2010年12月31日
餅つき
昨日の朝、関西事務所を出て三重の実家へ。遅くまで年賀状の準備をしたり、出発の準備をしていたら、睡眠時間が3時間になってしまった。高速道路は空いていて、1時間と少しで到着。祖母(すでに亡くなって代替わりしているが、習慣でそう呼んでしまう)の家まで行って、餅つきに参加。とはいえ、ほとんど食べるだけで、ついたのは一臼だけだった。寝不足でぼやっとしてしまって、なんともやる気にならなかったのである。
この臼はすでに100年以上の歴史があるらしい。当然、僕が子供の時から使っているものだ。
やはり、つきたての餅は美味い。特におろし大根で食べるのはつきたてでないといけない。というかつきたてでないと食べられない。手でついた餅は機械つきと違って腰があるので、雑煮にしたとき崩れにくい。
これからも出来れば毎年餅つきには参加したいなあ。
夜はそのまま親戚同士で宴会。
両親の世代から従兄弟の子供たちまで集まって、賑やかで楽しい一時だった。
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投稿者 corvo : 16:37
2010年12月28日
大阪で蕎麦を楽しむ
先週の金曜日の夜、研究室で制作をしていると、友人から電話がかかってきて、土曜日に大阪に行くので一緒に夕飯でもどうかというお誘い。なんとか金曜日に作品を完成させることができたので、是非ということで土曜日の夜は大阪まで出かけてきた。この友人とは20年来のつき合いで、大学も専攻も全くちがったのだが、とっても良い関係が長年続いている。友人の職業は空を飛ぶ仕事なので、こうやって突然、長距離を移動してくることがあるのだ。最近の行き先はロシアやアメリカが多いらしい。さすがにそこで待ち合わせるのは無理だけど。
行ったのは友人一押しのそば屋『そば切り からに』。
福島の駅からは、歩いて10分かからないほどの場所である。
まずはビール。
大好きなハートランドが嬉しい。2人で2本。
子持ちこんにゃくとにぎり天(しょうがの天ぷら)。鱈子のプチプチした触感と歯ごたえのあるこんにゃくが良く合う。天ぷらも美味い。
ビールの次は、やはり日本酒。
可愛い箸置きと突出しの酒盗。
だし巻き卵とさいぼし(馬の薫製)。
そして二種類目の日本酒。
黒豚みそと丸干しいか。このあたりで日本酒も三種類目。明らかに飲みすぎだったのだけど、これが後に大変なことになるとは。
そしていよいよ蕎麦。かも汁でいただく。友人は粗びき、僕は細切り。しっかりした歯ごたえとさわやかな香り。
おかわりに辛味大根。今度は僕が粗びき、友人が細切り。
大いに飲んで、食べて、しゃべって、舌も胃袋も肝臓も脳みそも大いに満足した一時だった。若い夫婦だけで店を切り盛りしているのだけど、とても気持ちの良い接客だった。是非ともまた訪れたい。
店内の内装や家具、食器に至るまで、店に雰囲気によくあっている。
まさか関西で美味い蕎麦を食べられるとは。お勧めです。
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投稿者 corvo : 23:58
2010年8月10日
夕飯にアボカドソースのパスタ
レシピはこれ。麺をゆでる以外に火を使うところがなく、とても簡単にできる。冷製にするには麺が太かったのが失敗。でも、美味しくいただきました。新たにレパートリーが増えた。
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投稿者 corvo : 23:23
2010年7月23日
チョコレート
僕はチョコレートが大好きで、以前に比べればそれほど食べなくなったが、美味しいチョコレートとの出会いはいつも嬉しいものである。
今月、誕生日プレゼントにと学生からもらったチョコレート。上のチョコは甘かった。下の方は76%と硬派なビター。
41歳という年齢が若いのか老いたのか、当の本人には分からない。自分にとっては現在進行形の年齢でしかないからだ。昔、良く年上の人から「まだまだ若くていいな」と言われたけど、実はずっと違和感を感じていた。長く生きてきたからかこそ言えることだと思っていた。人間、いつ何時、どんなことで死ぬか分からない。明日には生きていないかもしれない。なので、学生に対しても「若くていいな」という感想を持つことはほとんどない。歳をとっているから何かに習熟しているわけでもないし、若いから足らないわけでもない。
