2013年5月31日
上手いとはどういうことか?
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少しTwitterで書いた事をまとめてみる。
自分の行為をきちんと第三者に説明出来ることが、スキルとして身に付いているということではないだろうか。線を引くにしてもなんとなくではなく、どうしてその線を引いたのか、どうして何本もひかなくてはならなかったのか、どうしてその曲線を描いたのか。
上手く描けないときは、その対象の構造が理解できていなかったり、自分で説明出来るだけ見えていなかったり、あいまいなままにいい加減に手だけ動かしてしまっているとき。分からないことを分かろうとするか、そのままにするかで、結果は大きく変わるだろう。
分からない事を分からないままですませたり、少し角度を変えれば見えることをさぼったり、雑になってしまうと、とたんに結果が悪くなる。知りたい、理解したい、という好奇心、欲求を常に持ち続けることが大切、というか僕がどうしても気になってしまうのがそういう部分なのだ。なので古生物の復元画を描くときはできる限り資料を集めないと描けないし、最後まで分かることのできない、実物を見て確認する事のできないストレスがついてまわる。
単純に上手い下手という話になると、その判断基準のほとんどは好みかそうでないかに陥ってしまうことが多々ある。それは客観的な指標とはいえず、あまりに主観的でしかない。
一面的な判断基準ではあるが、その画面の隅々まで作者はきちんと説明出来るものに仕上がっているかどうかということが、客観的な指標として重要であると考えている。曖昧でよく分からないままに描くと筆は迷う。色彩も決まらない。雰囲気で見せるのもひとつの上手さではあるが、分かっていないであろうことを、誤摩化されるように見せられるのは違和感を覚えてしまう。そのほころびがずっと気になって画面に集中できなくなってしまうのだ。
自分で行った全ての行為をきちんと第三者に説明することができるかどうか?
スキルとして、プロとして、非常に大切なことであると、最近強く感じている。
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投稿者 corvo : 23:30
2013年5月25日
デザインフェスタ vol. 37 SKULL! SKULL! SKULL! 出展2
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今回の出展はSKULL! SUKULL! SKULL!、成安交連骨格隊、なにわホネホネ団の3団体が5ブースを借りるという大所帯なものだった。なにわホネホネ団ブースでは博物館で標本を作るとはどういうことか、成安交連骨格隊ブースではその標本を展示に適した形態に組み立てること、よりよい展示の方法をプレゼンテーション、SKULL! SUKULL! SKULL!ブースでは博物館にある標本などをモチーフに、これまでになかったオリジナルのミュージアムグッズの提案を行った。3つのブースを見てもらえると小規模ではあるが、ひとつの博物館としての機能を再現することを意図していた。もちろん収蔵の機能もないし、学芸員がいた訳でも、研究の現場を見せていた訳でもないが、教育普及、展示、ショップとしてオリジナリティの高い提案ができたと思う。
なにわホネホネ団では、標本に触ってもらいながら、団員が標本の意義、種などについて丁寧に解説していた。お客さんは興味津々。ブースの横では剥製制作の実演もしており、常に黒山のひとだかりができていた。客観的に見ても、物見遊山な興味本位なだけの人は皆無だったと思う。十分にホネホネ団の活動、標本制作の意義、博物館での役割は伝わったのではないだろうか。
前回に比べて展示物も充実し、安心して見られる空間になっている。
成安交連骨格隊は僕が中心になって進めている、成安造形大学特別研究助成金を使ったプロジェクトのプレゼンテーションである。
従来の組み立て方法ではない、より美しく、可動性の高い方法を試している。奥の額縁に入ったウマの後肢の骨格は、鉄板上に磁石で固定されていて自在にポーズをつける事ができる。関節も磁石でつながっていて、任意の位置でポーズさせることができる。最初にイメージしていたのは鋼鉄ジーグ。
磁石を埋め込むので実物の標本には応用できないが、レプリカでは有効な方法だと思う。まだまだ完成度は低いが。
いつも安定感のあるRC GEAR横山君のシルバーアクセサリー。
所企画の所十三さんのコーナー。初めてのことで色々勝手が分からなかったと思います。出展者として楽しんでもらえただろうか。
手前のガラスキャビネットが、アクアプラントの守亜君の展示コーナー。ほとんど写真が撮れてなくてごめん。
日曜日後半はほとんどの新作が売り切れてしまい。50%オフの旧作を展示販売するしかないことに。大量に作る事ができないので、このあたりの加減は非常に難しい。
