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2012年12月25日
丹波竜骨格図制作2
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丹波竜の骨格図はある程度パーツに分けて制作している。修正を容易にするためと、姿勢やポーズを柔軟に変えることができるからである。
B3のイラストレージョンボードで6枚。うち2枚は没原稿である。
原稿の実寸で繋げると、2mほどになる贅沢な骨格図となった。全貌については近い将来、お見せできると思います。
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投稿者 corvo : 13:27
2012年12月19日
3週連続ヌードデッサン 2
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二週目の写真を撮り忘れて、先週はエントリーをアップすることが出来なかった。
先週終了時点。大腿部が長過ぎる。
まだまだ完成まではほど遠い。
そして、今日の終了時点。計24ポーズ、480分。B1のワトソン紙にペン、セピアインク、アクリルのチタニウムホワイト。
かなり多くの修正を繰り返しているところを、学生には見て欲しい。
顔のアップ。
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投稿者 corvo : 23:12
2012年12月18日
丹波竜骨格図制作1
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先週末は丹波竜の骨格図の制作を集中して行っていた。まだ詳しい画像を掲載することができないので少しだけ。
おおよそ全てのパーツが揃ったのだけど、骨盤の角度がおかしく、修正の必要がある。
ばらばらだったものを並べて全身骨格図が出来上がるプロセスはわくわくする。
最初に全体像を決定せずに進めるのが重要なポイントである。恣意的な部分をできる限り排除して、組み立てていかなくてはならない。
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投稿者 corvo : 11:53
2012年12月 5日
3週連続ヌードデッサン 1
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成安造形大学の授業。3週連続で計24ポーズのヌードデッサンが始まった。
画面の大きさはB1サイズで、あたりをとった後、顔から描き始めたところ。
最初のあたりは鉛筆でとっている。徐々に描き込む範囲を広げていく。
学生の指導もしながらなので、この日はここまでである。
プロポーションがきちんととれない学生が多く、どう指導すればうまくいくのか模索中である。
3次元の立体として人体を捉えることを苦手とする学生も散見されるのも悩ましい。
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投稿者 corvo : 23:36
2012年12月 4日
ヌードデッサン100分
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久々に授業で気持ちよく描けた1枚。
サイズは約B2。ワトソン紙にペンとセピアインク。
肩甲骨の周囲の筋肉をはっきり観察し描写する事が出来た。
100分とそれほど長い時間ではなかったけど、最後まで描ききることが出来たのは良かった。
終盤、インクを落として染みを作ってしまっているのはいけない。ふっと集中力が切れるとやってしまう。
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投稿者 corvo : 23:22
2012年12月 3日
タイヤバースト
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丹波に行く前日、大学からの帰り道、突然右フロントタイヤのバーストに見舞われた。
激しくバーストしたわけではなかったので、パンクのような感じだった。真っすぐ走っているつもりが右へ右へとハンドルがとられる。すぐに停めてタイヤを確認してみると、完全につぶれていた。交換のためにジャッキアップして、どこに異状があったか確認してみると、内側のサイドウォールが大きく裂けていた。原因は分からない。交換してから3年ほどだし、冬はスタッドレスに交換するので、それほど距離を走っているわけではない。サーキット走行もしていない。
不幸中の幸いだったのは、丹波への移動中のトラブルでなかったことだ。
この後、仕事も残っていて、あまりのツキの無さを嘆いたりもしたが、まあ起きたことはしかたない。