一瞬一瞬を大切にして欲しいと、切に願う。
まったく関係のない話なのだけど、現在またスパムコメントのサイバー攻撃にさらされている。大変、鬱陶しい。
投稿者 corvo : 23:06
2010年7月11日
Kit Kat 田丸屋本店わさび
先週、関東本部から関西事務所への移動中、東名高速のSAでお土産を物色。いつもは確実に美味しいものを探すのだけど、今回は色物に走ってしまった。
「静岡限定」の言葉に踊らされたというのもあるが、わさびフリークとしてはどうしても外せなかった。
Kit Kat 田丸屋本店わさび。チョコにわさび。
ベースがホワイトチョコレート。この時点で僕としては失敗だ。僕に嫌がらせをするなら、大量のホワイトチョコレートを送るに限る。それぐらい嫌いなのが、ホワイトチョコレート。
ただ、味に関しては実は感心している。美味しいかと問われれば「????」なのだけど、実にうまくわさびの風味とホワイトチョコレートが組み合わされている。これ、開発陣はものすごく頑張ったと思う。そこには敬意を表したいが、二度と買わないだろう。残念。
次からは定番の美味しいものにします。
選挙は先週、済ませてきました。
投稿者 corvo : 01:34
2010年5月 3日
葉桜の宴
いつも桜の季節にホームパーティーをしていたのだけど、僕が関西に赴任してからは年度初めということもあって、桜の季節に開催することができずにいた。そこでゴールデンウィークを利用して、「満開の桜」ではなく「葉桜」を楽しむことにしたのである。
今回、伝説(?)のカレー職人を召喚。これまでも何度かご馳走になっているが、絶品である。
僕はラムを用意。これは前日に仕込み中のところ。庭に繁茂しているローズマリーが役に立つ。
セージ、パセリ、ローリエ、ニンニクとともにオリーブオイルで一晩マリネに。
フライパンで表面に焦げ目をつけてから蒸し焼き。
とても美味しいラムチョップができたのでした。
職業も住んでいるところもばらばらで、なかなか集まることはできないがそれぞれに楽しんでもらえたようで充実した一時だった。
投稿者 corvo : 23:29
2010年4月 8日
じじばば
『じじばば』とは店の名前。
話が前後してしまうが、健康診断の前日は午後9時以降は飲食が出来なくなってしまう。そこで同僚の先生と、ぎりぎりまで美味いものを食べて、美味い酒を飲もうということになって京都の街へ繰り出すことに。どこまで食い意地がはっているのだか。
京都タワーの脇を抜けて狭い路地を何度か曲がったところに、その店はあった。店内はカウンターだけで、10人も座ればいっぱいになる。座席の後ろはすぐ引き戸でとにかく狭い。
厚切りベーコンの黒胡椒焼き(以下、メニュー名はいい加減です)。うれしいことにハートランドが生で飲める。
これが絶品。生シイタケとニラと鳥肉を炒めた物。今まで食べたシイタケを使った料理の中で間違いなく一番美味かった。
メキシコ風焼き鳥。ちょうどよい辛さ。
パスタ。チーズのたっぷりのったペペロンチーノだったかな。麺はデチェコを使っていた。
ホタルイカをタタミイワシのようにつなげて干したもの。ほんのりとした苦味がゆたかな味わい。
坦々麺。これも今まで食べた中で一番かも。肉みその美味さ、胡麻の風味がしっかり利いたスープも雑味がなく、全くすばらしく調和がとれていた。美味い。
卸蕎麦。これもまた美味い。口の中はさっぱりすっきりしたのだけど、さすがに胃袋が限界。時間ぎりぎりまで食べて、飲んで、しゃべって、大いに楽しんだのだった。終電以外にタイムリミットのある飲みも、またよいものである。
投稿者 corvo : 01:04
2009年2月24日
今日は回らない寿司の日
今日は年に一度の回らない寿司の日。友人との会食。F1の順位予想を賭けの対象に、負けた方が寿司を奢るのである。で、去年のシーズンは僕の負けだった。でも、美味しい寿司を食べられたので幸せである。
カンパチとシマアジ。
明日、関西事務所に戻って、再び怒濤の日々が始まります。
投稿者 corvo : 23:30
2009年1月 2日
大晦日に餅つき
