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2013年4月 1日
「ガチャピンのの古生物学的、解剖学的考察による骨格復元」論文が同人誌として出版され...
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もう先々月のことになるが、僕が描いた「ガチャピンの骨格図」が一部で随分と大きな反響を呼んでしまった。
ほんの遊び心から始めたことが大事になってしまった。そこでここはやはり、公式に対抗すべく手段を講じる必要があると考えたのである。別に敵対するとか、こちらのほうがいいだろうとか、リアルでよく考えられているだろうとか、学術的な考察も優れているだろうとか、発注する先を間違えているだろうとか、などという意図はなく、学術的に公平な俎上にのせるべきと思った次第である。
そうなるともっともオフィシャルな形式は、科学論文として成立させることである。短期間ではあるが、友人の研究者とともに秘密裏に進めていたものが、ようやく形になってきた。
そして次は行動あるのみ、次回の古生物学会で口頭発表をしようと思いアブストラクトを投稿したのだが、やんわりと断られてしまった。SVPは英語での発表になるのでハードルが高い。
思いきって学術誌数誌への投稿を試みたが、すべてリジェクト(不採用)されてしまった。共同研究者も大きな自信を持っていただけに、その落胆は大きかった。なぜだ!なんらかの圧力が上層部からかかっているのかもしれない。
先日、某公式骨格図を監修した、某博物館の某学芸員に確認をとったら、「全然問題ないですよ。私は関係してないから!」と太鼓判を押してもらっていたのに、なぜだ。
こうなるととれる手段はただ一つ(でもないのだが)、同人誌による出版である。二次創作であるので、コミティアとデザフェスは駄目だ。一気に本丸であるコミケを目指すことになった。ある意味、学術論文雑誌への掲載よりもハードルが高いかもしれない。売れなくては意味がない。薄い本として魅力的でなくては。
現在、このような状態である。現実的なスケジュールとしては冬コミでの発売を目指すのがよいだろうか。
表紙。
学名 Brevevgnathosaurus sinensis
学名の意味:breve=平たい、gnathos=顎、saurusu=トカゲ、sinensis=中国の
学名 Muck muck
学名の意味:台湾原住民、アミ族の伝承に登場する人魚「ムック」から
他にも、このようなコンテンツを考えている。
もし反響、要望が大きければ、ひょっとしたら実現するかもしれない。
本気にするかどうかは、読者の皆様次第ではありますが・・・・。
PS:今年度も成安造形大学で特任教員として働くことになりました。昨年まで「特任」は「特殊任務」の略だと思い込んでいたのだけど、どうやら違っていて「特命任務」の意味らしいです。
今年は委員会からも外されたし、ドラマ相棒の特命係同様、窓際部署としての「特命任務」なのかもしれません。
とはいえ、今年度もよろしくお願いいたします。
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投稿者 corvo : 2013年4月 1日 09:00