールするのに一番苦手とする色で、努力はしてみたのだけどうまくいかなかった。なので路線を変えて、カイマンを参考にした体色と模様にしました。

影の部分の鱗も描き込んでいる。
2007年07月24日
白亜紀後期の情景04
たんたんと続きを進める。ちょっと進みが遅い。昼間は午後から出掛ける用事もあったので、まとまった時間をとることが難しかったが、現時点ではこんな感じ。

背景も同時に手をいれていく必要がある。他人が思うほど、計画的なほうではない。けっこうアバウト。

トリケラトプス頭部ディテール。完成に近い状態。

トリケラトプスの見せ場の一つである前肢。完成までにさらに陰影を強調し、立体感を表現する予定である。
今日は個展で追加注文のあった、ティラノサウルス骨格図のシルクスクリーンをギャラリーに届けてきたのだけど、これでお買い上げいただいた全ての作品が、僕の元を離れていった。まだ、お手元に届いていない方は、しばしお待ち下さい。
その後、銀座の文藝春秋画廊 へ移動して、「内藤貞夫個展」のオープニングにお邪魔してきた。
丸善の個展の時に同時開催していた「Wildlife Art 動物・植物画展」で知り合った方から、案内状をいただいており、また内藤さんは、丸善での個展をきっかけに参加することになった日本ワイルドライフアート協会の会長でもあることから、挨拶もかねて顔をだしてきたという次第である。
長くネイチャーイラストレーションの一戦で活躍されてきた仕事の数々は、非常に勉強になった。まだ始まったばかりの展覧会なので、興味のある方は是非。
夜、家に戻ってからメールをチェックすると、常連コメンターの一人からメールが届いていた。
どうも、僕の描いた絵を無断で使っているサイトがあるということなのである。教えてもらったリンク先を見てみるとありました。随分昔に描いたものですね。手前の模型はフェバリットコレクションを撮影したもの。これは問題なし。その背景にある骨格図が僕の描いたものである。このタッチを見ただけで分かってもらえるとは、とても嬉しい。
先方のサイトが化石の販売をしながらも、まったく会社の情報が記載されていない。注文フォームはあるが、連絡先はおろか、メールアドレスを見つける事もできない。あまりにずさんで、乱暴なつくりである。胡散臭さがぷんぷんする。
まあ、放っておきます。実害もないし。こんなところでは絶対に化石など買わないように。
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2007年07月22日
白亜紀後期の情景03
ちょっと更新の間があいてしまった。いまだペースは本調子に遠いながらも、じりじりと制作しているところである。

これは土曜日昼間の状態。背景から進めていく。

土曜日の夜。雲までかなり描き込んだのだけど、どうも気に入らない。手前の生物を描いてからも、手を入れる可能性は大である。どうもしっくりこない。

現在の状態。翼竜、トリケラトプスの一部は、ほぼ完成に近い状態まで描き込んでいる。地道に鱗を一枚一枚描いていく作業が続く。

先週届いた、SVPのAnnual meetingのプログラム。今年はテキサス。博物館も非常に充実しているらしい。当然、行く予定ではあるのだけど、今年後半は加速度的に忙しくなっていく模様で、スケジュールのやりくりに今から頭が痛い。でも、なんとかします。まずは、現在遅れがちになっている仕事を全てクリアにしなくては。7月中が勝負です。
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2007年07月19日
白亜紀後期の情景02
昨日は個展終了直後に関わらず、午前中から打ち合わせ。まずは午前10時に代々木へ。1時間ほどで終了し、11時30分には麹町へ。美味しいフランス料理のランチを御馳走になりながら歓談。その後、事務所へ移動して打ち合わせ。ものすごくきついスケジュールであることが判明。個展でまったく仕事できなかったので、しょうがないのだけどね。あらゆるものが遅れ気味になっている。早く取り返さなくては。この日はまったく休むことが出来なかったので、今日は久しぶりに昼前まで寝ていた。おかげで復活。仕事場を軽く片付けて、すぐに仕事を始める。
「白亜紀後期の情景」の続き。

エスキースのコピーを置き、カーボンで転写していく。

転写の終わった状態。アウトラインだけを丁寧に写しとることができた。

カラーインクのセピアで、濃淡をつけて立体感を再現していく。画面全体が、おおよそ出来たところ。
がんがんスピードあげていきます。でないと終わらない。
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2007年06月25日
ジュラ紀後期の情景
個展の準備には、けっこう雑務が多い。DMを郵送するのもその一つで、宛名シールを印刷して切手を貼って投函しなくてはならない。枚数もそれなりに多いので、手間である。出品リストの準備もしなくては。普段から事務処理が苦手(というか嫌い)なので、ぎりぎりになって慌ててしまうのである。
今日は、ジュラ紀後期の情景エスキースを制作。とりあえず完成させることができた。

森の中の開けた場所へ、ステゴサウルスを追いつめた二頭のアロサウルス。浅い小川が流れている。天気はよく、明るい木漏れ日が降りそそぐ。そんなシチュエーションをイメージしている。
次に制作するのは、「白亜紀前期の情景」。何を描くかは、乞うご期待。
ついに、届きました。
買ったのは安い方。もちろん当分作る時間はありません。個展会場で作るわけにもいかないしなあ。なんとか、時間を見つけたいです(ザクも手つかず)。
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2007年06月20日
白亜紀後期の情景01
ナウマンゾウの制作も終わり、絵本「アパトサウルス」」も出来上がり、ちょっと一息というところなのだけど、状況がそれを許さない。すぐに新しい仕事を始めなくてはいけない。すでに2週間前ほどからスタートしているのだけど、ようやく経過を見せられる状態になったので、画像をアップしていこうと思う。
これも、ある出版社からの依頼のもので、「白亜紀後期の情景」をテーマにしている。何の目的で制作してるかは、おいおい紹介していきたいと思う。

この商品の性格上、画面全体に万遍なくイメージが入っている必要があるので、ちょっと窮屈な感じの構図になっている。それでも、遠近感を強調することで、ダイナミックな空間にしていきたい。次は「ジュラ紀後期の情景」のエスキースの制作です。そろそろ個展の準備も始めていかなくては。
今日の昼間、ポプラ社の担当編集者に原画を届けていただきました。そのうちの何点かは、ブックフェア会場で8日に限り、ご覧いただけると思います。こちらもよろしくお願いします。
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2007年06月10日
ナウマン象10
もう一度、修正。これで正真正銘の最後。夜の撮影なので、発色がもう一つ。前回のエントリーのもののほうが、実物に近い。 (11日に撮影したものに画像をさしかえました。デイライトでの撮影なので、色が忠実に再現されています)


河口付近の海岸線を、さらに加筆。結局夜までかかってしまった。半日はゆっくりしたかったのに。
「後だしじゃんけんは反則です」。
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ナウマン象09
昨日、監修者にメールで画像を送っておいたのだけど、今朝返事が来て若干の修正をくわえる事になった。また、前回のエントリーで、Shigeさんから指摘のあった背景の一部を修正した。

これが出来上がった画面。色も補正をかけていないので、原画により近い状態である。でも、少し赤みを帯びている。

これが修正箇所の指示画像。

左側のメスの牙を短くし、右側のメスの側頭筋の位置を少し外側に移動し、目立たないように加筆。

頭頂部のくぼみをなだらかになるよう加筆。

胴体をよりでっぷりと膨らませて、背景にも手を入れた。
少し前にメールで画像を送ったので、返事を待っているところ。おそらく大丈夫でしょう。明日、発送の予定。
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2007年06月09日
ナウマン象08
ようやくナウマン象が完成。ただし、監修者の最終チェックをまだ受けていないので、完全に終了というわけではない。

サイズは1030x728mm。使用されるポスターと同サイズ。素材は紙にアクリル。

もう1頭のメスも完成。一番遠くにいる個体なので、それほど描き込んでいない。

今日のもう一つの重要な作業は、手前の高台に草を描き込むこと。ただひたすらに、草を描き込む。庭で採集してきた雑草をモチーフに描いた。中生代には見る事が出来なかった景色である。身近にある植物をモチーフにできるので、ある程度、確信をもって描くことができる。