年は明けてしまったが、大晦日の出来事。祖母(既に亡くなっているが)の家では、毎年餅つきを行っている。いつもなら29日か30日ぐらいだが、今年は大晦日ということで、つきたての餅を食べる事ができた。木の杵と臼を使って親戚中で準備をする。僕は腰の状態があまり良くないので、ほんの少しつくのを手伝っただけで、後は見ているばかり。三重にいるときは、毎年のように参加していたので、とても懐かしい。
すぐに食べる餅は最後の一臼だけで、それ以外は切り餅にするため伸していく。
餅はあんこ、きな粉、おろし、野沢菜などで食べる。中でもおろしは僕の大好物で、かつつきたてでないと食べることが出来ない。食べたのは数年ぶりかも。やはり美味い。絶品である。手でついた餅は、機械でついたものとちがって、腰がしっかりしていて歯ごたえがある。雑煮にしても、煮くずれる事がない。
大変な人口密度。餅の争奪戦は、常に激しい。
投稿者 corvo : 17:22
2008年4月 5日
お花見
お花見といっても、先月の30日のこと。
滋賀へ移動する直前に、気のおけない仲間が集まって恒例のお花見パーティー。お酒や料理を持ち合い、お昼頃から夜までだらだらと会話と料理とお酒を楽しむという、いたってカジュアルな場である。
初対面同士でも皆自由に上手くやってくれる。そうでないと楽しめない場でもある。それぞれに職種も違うし、僕との関係のあり方も様々なのだけど、毎回興味の対象を見つけて深く熱く語り合っているのを、料理の準備や片付けをしながら眺めているのがとても楽しい。ホスト役だと、なかなか話の輪に入るというのは難しい。
このお花見会、毎年3月末であれば関東支部でできるかな。まだ、滋賀では良いお花見ポイントを見つけていません。
この日、会う友人会う友人に「で、いつ滋賀に行くの?」と聞かれたのだけど、「明日」と答えると一様に驚かれた。まあ当然か。お花見の日も、仕事の連絡がメールで入り、途中地下に降りて仕事をこなしたりと、ずっとばたばたしてしまった。
まだまだ厳しい日々が続くので、気が抜けないのです。
投稿者 corvo : 23:47
2007年9月25日
中目黒でピザを食べる
昨日、一時帰国中だった骨王さんがアメリカに向けて飛び立つ日ということで、ランチをご一緒することになった。中目黒駅で骨王さんご夫妻と待ち合わせ。目指すはピザの有名店「聖林館(旧SAVOY)」。
こちらのサイトでメイキングが紹介されており、以前から行ってみたいと思っていたのだけど、タイミングよく骨王さんに誘ってもらい早々に実現した次第である。
狭い路地に面した店舗。間口も小さなコンパクトな店構え。骨王さんと写真を撮りまくっていたら、怪訝な顔をされてしまった。
ガス入りのミネラルウォーター。いままで飲んだ事のない銘柄。炭酸はかなりマイルド。僕はもっときつめが好きなので、一番のお気に入りはペリエ。ピザは二種類。素材の味を活かした素朴な味で美味い。前菜で頼んだブロッコリーも、ニンニクと唐辛子がきいていて美味かった。
ただし、あまりゆっくりできる店ではない。食べたらすぐに出なくては申し訳ないような気分にさせられる。食べる前におしぼりも出ない。水も出ないので、なにかドリンクを頼まなくてはいけない。このあたりは欧米スタイルなのだろうか。
表に展示してあったサンプルのミニピザ。可愛い。店の名刺を見る限り、とてもピザ屋とは思えない。まるで空手道場のような名称。イメージ戦略として正しいかどうかは分からない。オーナーの趣味だろうか。もう一度行きたいかと問われると、微妙なところである。
投稿者 corvo : 21:51
2007年9月20日
長野でランチ(去年と同じタイトル)
毎年の恒例となりつつある、VILLA D'EST GARDENFARM AND WINERYでのランチ。今回で3回目。妻と出掛けて来た。
予報では涼しくなるということだったのに、朝から日差しが強く暑い。高速道路はどこも渋滞することなく、スムーズに行く事ができた。
窓際の席。ブラインド越しの景色。
明るい日差しを受けた、ガラスと花のシルエットが美しい。
前菜は同じで、右側が僕で、左側が妻のメニュー。メインの肉料理は、僕が子羊、妻が豚を選んだ。子羊も美味かったのだけど、ここの豚肉料理は絶品である。
今回はオーナーである玉村豊男さんにもお会いすることができ、しかも長時間にわたって楽しく話をすることができた。感謝です。思いがけず、良い出会いもあり、充実した一日でした。
蝶と違って蛾というだけで、なぜにこうも忌み嫌われるのか。不憫である。
