2013年2月21日
ガチャピン骨格図
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すでに2週間ほどたってしまったが、twitterで話題になった『ガチャピンの骨格図』をこのblogにもまとめておこうと思う。
すでにまとめられているURLはこちら。
ガチャピンの骨格図 by古生物復元画家 @studiocorvo 氏(2/9 最終版に続く)
【最終版】ガチャピンの骨格図 by古生物復元画家 @studiocorvo 氏(2/13追記)
「ガチャピン骨格図最終版」がついに登場、剣竜と鎧竜のハイブリッドな特徴を持った骨格に
わざわざなぜこんなものを描いたのかというと、オフィシャルのガチャピンの骨格図をみた時に、どうにも恐竜らしさがなく、哺乳類のような頭骨だったからである。
そこで「描こうかな」とtweetしてから、約1時間で第一稿をアップしてしまったのがこれである。
恐竜の末裔であることを強調するあまり、上部側頭窓を大きくしすぎてしまった。おかげで「なんでかじられてんだよw」というtweetまでされる始末。もちろんかじられてこうなったわけではない。
そして側頭窓を控えめに、より現実的にしたものがこの画像である。恐竜を意識し過ぎて、後頭孔が後ろ寄りになっている部分に、「バランスがとれない」という鋭い突っ込みが入ったりと、リツイートされる数も爆発的に増えていったのがこの頃である。部分的な骨格図にも関わらず、多くの注目を集めることになった。
最終版。ステゴサウルスの子孫であるという設定だったのだけど、瞼の骨、手に付いた突起の特徴などから、剣竜類と鎧竜類のハイブリッドな特徴を持つ骨格図としてみた。
大きな頭骨の中に全て脳が収まっていると考えるのは大き過ぎて不自然なので、人間とほぼ同じ容積でそれ以外の部分は蜂の巣状の構造で軽量化されていることにした。これはゾウの頭骨にみられる形質である。
全体のフォルムは直立した鳥であるペンギンに近い。恐竜なので鳥をモデルにするのは、ごく自然なことである。
卓越した心肺能力を持っていることは想像に難くない。
さて、今一番の気掛かりはオフィシャル骨格図以上に、こちらの方がネット上で流れてしまっていることである。二次創作として見逃してもらえるか、何かコンタクトがあるのか。
お遊びとして多くの人に楽しんでもらえらのは、とても良かったと思います。これをきっかけに「古生物の復元」や「美術解剖学」にも興味を持ってもらえればと思います。
おまけ
「中の人などいない!」とお叱りを受けました。
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twitter
投稿者 corvo : 23:42