象牙を白くしたオスの頭部。

重量感を表現するためにも、地面と足とが接する部分は重要である。もっとも神経を使う部分。
後は、監修者のチェックを待つばかりである。
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2007年06月07日
ナウマン象07
ちょっと更新の間が空いてしまった。昨日、今日と来客が続いていたのだけど、制作は粛々と進めていた。

これが昨日の状態。手前のオスは進んでいるが、メスのほうは全く手つかずである。オスも、体重を支えている前肢と後肢が、全然描けていない。

これが今日の状態。一気に進める事ができた。オスはほぼ出来上がり、メスも一頭はほぼ完成。

監修者からの指摘で、象牙の白を強調してみた。どうしても化石の写真を参考にする事が多く、ついつい化石の色に引っ張られてしまう傾向がある。ゾウの牙は門歯(前歯)が長く伸びたものなので、生前は白く美しいものだったのだろう。

オスの右前肢、右後肢とメス。牙の大きさ、形の雌雄差が大きい。身体の大きさもかなり違っていた。
明日は非常勤講師の日。帰宅後、もう一頭のメスに手を入れたいところである。背景に少し加筆しなくては、、手前の草地もまったく描けていない。是が非でも日曜日には完成させたい。
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2007年06月05日
ナウマン象06
ナウマン象、続き。昼間の作業は、背景に手間取る。今回は背景も当時の環境を復元しなくてはいけないので、自由に描くわけにはいかない。

現在は陸地である部分が、入り江になっている。まだ背景にも手をいれなくてはいけない。
6月6日午前1時45分の状態。

オスのナウマン象まで完成させたかったのだけど、予想以上にボリュームがある。

絶滅した種とはいっても、ゾウは実際に観察することができるので、リアリティをとことんまで追究する必要がある。でも、身近に接している動物ではないので、多くの想像力を働かせて描かなくてはならない。
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2007年06月04日
ナウマン象05
昨日と今日のプロセスをまとめてアップ。

全体にイエローオーカを一層塗る。陰影をつかたイメージが透き通るように注意する。

背景から先に描いていく。撮影を忘れたのだけど、昨日の夜の時点で、空はほぼ完成していた。

ナウマン象には、レギュラーゲルとファインパミスゲルでテクスチャーをつけてある。ゾウの皺を意識しながら、明るいところから描き起こしていく。牙の先端から根元までの遠近感、立体感を表現することが重要。顔の部分は、ほぼ完成。この密度で画面全体を描いてかなくてはならない。
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2007年06月03日
ナウマン象04
昨日のプロセスを紹介。

午後出掛ける用事があったので、ここまでで一旦筆を置いた。転写されたアウトラインをたよりに、ローアンバーとペイニーズグレーで陰影をつけていく、いつもの手法。ディテールはあまり重用視しない。
午後出掛けたのは、東京国際ミネラルフェアに行くためである。この日、たまたま僕の住んでいる近くまで出て来ていた飛車さんと合流し、一緒に地下鉄で会場まで向かった。会場では所さんのサイン会も開かれており、「白亜紀恐竜奇譚竜の国のユタ 3 (3)」をゲット。買うつもりだったのに、所さんから謹呈していただいてしまった。どうもありがとうございました。連載で追いかけるよりも、じっくり単行本で読む方が、その醍醐味が伝わる漫画の一つだと思う。でも、雑誌の人気投票ではいい順位であるにも関わらず、どうも単行本の売り上げはもう一つということらしい。興味のある方は、是非。壮大な物語が展開していく予感があります。
今回、僕が手に入れた戦利品は次の物。

アリゲーターの頭部の剥製と、カミツキガメの頭骨。どちらも2000円と少しぐらいの価格で、お買い得感が高かった。高価な化石には興味がないので、いつもこの程度の買い物しかしていない。もっと潤沢な資金があれば、欲しい物がたくさんあるのだけど、今のところ手が出ないと言うのが現状である。もっと、稼がないと。
夕方から。秘密結社(嘘)恐竜倶楽部の懇親会に合流。楽しい飲み会でしたが、飛車さんのエロトークが不発で、ちょっと不満。次に期待しています。
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2007年06月02日
ナウマン象03
今日の昼間は朝から非常勤講師の日。出掛ける時に雨がけっこう激しく降ってきたので、傘を持って出たのだけど、日中からすっかり良い天気になり暑い一日だった。
帰宅後、夕飯を食べてから仕事の続きを進めている。
まずは、今月はなかったはずの科博ニュースのイラストを制作。本来なら締め切りが28日のものが、29日になって「お願い」の連絡が入って来た。今月、そのページを担当する研究者が、急遽方針を転換したらしい。知っている研究者ではないが、まったく迷惑な話である。

部分を掲載。テーマは「水晶」。時間がないので、ラフスケッチもなし。ノーチェックで進めるという乱暴なもの。でも、間に合ってよかった。

その後、ナウマン象を進める。昨日のコピーから、イメーージを転写するために、カーボンとボールペンを使用する。至って原始的な方法である。

転写されたイメージ。単調な線ではあるが、構図を確認するには十分である。
ここから、絵の具をつかった作業を急ピッチで進めていくことになる。毎度毎度、潤沢に時間があるわけではないが、ベストを尽くしていくしかない。頑張ります。
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2007年06月01日
ナウマン象02
昨日のナウマン象の続き。

B1(728x1030mm)のパネルにアルシュを水張りする。キャンバスを張る要領で、ガンタッカーを使い固定していく。

原画から140%の拡大コピーしたものを、画面に並べていく。一度ではとれないので、つぎはぎ状態である。ここから転写するのだけど、今日の作業はここまで。他にも並行して進めなくてはいけないものがあり、全ての時間をナウマン象にかけることができない。でも、いい構図が決まったので、スムーズにフィニッシュまでいける予感がある。
明日(金曜日)は非常勤講師の日。週に一度の出勤日です。夜、帰ってから仕事の続きをします。
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2007年05月31日
ナウマン象01
絵本の仕事が一段落したので、ある博物館の特別展のために、ナウマン象の復元画を制作している。

これは28日月曜日の状況。資料を広げて、ラフスケッチを制作する。

最初のラフをもとに、監修者からのチェックが戻ってくる。これぐらい具体的に赤を入れてもらえると、次の作業がやり易くなる。

ラフチェックしてもらったものを元に作成したエスキース。右の物は、チェックの後さらに修正したもの。アルシュ紙に鉛筆、サイズは728x515mm。

メールで添付ファイルを送って電話でやりとりし、さらに修正を加えていく。

これがエスキースの最終版。鉛筆で作業しているので、修正を加えるのは比較的容易である。でも、あまり修正はしたくない。これ送ったときの、僕のメールの文面は、「嫌です。と言いたいところですが、修正しました。添付します。」
それに対する返信は、「(前略)それにしても、仕事は速いし、どんどん良くなりますね。では次の修正点を連絡します。。。
うそです。今回のものをベースに進めてください。よろしくお願い致します。(後略)」
まあ、こんな感じで研究者とやりとりをして、仕事を進めていっている。これらのやりとりは全て、30日中の出来事です。
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2007年02月24日
絵本企画、再び
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ちょっと更新が滞ってしまいました。応援よろしくお願いします。
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金曜日は、朝から非常勤講師の日。雨が激しい。この季節とは思えないような天気。
夕方、ギャラリーへ作品を届けた後、某出版社へ絵本の打ち合わせに。長らくペンディングになっていた絵本の企画で、ようやく動き出すことに。僕の方が学研の図鑑に忙殺されていたこともあり、全く取りかかれない状況であったことが原因である。合間を見つけて少しずつ進めていたので、現時点でラフスケッチが完成している。
今回の絵本は極力文章量を減らす方向で考えている。その代わりに、巻末の解説ページを充実させる予定である。