今回はもうひとつ楽しみにしていたことがあって、新しいタイヤ(グッドイヤー・レブスペックRS-02)の履き心地である。往復420キロほどなので、ようやく馴らしが終わったぐらいだと思うが、最初からかなり良い感触だった。予想以上にグリップがある。路面からのインフォメーションも豊富で、硬い乗り心地ながらも、しっかりとこちらの操作に応えてくれる。これは良い買い物だったと思います。
スポーツタイプの車に乗っている方には、お勧めです。雨の中を走っていないので、ウェットグリップは分からないが、今から楽しみである。サーキットへ持っていくと、大きく評価が変わってしまうかもしれないが、公道を走る分には必要にして十分なグリップと、レスポンスの良さだと思います。
投稿者 corvo : 23:57
2007年4月27日
お気に入りのビール
友人、知人は、僕がお酒が弱いことをよく知っている。まったくの下戸というわけではないが、たくさんの量を飲む事はできない。なので、出来ればおいしいお酒を少量楽しみたいと思っている。
といっても、高価なワインを買うお金があるわけでもないし、アルコール飲料の知識が豊富なわけではないが、そんな中でも好きなのはビールである。ビールで一番衝撃を受けたのは、学生時代に旅行したベルギーで飲んだ物だった。水より安い(一杯100円ぐらいだったと思う)ビールを泊まっていたホテルで頼んだところ、なんとも濃厚で香りが良く、舌触りも滑らかなで豊かな味だったのである。ビールの銘柄や種類なんて全く覚えていないし、膨大な種類のあるベルギービールの中から特定することなど不可能なのだけど、とにかく一発で気に入ってしまったのである。
写真は、今僕が好んで飲んでいるビールたち。ベルギービールの話を書きながら、4種類中3種類は国産ビールなのだけど、これらはどれを飲んでも抜群に美味い。しかも、通っているジムの一階のスーパーで全て手に入る事が嬉しい。店長、グッジョブである。
以前にも書いたかもしれないのだけど、僕はどうにも「スーパードライ」が好きになれない。飲み屋の生にそれしかないと、ビールを飲まないぐらい嫌いなのである。これは嗜好の問題なので、ご容赦願いたいのだけど、過去には「美味しんぼ」がきっかけで話題になっていたようである。
お酒というのは、その日の体調や食事の種類によっても、味が違って感じたりするものなのだけど、僕自身は作中の山岡が指摘しているように、スーパードライを飲むと舌に金属のスプーンを当てたような味覚を常に感じて、不快になってしまう。
もともとさらさらと水のようなビールが嫌いだということもあるのだけど、風味が良く、口の中で転がせるように味わえるほどに濃厚なビールが、僕の好みである。一般的ではないですね。
お酒の話題ついでに、今はまっているのが漫画「もやしもん」。
随分、前に友人からも薦められていたのだけど、今出ている単行本を全て買ってしまった。面白く、非常に勉強になる。
今回、初めてじっくりと読んだのだけど、絵が丁寧で上手い。
投稿者 corvo : 02:43
2006年9月13日
長野でランチ
昨年もちょうどこの時期に出かけたランチに長野まで妻と行ってきた。昨年とちがい朝から雨で、空はどんよりとして路面も悪く、前を走る車が掻き揚げる水滴で視界も悪い。おまけに時差ぼけ。すっかり降りるインターを通り過ぎてしまい、次で降りてあわてて戻ることに。
一度行っているので、高速の出口からはスムーズに行くことが出来た。行き先はVILLA D'EST GARDENFARM AND WINERY。午後1時30分からのランチコースを楽しむ。
詳しいメニュー名まで覚えていないので、ざっと写真だけでも。
ナプキンやランチョンマットもオリジナルのもの。一輪挿しも美しい。
写真を撮り忘れて、ちょっと食べてしまった。
前菜。向かって左が僕のメニューで、右が妻のメニュー。
主菜。今年も僕が豚で、妻がサーモン。
デザートもボリュームがある。
大変おいしくいただきました。この日は、思いがけず良い出会いもあり、どんよりとした天気とは違った気持ちのよい一日でした。
この季節、コスモスが楽しめる。雨の中、落ち着いた光の中の景色も、またよい。
投稿者 corvo : 11:25
2006年4月 8日
打ち合わせ→死者の書→いもや