丹波への運転が不安だったので、急きょレンタカーを手配し、当日はその車を運転して、無事往復することができた。結局、2時間しか睡眠がとれなかったので、そのほうが危険だったかもしれない。でも、眠気を感じる事もなく、快適にドライブすることはできた。
怒濤のスケジュールの中でのアクシデントも、なんとか乗り切ることができた。
早速、新しいタイヤを発注した。次はミシュランパイロットスポーツ3。最初に付いていたタイヤ以来のミシュランである。どんな乗り味なのか、いまから楽しみである。
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投稿者 corvo : 23:42
2012年12月 2日
丹波竜フェスタ『しゃべくり恐竜セブン+ 丹波竜の世界を徹底検証!』丹波竜頭骨&頭部編
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続いて制作プロセスを紹介したのが、丹波竜の頭骨と頭部の復元である。監修は兵庫県立人と自然の博物館の三枝春生さん。丹波竜に発掘から携わっている、世界で最も丹波竜を知る人である。
これまで発見された頭骨の部位は脳函と下顎の一部だが、これだけでもかなりの情報を含んでいる。
これは以前の打ち合わせのために描いた頭骨のラフ。
これらを元に、制作を始めた。
数多くの資料に当たりながらの作業は、時間も手間も驚くほどかかる。
そして、丸一日かかって描き上げたのが、この頭骨図である。(11月25日深夜に完成)
頭骨図をトレースして、そこに肉付けをして頭部の復元を進めて行く。〈11月26日、日中)
25日の深夜のうちに、監修者である三枝さんにメールで画像を送っていたのだけど、修正指示が入ったのが26日の午後8時頃。
これがその修正指示書。全部で15箇所にわたる修正指示に、この時点で新たに描き直すことを決意した。修正指示はもちろん図示だけでなく、別紙で詳細な説明文も添付されてきた。
ただ、こういった修正は良くなることが分かっているので、辛いよりも、嬉しさの方が上回る。的確で科学的な修正指示は非常に気持ちが良い。
3時間かかって、完全に描き直したものがこれである。B3のイラストレーションボードにステッドラーのピグメントライナー(0.1mm)と透明水彩。発見されている部分を着色している。
ようやくOKが出たのだが、後日、納品してから歯の修正指示がきたので、その点についてはまた後ほど。
11月27日は午後から夜まで授業だったため、生体復元の制作に入れたのは、午後11時過ぎからだった。納品は28日の午前10時。完全に徹夜を覚悟した。
出来上がったのが午前7時。ほぼ一切の休憩をとらずに描ききった。窓から差し込む朝の光がまぶしい。このあと3時間ほど仮眠して納品を済ませ、午後からの授業のため大学へ向かった。
完成した画像。B3のイラストレーションボードにアクリル。
この後、丹波竜の全身骨格図の復元に続くのだけど、こちらはまだ画像をオープンに出来ないので、しばしお待ちを。非常に美しく、かっこよいものになりつつあります。乞う御期待!
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投稿者 corvo : 00:23
2012年12月 1日
丹波竜フェスタ『しゃべくり恐竜セブン+ 丹波竜の世界を徹底検証!』カエル編
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前回、篠山層群復元画丹波プロジェクトについてお知らせしてから、随分時間が空いてしまったが、この丹波竜フェスタでようやく成果の一部を紹介することができた。
全体については、誰かがきっと書いてくれると思うので、復元画のメイキングについて画像とともに紹介していく。
まずは、カエルの復元から。名前はまだない。監修は兵庫県立人と自然の博物館の池田忠広さん。
現生のヒキガエルの骨格図に、池田さんが化石の特徴を描き込んだもの。これを元に、最初のラフを作成した。
これが最初のラフ。
ラフに対して修正指示が入ったもの。
修正指示を反映させて、新たに描き直したラフ。
さらに修正指示。
そして、これが最終的にOKになった下絵。これをトレースして、ペンで描き起こす作業へと移って行く。
完成した骨格図。B4サイズのイラストレーションボーステッドラーのピグメントライナー(0.05mm)で制作。
次にこの骨格図を元に、生体復元のラフを描く。
最初のラフ。もう少しスリムにということで、
この下絵を制作。OKが出たのでトレースしてカラー原画の制作へ。
完成画像。B4のイラストレーションボードにアクリル。
ディテール。
骨格図、生体復元図、ともにほぼ1日で描いている。監修の池田さんにも好評だった。
丹波竜頭骨編に続く。
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投稿者 corvo : 23:50