打ち合わせの時点では、すこし不足しているラフスケッチもあったのだけど、その場で簡単なものを描いて絵本の方向性を担当編集者と明確に共有することができた。今日は足りなかったページのラフスケッチを制作。これから製本して、より完成に近いイメージを作っていく。
夏の出版を目指します。乞うご期待!
2007年02月08日
原画制作終了
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ようやく終わりました。ポチポチっとご祝儀代わりにお願いします。
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今日、全て終了しました。

見開きで掲載される生態環境復元画、全16点。

最後、駆け足になってしまった、ティラノサウルス特集ページのための復元画と骨格図。
発売は3月上旬の予定です。詳しいことが分かったら、このblog上で告知します。
Diplodocus scene 04
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気が向いたら、ポチポチっとお願いします。
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ディプロドクスを少し修正。月が大きすぎたので、若干小さくしてみた。コメントで昼間は空高く月が見えないのでないかという指摘があたのだけど、子供のときからわりと見ていた記憶がある。

月を小さくしたことで、よりすっきりしたと思う。翼竜を描く余力はありませんでした。

これはアルゼンチンで撮影した白昼の月。色がおかしいのは、デジカメの色温度の設定を知らぬ間に動かしていて、タングステンフィルムで撮影したようになってしまっているからだ。これを見る限り、昼間でも高い位置に月が見えることはあるようだ。
今日、原画は全て納めました。スピノサウルスとギガノトサウルスの骨格図の産出部位指示書が残っているので、これだけさくっとやってしまえば全て終わりです。
後ほど、これまでの画像をまとめてアップしようと思います。
2007年02月07日
Diplodocus scene 03
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なんとか終わりそうです。応援よろしくお願いします。
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ディプロドクス・シーン完成。昨日までの状態もまとめてアップしておく。

昨日の夕方からスタート。ローアンバーで暗部から描き起こし、イエローオーカを全体に塗る。

これが寝る前の状態。まだまだというところ。

一足飛びに完成画像。午前零時前になんとか出来上がった。空には晴れ間に浮かぶ満月を描いてみた。

頭部は描きどころのひとつなのだけど、竜脚類の場合どうしても小さくなってしまうので、それほど描き込むことができない。

前肢に比べて、後肢が極端に太く大きい。後ろに重心があることがわかる。砂浜に残った無数の足跡。

ぼってりとしたお腹。長大な腸管を備えていたことが推測される。

グレースケールチェック。左側から強い光が当たって、逆光気味である。
これでシーンの復元画は全て完成。長かった。これからまだ少し残っている物を片付けます。
取り立ては明日の午後4時。それまでに、耳を揃えて渡さなくては。
2007年02月06日
Alxasaurus scene 03
アラシャサウルス・シーン、

午後3時に完成。

アラシャサウルス頭部。植物を齧る歯がわずかに見えている。

テリジノサウルス類で特徴的な前肢の爪。アラシャサウルスはまだ原始的なタイプで、進化した種に比べると小さい前肢である。

足の爪も大きく、がっちりしている。

グレースケールチェック。
今日はまだちゃんと食事をしていないので、これから食べに行ってきます。
残るシーンはディプロドクスのみ。
担当編集者と話し合い、締め切りを延ばしてもらうことに。最終取り立ては、8日午後4時になりました。
2007年02月05日
Edmontosaurus scene 04
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シーン復元画、残り2点。応援よろしくお願いします。
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エドモントサウルス・シーン完成。出来上がったのは、今日の午前中。今はアラシャサウルス・シーンを制作中。

背景を大きく変更。もうちょっと構図を工夫したかった。

主役のエドモントサウルス頭部。

脇役のティラノサウルス頭部。

鳥脚類と獣脚類とでは、足のデザインが大きく違う。鳥脚類はより重くなった身体を支えるために、がっしりとした造りになっている。

グレースケールチェック。
今日中にアラシャサウルス完成を目指して頑張ります。
2007年02月03日
Edmontosaurus scene 03
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いつもありがとうございます。応援よろしくお願いします。
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今日からエドモントサウルス・シーンを始める。どんなに遅くとも、明日には完成させなくてはいけない。

毎日見慣れた作業場所。早く解放されて、新しい作品に取り組むために片付けをしたい。

次から次へと、ティラノサウルスが登場する。

植物食恐竜では、珍しく寒色を使ったカラーリング。
寝るまでに、エドモントサウルスだけでも描き上げてしまいます。
2007年02月01日
Psittacosaurus scene 05
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依然、ぎりぎりの状況です。応援よろしくお願いします。
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プシッタコサウルス・シーン完成。今日の取り立ては、1時30分に時間が繰り上がり、この原画を渡すことが出来なかった。どちらにしても3時30分では無理だったでしょう。原画4点を無事納品。

レペノマムスが1匹の幼体を捕えて立ち去ろうとしているのを、成体のプシッタコサウルスが気がつき威嚇している。

プシッタコサウルス、成体の頭部。

威嚇に驚きながらも、獲物を喰わえて立ち去ろうとするレペノマムス。

急所に犬歯を突き立てられた幼体と、成体の周りで休む幼体たち。現生のエミューは親にはぐれた子供たちの面倒もみるので、彼らも自分の子供以外の個体が混じっていたかもしれない。

グレースケールチェック。
Psittacosaurus scene 04
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無茶は承知で描いています。応援よろしくお願いします。
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プシッタコサウルス・シーン。1月中に仕上げたかったのだけど、それは無理だった。

これが午前中の状態。手順としては、いつもと同じである。背景の木の部分は、いつもより大胆にテクスチャーをつけている。

これが今の状態。プシッタコサウルスはほぼ完成している。

プシッタコサウルスとその子供たち。小さな個体も手を抜くわけにはいかない。

足下と、頭部のディテール。
明日は(といっても今日だけど)レペノマムスを中心に描き、背景を仕上げて完成する予定である。
午後3時30分に取り立て屋さんがやってきます。
残っているのは次の通り。
1.アラシャサウルス・シーン
2.ディプロドクス・シーン
3.エドモントサウルス・シーン
4.ティラノサウルス成体(白バック単体)
5.ティラノサウルス亜成体(白バック単体)
6.ギガノトサウルス骨格図ーおおよそ出来ている。
7.スピノサウルス骨格図ー途中まで。この2点の骨格図に関しては、信頼出来る資料は無くストレスばかりがたまる。
そして、最終締め切りは2月6日。担当編集者も、僕にはサバを読んでくれません。信頼してくれるのは嬉しいのだけど、プレッシャーは大きいです。
さあ、カウントダウンの始まりです。
2007年01月30日
Tyrannosaurus scene 05
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カウントダウンに入ってきました。応援よろしくお願いします。
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ティラノサウルス・シーン完成。

森の中、開けた場所でのワンシーン。

ティラノサウルスの頭部ディテール。正面顔は難しい。頬骨の張り出しが、成長したティラノサウルスの大きな特徴のひとつである。

トリケラトプスの頭部ディテール。今回の主役はティラノサウルスなので、あまり描き込んでいない。後方から見たときの、フリルのデッサンが難しい。

毎回のことながら、足下の描写はしっかりしておく必要がある。

ぶれて、暈けた描写で動きを表現。

グレースケールチェック。今回もオーケー。
Tyrannosaurus scene 04
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コメントが励みになります。応援よろしくお願いします。
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1日頑張ってみたのだけど、完成までにはいたらなかった。ここにきて、ちょっと押し気味である。

ティラノサウルスはほぼ完成している。トリケラトプスは距離感と動きを出すため、ぶれた感じを残していく予定である。背景もピントをずらして暈(ぼか)してしまう。

ほぼ正面からなので、短縮法で描かなくてはならない。

頭部のディテール。やはり、ここに一番時間がかかる。
2007年01月28日
Tyrannosaurus scene 03
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締め切りが近づいてきました。応援よろしくお願いします。
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今日からティラノサウルス・シーンを始める。あまりペースが上がらなかった。