金曜日は午後から打ち合わせ。先日、お伝えした版画制作のために、登戸にある版画工房(小林美研)まで行ってきた。自分の原画とはいえ、持ち運びにはけっこう緊張する。普段、行きなれていないところに行くと、距離の感覚がつかめず登戸で降りるところを、ついつい乗り過ごしてしまった。本を読むのに集中していたのも原因である。
打ち合わせは1時間ほどで、無事終了。その後、神保町で妻と待ち合わせて、岩波ホールへ映画「死者の書」を見に行く。友人からmixiの日記を通じて教えてもらったのだけど、ぎりぎり最終日に間に合って良かった。いつもながら、最終日でのお知らせで申し訳ないのだけど、これは多くの人にぜひとも見てほしい作品だ。
折口信夫原作、川本喜八郎監督・脚本、桜映画社制作の人形アニメーションで、70分という長編。川本喜八郎といえば、NHKで放映していた人形劇「三国志」を覚えている方も多いと思うが、あのときの人形作家である。「三国志」は人形劇を映像収録するというスタイルであったが、今回の「死者の書」は一こまずつ撮っていく、アニメーションの手法で出来ている。
アクションは大きくないのだけど、衣擦れの音が聞こえてくるような、繊細な動きが随所に見られる。衣装の造型も見事で、人形の動きに合わせて、きちんと皺も動く。嵐の中を歩く表現は圧巻で、衣は濡れながらはためき、髪はみだれて後ろにたなびく。それらを一こまずつ、少しずつ動かして撮影したことを想像すると、気の遠くなるような作業量だ。そんなことを別にしても、とても美しい映像美の連続であった。
物語もとても興味深いものであったが、ここで語れるほどに咀嚼できたわけでなく、原作を読み、奈良時代の宗教を理解しなくては、深いところまでは堪能することが出来ないのかもしれない。
とにもかくにも、素晴らしい映画であったことは、確かである。
この映画を見る前に、ひとつハプニングがあって酷い目にあってしまった。チケットを買って、待ち合わせの時間まで時間をつぶそうとビルを出たところで、鳥の糞を頭から背中にかけて落とされてしまった。すぐにトイレに駆け込んで、とにかく洗面台で頭の汚れを水で流す。コートにも水をかけて流し落とした。
幸い今回、来ていたコートがBarbourというブランドのもので、オイルをしみ込ませ防水加工された生地で出来ており、水をかけるだけで全ての汚れを洗い流すことができた。
これからは、建物の壁のすぐそばは歩かないようにしよう。
夕飯は近くにある「いもや」で天丼。ひとつ500円なのだが、これがじつに美味い。神保町へ来たときには、一度食してみるのがおすすめです。他に同じ「いもや」で天ぷら定食の店と、トンカツの店があり、どちらも格安で美味い。
神保町の交差点から、白山通りを水道橋に向かって少し行ったところです。
ポチポチっと、応援よろしくお願いします。
投稿者 corvo : 00:08
2005年9月14日
ランチ
今日は妻とランチを食べに長野まで出かける。
エッセイスト玉村豊男氏がオーナーを務めるVILLA D'EST GARDENFARM AND WINERYがその目的地で、テレビでここの存在を知った妻がランチの予約をし、ドライブがてら行こうということになっていたのである。
外環自動車道、関越自動車道、上信越自動車道と乗り継ぎ、東部湯の丸インターを降りて10分ほどのところで、自宅から片道約220㎞であった。
夏休みでもない平日だというのに、お昼時はもう席がいっぱいである。高速のインターから近いとはいえ、決してアクセスの良い場所にあるわけではない。ちょっと気軽に来られるところでもないのに、驚くほどの盛況ぶりである。
山の中腹にあり農場に囲まれたカフェとワイナリーは、素晴らしいロケーションであった。天気にも恵まれ(真夏のように暑かったのには閉口したが)、山の斜面から平地の景色がくっきりと見渡すことができた。
農場から見下ろす景色。
1時からのランチコースを楽しむ。メインに妻が選んだのは「信州サーモンのフィッシュケーキ」で、僕は「蓼科豚のロースト」。これが最高に美味しかった。しっかりと火が通っていながら、赤みを帯びた肉質は柔らかく、味付けもしつこくなくてさっぱりと食べることが出来た。
「蓼科豚のロースト」
「信州サーモンのフィッシュケーキ」
デザート、ハーブティーも美味しく、大満足のランチであった。
さすがに往復の運転はこたえる。夕食後に仮眠をとってからblogをアップ。他にもいろいろ書こうと思っていたのだけど、とりあえずここまでで。
投稿者 corvo : 22:54