これまでのデザフェスの出展では、一貫して主軸に置いてきたのは「アート」ではなく「サイエンスとアカデミズム」である。デザインフェスタはアートやデザインの祭典ではあるのだけど、徹底してロジカルに積み上げられたブースがもっとあってよいと思っていた。「感性」「センス」といった曖昧な言葉で語られるものではなく、全てを説明できる、どうしてそうなったかを語ることができる、そのうえで見る事、触る事でしか体験できないものを提供する。今後もその部分に主眼を置いていきたいと思っている。
SKULL! SKULL! SKULL!としてのデザフェスへの出展は、これが最後となる。デザフェスはブース配置の性格上、拡大しても横に広がるしかない。奥行きを持った、パースペクティブを持った展示空間を作る事は不可能である。前回の3ブースから5ブースに拡大しただけでも、密度感が減った印象を受けた。実際にブースを訪れるお客さんは増えているのに、前回よりもずっと余裕があったように思う。その反面、一人一人とじっくり話をする時間がほとんどとれなかったのは残念だった。
そこで次回は銀座のギャラリーでの開催を計画している。
ヴァニラ画廊でのグループ展だ。
まだ内容については何も決まっていないが、サイエンスとアカデミズムを主軸に置く事には、なんの変更もない。是非、期待いただければと思います。
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投稿者 corvo : 20:35
2013年5月21日
デザインフェスタ vol. 37 SKULL! SKULL! SKULL! 出展1
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先取末に開催されたデザインフェスタ vol. 37に、アーティストユニットSKULL! SKULL! SKULL! として3回目の出展をしました。このユニットとしての出展はこれが最後になります。デザインフェスタでやりたいと考えていたことが、かなりの部分実現出来たというのが大きな理由です。
今回も関西からほぼ徹夜で走りきっての搬入。幸い、大学のプロジェクトでの出展もあったため、ドライバーの数も多く、交代しながら進むことができた。これまでもひとりで運転することが多かったので、格段に楽だったのだった。
ブース位置が壁際だったので、広大なバックヤードを確保することができた。これだけ広いと準備も楽に出来る。
オープン直前、ほぼ完成したブースの様子。 SKULL! SKULL! SKULL! のメンバーは、普段からイベントや展示になれているので、手際も良く安定したセッティングができる。実はブース配置の打ち合わせは、全く事前にしていなかった。
こちらは隣接するブース、成安交連骨格隊となにわホネホネ団デザフェス部(非公式団体)。ホネホネ団の展示も昨年に比べるとかなりの充実度である。成安交連骨格隊の展示はは、成安造形大学特別研究助成金で進めている、美的に美しく科学的に正確な骨格の組み立てるプロジェクトの一環である。
直前まで準備に追われるホネホネ団のメンバー。繊細な標本が多く、展示設営にも神経を使う。
バックヤードでは在庫を置きつつ、アウトレットセールも。
手前の棚には新作のTシャツを陳列し、右の壁にはトートバッグを展示。まずは新作だけを並べてみた。
ネコスケルトンが好評でつぎつぎとなくなっていく。初日の夕方にはすでに売り切れる商品が出てきてしまった。
デザインフェスタ vol. 37 SKULL! SKULL! SKULL! 出展2に続く。
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投稿者 corvo : 12:20
2013年5月18日
デザインフェスタ vol. 37 SKULL! SKULL! SKULL! 出展します
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*デザインフェスタ初日まで、商品情報、出展情報などを、随時追記していきます。
今年もデザインフェスタvol.37へ、SKULL! SKULL! SKULL!はブース出展します。
ブースナンバーはC-368、369、370。Mブースを3連で並べ、さらに『なにわホネホネ団デザフェス部(非公式団体)』と、成安造形大学特別研究助成金で進めているプロジェクト『成安交連骨格隊』も隣接するため、間口9m、奥行き1.8mの骨密度の高い空間が展開されます。
今回のSKULL! SKULL! SKULL!のメンバーは若干の変更があって
横山 隼 RC GEAR
守亜 和由紀 アクアプラント
所 十三 所企画
小田 隆 STUDIO D'ARTE CORVO
の4名です。
Black Cat skeleton コットンMサイズトートバッグ 2000円
Black Cat skeleton リネントートバッグ 1000円
lack Cat skeleton コットンLサイズトートバッグ 3000円
White Cat skeleton リネントートバッグ 1000円
White Cat skeleton コットンMサイズトートバッグ 2000円
White Cat skeleton コットンLサイズトートバッグ 3000円
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投稿者 corvo : 11:00