コピーからエスキースのイメージを転写した後、ローアンバーで暗部から描き起こしていく。

イエローオキサイドで全面を塗りつぶした後、背景をサップグリーンとイエローオーカを混ぜたもので、ティラノサウルスとトリケラトプスのアウトラインを残しながら描いていく。

ティラノサウルスを中心にボーンブラックとプルシアンブルーで、もう一度暗部から描き起こしていく。

頭部ディテール。まだまだこれからです。
いつになったらティラノサウルスから解放されるのか。まだ数点あります。
2007年01月27日
Stegosaurus scene 06
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気が向いたら、ポチポチっとお願いします。
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全国何万人だったか(面倒くさいで投げやり)のステゴサウルスファンの皆様、お待たせしました。ステゴサウルス・シーンの完成である。今日のランチ前には出来上がっていたのだけど、アップするのが遅くなってしまった。

朝もやに煙る森の中。朝陽を浴びて、ステゴサウルスがゆっくりと移動していく。眠りから目覚めたばかりのケラトサウルスが、その存在に気づくがまだ動けない。

ステゴサウルス頭部。

ケラトサウルス頭部。

陽光を浴びる背中の板。

ステゴサウルスは美しいフォルムを持った恐竜のひとつだと思う。

グレースケールチェック。今回も大丈夫。
奇蹟的に締め切りに間に合いそうなペースになってきた。でも、予断を許さない状況であることには変わりない。
2007年01月26日
Stegosaurus scene 05
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コメントの返事が遅くなるかもしれませんが、気軽に書き込んで下さい。励みになります。応援よろしくお願いします。
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ステゴサウルス・シーンの続き。ステゴサウルスはほぼ完成に近づいてきた。残すは背景と手前に隠れる「ストーカー」ケラトサウルス。

透明色と不透明色のコンビネーション。テクスチャーの活用の仕方など、だいぶ分かってきた。ゴールデンフルイドは楽しい絵の具だ。

ステゴサウルスは、もうあまり手を入れない予定。ケラトサウルスも最小限の描き込みに抑えて、木陰にとけ込んでじっと待つ雰囲気を出したい。
昼間、あるコンテストのために、2点のイラストにアメリカへ旅立ってもらった。

締め切りが1月31日までになっていたのに、ついさっきサイトを見たら2月5日に延びてる。
作品の集まりが悪いのかな。ローカルなコンテストでもあるし、それほど告知が広く行き渡っているとも思えない。
とりあえず、結果を待つのみです。
2007年01月24日
Stegosaurus scene 04
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順位が上がると励みになります。ポチポチっと応援よろしくお願いします。
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エスキースが完成してからちょうど2ヶ月。ようやく着彩を始める。

資料と一緒にエスキースを広げて制作。

いつも通り、ローアンバーで暗部から描き起こした後にイエローオーカーで全体を塗り、乾いたところでファインパミスゲルとレギュラーゲルでテクスチャーを画面全体につける。ここまでが、昨日の夜までの段階。

前回のエスキースで、開けた景観のように描いたのだけど、今回から鬱蒼とした森の中に再度変更した。

透明色を重ね塗りしていく。背中の板にはうんと派手な色を、今の段階でのせておく。

絵の具が垂れるので、寝かせて作業する。制作中にはぐるぐると頻繁に画面を回す。
昼間は急遽ラフスケッチを描かなくてはならず(僕が遅らせたいただけなのだけど)、ステゴサウルス・シーンには手を入れることが出来なかった。無事、メールでファイルを送り、残りが乏しくなっていた灯油を買いにでかける。カングーを使うようになって、灯油缶の出し入れが格段に楽になった。ついでに髪を切る。前髪が短くなって、すっきり。
肉体的にはかなり疲労がたまっているが、良い緊張感を保てている。
他にも書きたいことがいろいろあるのだけど、長文を書いている時間がないです。
このペースでがんがん進めていきます。
2007年01月23日
Saichania scene 05
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コメント遅れて申し訳ないです。応援よろしくお願いします。
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サイカニア・シーンが完成。1日遅れてしまった。

森の中、サイカニアに若いタルボサウルスが興味を示して近づいてきた。

サイカニア頭部。

タルボサウルス頭部。

サイカニアの全身。突起物が多く、手間も時間もかかるのだけど、サイカニアを描くのはやはり楽しい。もっとも美しい恐竜のひとつだろう。

グレースケールチェック。今回も大丈夫。
2007年01月22日
Saichania scene 04
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覗いたついでに、ポチポチっと応援よろしくお願いします。
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サイカニア・シーンを始める。僕がもっとも好きな古生物のひとつであるサイカニア。思い入れも一入である。

エスキースが完成してから、随分時間がたってしまっている。いつものよう反転コピーから転写してカラーインクと、ゴールデンフルイドで着彩していく。

その後、画面にテクスチャーをつけて、さらに色をのせていく。サップグリーン、ローシェンナが中心になっている。

サイカニアから描き込み始めたところ。ほぼ完成に近い状態まで描写している。

ほぼ完成したサイカニアの頭部と線描だけのタルボサウルスの頭部。
月曜日中には完成の予定。なんとかやってみます。
2007年01月21日
Majungatholus scene 06
朝起きてから、背景の空をちょっと修正。

前エントリーの絵は、少しやりっ放し感があったので、こちらのほうが落ち着いたと思う。

今回もどきどきのグレースケールチェック。大丈夫ですね。
Majungatholus scene 05
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奇蹟を信じて、応援よろしくお願いします。いいペースになってきました。
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キスケ(我ながらしつこい)、もといマジュンガトルス・シーンが完成。さくさくっと画像を紹介。

湿地帯で格闘する2体のマジュンガトルス。上になっている個体のほうが、若干大きい。

今にも噛みつこうとする瞬間。

後肢で胸を蹴り上げながら、必死で抵抗する。

口唇の復元を、今までと少し変えてみた。下顎の歯茎と歯はむき出しとし、上顎でカバーしてしまうという考え方である。下顎の口唇を厚く伸ばそうとすると、歯の入る隙間を確保しなくてはならず、外側に広がった部分が不安定になってしまうからである。悩ましい。まだ確証の持てる復元には至っていない。
これから寝ます。起きてからコメントへの返答を書くので、しばしお待ちください。
投稿者 corvo : 02:55 | コメント (9) | トラックバック (0)
2007年01月20日
Alxasaurus scene 02
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ついでにポチポチっとお願いします。
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昨日のエントリーの訂正をひとつ。「保存状態の良い化石が発見されているらしいのだけど・・・」と書いたのだけど、実際は不完全なものが2体見つかっているのが現状のようである。

エスキースが完成。植物食であることを強調するために、シダ植物を食べているシーンである。
これも1日で完成させてしまいたい。
Diplodocus scene 02
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毎日、ひたすら描いています。応援よろしくお願いします。
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昨日の夜出来上がっていたディプロドクス・シーンのエスキース。

砂浜を悠然と歩く一体のディプロドクス。砂浜には無数の足跡が残っている。
彩色バージョンを一日で完成させることができれば理想的なのだけど。やってみるしかないです。
Alxasaurus scene 01
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いい具合にエンジンかかってきました。応援よろしくお願いします。
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金曜日は朝から非常勤講師の日。夕方、帰宅してからディプロドクス・シーンのエスキースの続きを制作。完成したのだけど、まだスキャンしていないので、起きてからアップする予定。
今回は、これまで一度しか描いたことがない(多分)テリジノサウルス類の一種、アラシャサウルスである。
保存状態の良い化石が発見されているらしいのだけど、実際に入手できる資料が乏しいのが難点である。獣脚類のなかでも植物食に特化した奇妙な一群である。

乏しい資料をかき集めながらの制作。羽毛とカラーリングは、ヘビクイワシを参考にすることにしたのだけど、特に根拠はない。

昼間の勤務先の高校で、休み時間に制作したエスキース。時間を有効に使わなければ、とても間に合わせることは出来ない。

これが現時点での状態。寝るまでに完成させるつもりである。あと1時間ぐらい必要か。
ぎりぎりの状況になってくると、技術はあまり関係なくなってくる。体力と精神力の方が重要である。いくら技術があっても、そのパフォーマンスを引き出すことが出来なければ結果は悪くなってしまう。最後に物を言うのは体力と精神力だろう。気力さえ充実していれば、なんとか乗り切れるものである。と思いながら、いつも崖っぷちで踏みとどまっているような仕事ばかりである。
時間はとられるけど、講師に出かける日はいい気分転換になる。引きこもってばかりだと、体力も精神力も削がれていってしまうと実感。
2007年01月19日
Diplodocus scene 01
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来たついでにポチポチっと応援よろしくお願いします。
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まだエスキースが手つかずだったディプロドクス・シーンを始める。
極端に横長のフォルムを持つこの恐竜を画面に収めるのには、なかなか骨が折れる。

パースをつけて描くしかないのだけど、このエスキースは気に入らなくてやり直すことに。もう1点別のページのエスキースを描かなくてはいけなかったのだけど、それは断念。

新たに描き直したのがこちら。背景はまだ描いていないが、ほとんど空だけにする予定である。極力、描く要素を減らして、時間を節約していかなくてはいけない。
今日は朝から、非常勤講師の日。これから寝ます。いつもよりは、ちょぴり早寝です。
2007年01月18日
Majungatholus scene 04
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奇蹟が起きることを願って。応援よろしくお願いします。
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キスケ、もといマジュンガトルスの続き。
どんよりした曇り空の下の格闘をイメージしているので、全体にウェットで地味な配色になる予定である。湿り気を帯びた大気のなかで、組んず解れつ死力をつくす2体のマジュンガトルス。

昨日から比べると、下になっている個体にもだいぶ手が入ってきた。でも、このペースでは遅れ気味である。

手つかずのページのエスキースを描く必要があって、完成まで至ることが出来なかった。
キスケといえば嘴がある。月光町には「ツッキー」も生息していて、なかなか興味深い生態系である。経済がどう成立しているのかも不明で、全ての出来事が町内と1000年前の世界だけで完結している。
実は、「おじゃる丸」結構好きなのです。(最初の変換、「おJAL○」でした。相変わらず「ことえり」はバカ)
2007年01月17日
Majungatholus scene 03
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コメント遅れがちですが、応援よろしくお願いします。
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今日は朝から天気が悪い。冷たい雨。こういった日はどうも調子がくずれる。午後は、担当編集者との打ち合わせ。出来上がっている5点の原画を渡す。
今、描いているのはマジュンガトルス・シーン。

これは3日前の状態。スピノサウルスと同時に下地作業だけ進めていた。けっして綺麗とは言えない画面。ローアンバーで暗部から描き起こし、その後、さらに画面全体に調子をつける。この後も色々とやっているのだけど、写真を撮り忘れたのでいきなり今日の段階に進む。

これが今の状態。

いつものように頭部から描き込んでいく。ほぼ完成に近い描き込み。この完成度に合わせて、他の部分も描いていく。
今晩の間にどこまで行けるか。明日はエスキースも数点描かなくては。これで締め切りに間に合えば、奇蹟と言って良い段階に来ている。
2007年01月16日
Spinosaurus scene 09
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ようやく出来ました。でも、まだまだ先は長いです。応援よろしくお願いします。
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スピノサウルス・シーン完成。昼間のうちに出来ていたのだけど、ようやく今アップ。現在はマジュンガトルス・シーンを制作中。後ほど、途中経過をアップ出来るかな。

水中はそれほど手を入れることが出来なかった。時間切れである。砂ではなく、泥状の水底のイメージ。

帆のせいか、スピノサウルスは立て構図が似合う。

タブリンさんにも褒めてもらった頭部。

がっちりと捕えられたシーラカンス。

柔らかい泥の水底に、足裏を沈め、爪でしっかりスパイクしている。

ドキドキのグレースケールチェック。逆光の中に浮かび上がる、異形の巨体。
コメントで「歯はむき出しであったかどうか?」という質問があったのだけど、魚食性で水辺の近くに生息していたことが予想されるといっても、ワニのように歯がむき出しであったとは考えていない。ワニの場合、歯がむき出しているといっても、上顎と下顎の噛み合わせの精度がよく、頭骨の状態であってもほぼぴったりと口を閉じることが出来る。
乾燥した環境に棲む陸上生物にとって、口の中や吸気が乾燥してしまうことは避けなくてはいけない。常に口の中や気管支から肺にかけて、湿り気を帯びた状態を保つ必要がある。そのためにも常に上下の顎に隙間があるような状態は、好ましといは言えない。僕はスピノサウルスに関しても、歯が外に出るのでなく、唇状の軟組織で顎を閉じた時に歯が全て外から見えなくなる復元が妥当ではないかと考えている。
仮にスピノサウルスが常に水辺の近くに生息していたとしても、彼らの巨体を沈める水深はなかなか見つからないだろう。ワニは水に適応するために、全体の体勢を低くしている。
そんなもろもろの条件から、歯はむき出しにならない、という考えを今は持っている。
明日は今年初めての取り立ての日です。
Spinosaurus scene 08
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完成まで後一息。応援、よろしくお願いします。
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このエントリーで、スピノサウルス・シーン完成!と行きたかったのだけど、水中の描写が残ってしまった。ここまでおよそ2日で出来てきているので、ペースが上がってきている、というより追いつめられているだけである。とにかく今は時間が欲しい。

現時点ではここまで。水中が、まったくの手つかずで残っている。

水上は、ほぼ完成しているが、まだ微調整は必要。

捕えられたシーラカンス。もう少しキラキラ感が欲しいところ。色はアロワナをイメージしている。

グレースケールチェック。大体、合っているだろうか。
午前中までには、決着をつけたい。徹夜は出来ないので、これから寝ます。
2007年01月15日
Spinosaurus scene 07
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ペースアップしてきました。応援よろしくお願いします。
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スピノサウルス・シーンの続き。サクサク進める。

前回のエントリーの後、画面一面をイエローオキサイドで、イメージが透き通るように塗っていく。

スピノサウルスのアウトラインを描くように、背景の色をのせていく。この段階では、背景はかなり大雑把。その後、再びローアンバーでスピノサウルスの暗部を描き押していく。

スピノサウルスはこんな感じ。ここまでが夕飯前(午後7時)までの状態。

これが現時点での状態。背景には手を加えていない。スピノサウルスの頭部を中心にディテールを描き込んでいく。ほぼ仕上がりに近い状態まで描いている。

頭部を中心に、少し寄ったところ。これから寝るまでに、シーラカンスと首までは描いてしまいたい。さて、どこまで出来るか。
2007年01月14日
Spinosaurus scene 06
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ついでにポチポチっとお願いします。
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スピノサウルス・シーンを始める。

いつも通り、反転コピーからファンシープリントでアルシュ紙に転写。

ローアンバーで暗部から描写していく。光の方向、空間、立体感のおおよその目安ができる。

主役であるスピノサウルスよりも、シーラカンスのほうがはるかに資料が豊富である。
今日中にどこまで進められるか。
2007年01月13日
Iguanodon scene 06
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いつもありがとうございます。ポチポチっと応援お願いします。
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ようやくイグアノドン・シンーンが完成。

一番手前の個体は、影の中に入っていて、一際黒っぽく見える。

成体の頭部。模様も何もなく、シンプルな配色にした。ハドロサウルス類とは、嘴の形が全く違う。

奥の個体の足下を少しぼかして、距離感を強調してみた。

コメントで指摘があったのだけど、模様の方向は違えどもウリボウみたい。

手前の成体はシルエットだけで、ほとんど描き込んでいない。

今日の邪魔師。重い。
Iguanodon scene 05
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いつもありがとうございます。ポチポチっと応援よろしくお願いします。
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昨日は、今年初めての非常勤講師の日。コメントへの対応やエントリーのアップが遅れています。
帰宅後、少し制作。科博グラフィック展示用復元画の修正リクエストメールが来ていたので、指示通り修正して添付ファイルで送る。その後、イグアノドン・シーンの続き。

背景の森を明るく描き、イグアノドンを浮かび上がらせている。

もう一体、亜成体を描く。少し、大きくなっている個体ということで、模様が身体から消えかかっている設定にした。
なんとしても、今日中に仕上げなくては。
2007年01月11日
Iguanodon scene 04
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ご覧いただきありがとうございます。ついでにポチポチっとお願いします。
前回のエントリーで書いたとおり、昼まで寝ていたので、作業を始めたのは午後から。今の時間まで、集中して制作にあたったのだけど、本調子でないこともあり、完成には至らなかった。

中央の二頭の成体と、左の亜成体はほぼ完成している。

描き込みに若干甘いところがまだある。

亜成体、幼い個体には模様が残っているという設定にしてみた。

重なりあう二頭の前肢と後肢。体重のかかり方、皺の出来方、地面との関係に気をつけて描く。
金曜日は今年初めての非常勤講師の日。朝早く(といっても8時過ぎ)、出かけなくてはいけない。
長らくお待たせしました。これから、コメントへの返答を書いていきます。
Iguanodon scene 03
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いつもありがとうございます。応援よろしくお願いします。
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かなり厳しい状況で、なかなかコメントにレスがつけられない状況です。必ず書きますので、もうしばしお待ちください。
昨日はイグアノドン・シーンの制作と、科博グラフィック用復元画の修正。イグアノドンは、全然完成には遠い所で終わってしまっている。

これが昨日、寝る前の状態。

ほぼ描き込みが終わった状態のディテール。
絵を描く作業は肉体労働なので、身体の疲労が極限にまで達している。一番やっかいなのは、呼吸がうまく整えられないことで、正確なタッチをリズムよく描くことができなくなってしまう。今日は昼まで寝たので、いくらか改善されたが、まだまだ本調子にはほど遠い。丸一日、なにもせず、本当に横になっているだけの日を作らないと駄目かもしれない。
2007年01月10日
Iguanodon scene 02
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とりあえす、ポチポチっと応援お願いします。
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昼間は、まず午前中に科博のグラフィック展示のための復元画を制作。出来た物をスキャンして、監修者に添付ファイルで発送。まだ、返事は来ていないが、おそらくいくつかの修正点が返ってくるはずである。
その後は、正月に制作したイグアノドン・シーンの着彩を始める。

まず、いつものようにエスキースをコピーしたものから、ファンシープリントを使って転写する。

暗部から、ゴールデンフルイドのローアンバーで描き起こしていく。

イエローオーカで下のイメージが透き通るように、全体を均一に塗った後、ファインパミスゲルとレギュラーゲルマットを混ぜたものを、ペインティングナイフと筆でタッチを残すように塗り付けていく。

そして、背景の森を描くように、サップグリーンで描いていった所。イグアノドンをシルエットのように残している。とりあえず、現時点でここまで進めた。
欲を言えば、明日には完成させてしまいたい。
ここでちょっと番外。

これはメイ・シーンを描いていたときの一こまなのだけど、うちの黒猫ポーは夕方になると必ず、夕飯のおねだりに仕事場へやってくる。これがたまらなく鬱陶しい。可愛いとか言う問題ではなく、鬱陶しい。膝にのるは、パソコンに向かっていると、わざとモニターの前を横切るは、ご飯の時間の1時間以上前から催促に来るので、ひたすらその間は我慢しながら、作業を続けなくてはならない。
人知れずそんな苦労が毎日あるのである。
2007年01月09日
Mei scene 03
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ご覧いただくついでに、ポチポチっとしていただけると嬉しいです。
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メイ・シーンが、一応完成。まだ少し手を加えるかもしれないが、一段落ということでアップする。

暗闇の中に浮かび上がる、メイとエオマイア。メイは睡眠をとっている。

鼻先を左の脇腹に突っ込み、尾を身体に沿って丸めた状態で眠るメイ。

首の姿勢は、エスキースの段階で何度も試行錯誤を繰り返した。

エオマイアの全身。

顔のデイテール。時間が許せば、もう少し描き込みたかったが今回はここまで。
ちょっとコメントの返しが遅れていて申し訳ないです。必ず書き込みますので、しばしお待ちください。
2007年01月07日
Mei scene 02
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気が向いたら、ポチポチっとお願いします。
メイ・シーンの続き。
今回の支持体はいつものアルシュ紙なのだけど、少し工夫をしている。工夫しているというと聞こえは良いが、すでに没スピノサウルス・シーンのエスキースを転写してしまっていたので、画面を一度塗りつぶす必要があったのだ。
ジェッソにファインパミスゲル(きめ細かな軽石粉が入っていて、ざらついたテクスチャーをつけることができる)とイエローオーカを混ぜた物を、ペインティングナイフで凸凹をつけながら塗り付けていく。乾いたところで、アブソーベントプライマー(吸い込みの良い下地を作る)を塗布。
その後、ゴールデンフルイドのローアンバーとバーントアンバーライトで、暗部から描き起こしていく。

資料に囲まれながらの制作。

その後、まわりをペイニーズグレーとローアンバーで筆のタッチを残しながら塗りつぶしていく。

そして、これが現在の状態。エオマイアを明るい絵の具で描き起こし、ほぼ出来上がったところ。メイはまだ手つかずである。

エオマイア。しっかりと木の根っこにしがみついて、メイの様子を伺っている。おそらく何もせずに通過するだけだろう。

少しアップ。

さらにアップ。ここまで寄ると、筆のタッチをひとつずつ見ることができて、ちょっと恥ずかしい。毛筋を一本ずつというほど細かい作業はしていない。比較的、太めのタッチである。
次はメイの描き起こし。こちらは羽毛なのだけど体毛の表現と同様に、ひたすら面相筆で描き続けることになる。
2007年01月06日
Mei scene 01
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ご訪問ありがとうございます。気が向いたら、ポチポチっとお願いします。
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Mei longシーンのエスキースが完成。

夜のシーン。木の根もとで、頭を脇に埋めて休むお決まりのポーズのメイ。根っこを伝って、哺乳類のエオマイアがすぐ側までやってきている。闇の中でスポットライトを浴びたような画面にする予定。

恐竜博で実物の化石を見ているといっても、限られたアングルからの観察であり、乏しい資料からの復元になってしまうのは致し方ない。

エオマイアは全身の骨格とともに、体毛の印象化石も残っている。原画のサイズだと、メイ、エオマイアともに、ほぼ原寸大になる。
出来るだけ短時間で手早く仕上げてしまいたい。
2007年01月05日
Spinosaurus scene 05
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ついでにポチポチっとお願いします。
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スピノサウルス・シーンのエスキースが完成。
着彩はこのエスキースをもとに、進めていく。

捕まえる魚も、ガーから淡水性のシーラカンスに変更した。

頭部の形態も大きく変更した点である。
遠回りをしてしまったが、結果的に良い構図になった。さて、遅れがちのスケジュールを取り戻さなくては。
2007年01月04日
Spinosaurus scene 04
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ご訪問ありがとうございます。ついでにポチポチっとお願いします。
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また悪い虫がうずきだしている。時間が押せ押せにも関わらず、どうにも気に入らなくて「スピノサウルス・シーン」のエスキースを描き直している。
前回、「最初のエスキースから比較すると、かなり満足のいく結果となった。」と書いているのだけど、1ヶ月以上が経過した現在、納得のいかないものになってしまっていた。

パースが不自然に感じるということが、一番大きな要因である。また、友人である木製恐竜骨格模型のタブリンさんが、新たにスピノサウルスの骨格図を描き起こしていて、大いに参考にする部分があったことも大きい。

現在、こんな状況である。明日には完成の予定。
まだ、ちょっと体調が戻りません。熱っぽいのと、お腹の具合が良くないです。年末に病院で診察を受けて胃腸薬を飲んでいるので、少し改善されてきているのだけど、膨満感に悩まされている。喉も痛く、風邪の症状もあり。
体調を整えながら、制作を進めて行きます。ここが正念場。
2007年01月02日
Iguanodon scene 01
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ご訪問ありがとうございます。気が向いたらポチポチっとお願いします。
今日は1日、イグアノドン・シーンのエスキースを制作。

Iguanodon bernissartensisとIguanodon atherfieldensisの原記載論文と、グレゴリー・ポールの「恐竜骨格図集」を参考に制作。
個人的には、ハドロサウルスより面白い。

いつも通り、アルシュ紙に鉛筆で描いていく。ステッドラーのHBとBを使用。

完成したエスキース。森の中を、年齢の違う個体の混じった群れが移動していく。緑と木漏れ日に包まれたシーンにする予定。
今日は朝から体調がすぐれず、けっこうつらかった。明日は思い切って何もしません。オフにします。
1日だけですが、ゆっくり休みます。
2006年12月31日
Triceratops scene 08
トリケラトプス.・シーン、正真正銘の完成画像をアップ。スキャナーで取り込んだものなので、これまでのデジカメ画像とは若干色が違う。

おおよそ、正確な色身は再現されていると思う。

恒例になってきたグレースケール。ばっちりである。

トリケラトプス頭部のディテール。

口の中に下顎のデンタルバッテリーが見える。

ティラノサウルス頭部のディテール。

前回も書いたが、もっとも重要な部分のひとつである足と地面の関係。
まだまだ満足できる出来ではない。
これから年賀状の宛名ラベルを作って、その後簡単に仕事場の掃除をする予定である。
2006年12月30日
Triceratops scene 07
どうにかこうにか、トリケラトプス・シーンが完成に近づいてきた。
今日も、まず背景をいじる。

季節は雨期。緑が茂り、空には積乱雲。水たまりの出来た地面。トリケラトプスのフリルに、その強靭な顎で巨大な歯を突き立てるティラノサウルス。たまらず叫び声を上げながら走り続けるトリケラトプス。

恐竜を中心に寄ったところ。どちらも明るめの色にした。とはいっても、基本は褐色系。それほど派手な色彩ではない。

足下の描写には、たっぷり時間をとられた。何時間、ここだけに費やしただろうか。ものの存在感を決定づける、もっとも重要な部分である。

頭部を中心としたディテール。今回のティラノサウルスの彩色は、実を言うと構造色の再現を狙ったものである。構造色とは色素ではなく、その物質のもつミクロの構造が色彩として見えてくるものである。昆虫や、爬虫類の鱗、身近なところではCDやDVDディスクの記録面の、見る角度によって移り変わる色のことである。
なかなか難しい。これからも試行錯誤を続けて、なんとか近づけたいと思っている。
後、もう少しで完成である。
Triceratops scene 06
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いきなりですみませんが、ついでにポチポチっとお願いします。
また、ちょっと更新が開いてしまった。コメントの返しも遅れがちである。
28日は科博の地学研究室の忘年会に参加してきた。研究者や学生、レプリカ制作を行っている彫刻家や、他のイラストレータと、じっくり話をする機会が持てて楽しい一時だった。けっこう裏話的なことも多かったので、ここでは書けない話も多いのだけど、一次会、二次会と食事が美味しく、久しぶりに少々アルコールも飲んできた。二次会の焼き肉屋(肉は焼かずに、臓物中心)で飲んだ、「ノンジュ(だったかな)」と呼ばれる韓国産のどぶろくが絶品で、アルコール度数も7度と強くないので、それなりの量を楽しむことができた。気に入ったので、帰りにお土産で一本買ってきたほどである。
今日の昼間は、科博のグラフィック用の復元画を修正。昨日の忘年会中に打ち合わせをして、修正コメントに基づいて完成させた。後一点残っているが、少しほっとする。
その後は、タイトルの通りトリケラトプス・シーンの続きである。地面も含めた背景に手間取る。最初に消失点を明確にしておくべきなのだけど、曖昧だったため苦しむことになってしまった。

トリケラトプスには少し手を入れることが出来た。

頭部を中心に描いている。色が上手く出てくれなくて、ここでも苦しむ。

地平線を少し高く上げて、ナンヨウスギの森を遠景に描いた。手前の地面をどうするか悩み所である。

白亜紀末期には、これぐらいの植物が地面を覆っていたのはたしかである。でも、スケール的にも描写は困難なので、土のままで、なんとか不自然でない舞台設定を考えている。
今日には完成させたかったのだけど、残念ながら明日に持ち越しとなってしまった。年内には間違いなく完成させなくては。
ランキングバナーをエントリーの頭に持っていったのは不評ではあったのだけど、アクセス解析を見る限り大幅にクリック数をのびていたのは確かである。そこで、しばらくこの状態でいってみようと思う。
2006年12月28日
Triceratops scene 05
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昨日はずっとトリケラトプス・シーンにかかり切りだったのだけど、それほど進まなかった。
並行している仕事も研究者からメールが来ずに、進めることが出来ない状況だった。
今回の画像は寝る直前までのものである。

背景の空はおおよそ完成している。まずは齧っているティラノサウルスから始めていく。

少し寄ったところ。トリケラトプスはほとんど手つかず。

ティラノサウルスもここまで来るのに、何度も重ね塗りをして時間がかかってしまった。でも、新しい描写の方法を発見したので、これからどんどん試していこうと思っている。
コメントの書き込みについて一言。
どんなことを書いてもらっても結構です。エントリーに直接関係のないことでも、対話が成立するなら歓迎です。
コメンター同士での自由な議論も活発に行ってもらってよいし、それを読むことで僕も勉強になります。
失礼と思える書き込みでも、必ず返事は書きます。
コメンター同士の対話や、僕との対話で質問等が出たときは、スルーせずに答えるのが最低限の礼儀であると思っています。他のblogや掲示板では違うのかもしれませんが、僕が管理するこの場では、原則としてスルーは厳禁です。
ちゃんと答えてもらえてない書き込みがあった場合は、僕のほうからもフォローの質問をいれることがあります。
今後、何かの間違いで超人気blogになって、万が一書き込みが膨大な数になってしまったときは、そうもいっていられないと思いますが、現状こういった考えであることをご理解いただきたいと思います。
ps:アドバイスに従って、ランキングのバナーをエントリーの最初に貼ってみました。不評であれば元に戻します。
2006年12月27日
Triceratops scene 04
一昨日の午前2時頃に受け取った、科博の復元画(パレオパラドキシア)修正メールをもとに、午前4時30分まで制作。その後、復元画をスキャンして添付ファイルでメールを送る。午前10時頃起きだして、今度はデスモスチルスの頭部の復元画を制作。これもスキャンして添付ファイルで送った。
その後、このエントリーのタイトルであるトリケラトプス・シーンの制作を始めた。
コピーから転写したのち、ローアンバーで暗部から描いていく。

ここまでのプロセスで、おそらく30分はかかっていないと思う。

ディテールはわりと大雑把で、明暗と立体感を捉えるための作業である。

全体にイエローオーカを塗った後、空のブルーを少しずつ塗り重ねて行く。

これが寝る直前の状態。空と雲をを描くことにほとんどの時間を費やしている。まだ、出来上がっていないので、これから空と雲を仕上げていく。背景が出来上がった所で、恐竜本体にとりかかる予定である。
なんだかこの配色、アンディ・ウォホールのシルクスクリーンみたいだな。
昨日は一日中雨で、しかも夜には雷まで鳴るとは。とても年末とは思えない天気でした。
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いつも、応援ありがとございます。
2006年12月25日
Tyrannosaurus scene 02
今日もアルコール抜き。ビールも飲んでいない。
前回から、少しは動きが出たか。森の中の開けた場所という舞台設定にしてみた。背景をぼかすことで、登場する恐竜を浮かび上がらせ、さらに動きを感じさせることが出来ればと目論んでいる。

あまり極端なパースはついていない。少し離れたところから、こっそりと覗き見している感じである。
余裕があれば、手前の木に哺乳類も登場させたいところなのだけど、もうすでにこれっぽっちの余裕もないので、多分無理だろう。
後、何体ティラノサウルスを描くんだったかな。
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年末ですが、ぎりぎりまで制作します。応援よろしくお願いします。
2006年12月24日
Tyrannosaurus scene 01
今晩、忘年会で盛り上がった方も多いことだろう。僕はと言えば、アルコールも飲まず描き続けている。
今日の昼間はティラノサウルス・シーンの制作。トリケラトプスとの対決姿勢というのが、編集からのリクエスト。

まだ少し固い感じが拭えない。これから動きを感じさせる描写にしていきたい。
とにかくティラノサウルスが多くて、少々うんざり。人気ナンバーワン恐竜なので、致し方ない。
構図に変化をつけて、色々なバリエーションを試していこう。
個体差も感じさせることができれば良いのだけど、それはなかなか難しいだろう。でも、まだ確信の持てる復元には至っていない。
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ティラノサウルスが好きな人も、そうでない人も、応援よろしくお願いします。
2006年12月22日
Oviraptor scene 04
オヴィラプトル・シーンも完成。これは編集者が帰った後だったので、まだ納品していない。

出来るだけ背景をシンプルに、早さを優先したのだけど、出かける用事もあり時間がかかってしまった。

頭部のディテール。前回のエントリーの時と、それほど変化は無い。まさにヒクイドリ。

ちょっと進化しすぎた翼か。巨大なかぎ爪を持った前肢。

毛筋を一本一本ひたすら描く。身体のボリュームを損ねないよう、光の方向に注意していかなくてはならない。

カラスの剥製がとても参考になる。

グレースケールへ変換。制作途中でチェックしているわけではないので、結構どきどきする。ちょっとトーンが似通ってしまったか。
21日になってオリコンから、再び不可解なリリースが。あきらかに順番が違うだろう。5000万円もの被害を受けたと言っておきながら、謝ったら許してやるとは、全く理解に苦しむ。このページはトラックバックを受け入れながらも、件数に制限があり5件しか表示されない。「トラックバック受け付けています」という見せかけのポーズにしか見えない所にも、不快感を感じる。
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今日はここで打ち止め。応援よろしくお願いします。
Allosaurus scene 06
続いて、アロサウルス・シーン。これも取り立てに間に合わせるために、朝から最後の仕上げを行った。編集者到着時にはまだ制作中で、少し待ってもらうことになってしまった。年内にもう一度、取り立てに来るらしいので、今から恐怖である(嘘)。

アロサウルスとステゴサウルスの身体に、模様を描き入れる。より立体感をとらえやすくなる。

アロサウルスの頭部。口から鮮血を滴らせている。

ステゴサウルスの腹を、がっしり踏みつける後肢。前肢の爪にも、少し血痕があっても良かったかもしれない。

喉を切り裂かれ、絶命寸前のステゴサウルス。全国、一億人のステゴサウルスファンの悲鳴が聞こえる(嘘)。

ステゴサウルスの全体像。断末魔に尻尾をむなしく水面に打ち付けようとしている。

グレースケール。逆光の中の一シーンであることがよくわかる。
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2006年12月21日
Eoraptor scene 11
今日の昼間、担当編集者の恐い恐い取り立てが。
4点渡すのがやっとでした。これまで完成した画像をアップしていなかったので改めて更新。スキャナーで読み込んだものなので、デジカメで撮影したものよりも鮮明で色も綺麗に出ている。

完成した画像。この状態で図鑑に掲載される予定である。骨格図やキャプションなどが、画面の上からかぶさってくるので、全体を見渡すことができるのはこのblogだけということになる。

影の主役、リンコサウルス。かっこいい。最初、骨格図を見たときは「なんて醜い生物だ!」と思ったのだけど、アルゼンチンで実際の標本や化石に接してからというもの、もっとも好きな古生物のひとつになった。

真の主役であるエオラプトルも、手を抜かずにしっかり描いている。

物と物とが接するところをきちんと描くことで、生き物の重さや重力を表現することができる。とても重要な部分である。
背景の植物で遠回りはあったが、出来上がりを気に入っている一点である。
でも描き上がってしまうと、まったく興味がなくなってしまうのだけどね。なので、原画を売ってしまうことに、まったく抵抗がありません。

一応、グレースケールも。
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2006年12月19日
Oviraptor scene 03
昨日から始めたオヴィラプトル・シーン。背景を簡略化することで、スピードアップを計ろうという魂胆である。締め切りをクリアーするために、なりふりかまっていられない。どれだけ効率よく作業出来るかが、勝負の分かれ目である。

エスキースを見ながらの制作。もちろん、傍らには資料も広げている。トルーライトも大活躍。

画面を寝かせて水で湿らせてから、カラーインクで着色している。偶発的な色の染みが画面に表情をつける。

これが昨日の段階。極められるところから、どんどん描いていく。身体の色はオーストラリアに棲むヒクイドリを参考にしているというか、ほぼ同じにした。

頭部のディテール。羽毛が無く皺のある首周りと派手な色彩。嘴の上のとさか上の突起は、ヒクイドリ同様、角質に覆われている設定にした。ここまで制作して、眠りについた。
今日は朝から都内へ出かける。ある絵の具メーカーの講習会の講師として出席するためである。詳しい話は、後日のエントリ−に。作品を持っていくことになっていたため、車で家を出たのが午前7時45分。眠かった。酷い渋滞で、片道2時間もかかってしまった。距離にしてわずか30キロほどなのに。
無事終了後、手術を受けた友人を見舞い、ようやく夜になって帰宅。
昨日の続きを始める。

これが現時点での段階。良いペースで進んでいるが、今日はかなり疲れがたまっているので、ここまでで終了。

羽毛を描写。カラスの剥製を見ながら、面相筆で線を重ねていく。エスキースよりも、もう少しラフな感じの表現にする予定。卵はダチョウのように、砂漠の上に産み落とされている。これもあくまでも推測である。
昨日の話題であるが、今日になってオリコンからのコメントがアップされている(これトラックバック受け付けています。まだ少ないですが否定的な論調ばかりですね)。
当事者ではないので、分からないことだらけなのだけど、少なくともこれではオリコンは説明責任をはたしていないだろう。そもそも、いきなり起訴することは異常なことであり、出版媒体を持っているオリコンが自社誌面で徹底的に反論すれば良いだけだろう。そのほうが、はるかに効果的であり、企業イメージも保たれたと思う。
今回、自らの名誉を毀損しているのは、他ならぬオリコン自身だと思うのだけど。「偉い人にはそれが分からんのです」というオチなのでしょうか。
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まったく年末という感じがありません。応援よろしくお願いします。
2006年12月16日
Tyrannosaurus juvenile 02
ティラノサウルスの幼体。午前3時30分頃には出来ていたのだけど、寝る直前だったのでアップが遅くなってしまった。

孵化直後から13歳頃までは、それほど成長のスピードは早くなかったらしい。あまり大きくはないが、活発に動き回る捕食者をイメージして描いてみた。ティラノサウルスの幼体の化石は見つかっていないので、プロポーションについてはあくまでも推測でしかない。
茂みの中を素早く動き回り、小動物を捕えて食べる。また、大型の捕食者から逃げ回る必要もあっただろう。縞模様にしたのは、茂みの中での見つかりにくさを考慮してのことである。

ほっそりとした頭部。まだ噛む力も弱い。

身体と比較して、大きくがっしりとした足。まだ体重の軽い彼らは、ある程度の速度を出して走り回っていたと思われる。
先日、お伝えしたぐりですが、コメントにも書きましたが昨日、天国へ旅立ちました。
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ブログ村ランキング、ようやく5位になりました。しかし、どうしても超えられない壁があるような感じです。応援よろしくお願いします。


