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2012年8月28日

『茂山童司のおとぎの暇』に出演しました


先週の土曜日(8月25日)、『茂山童司のおとぎの暇』という番組に出演しました。関西方面でしか聴けない番組だったのだけど、告知するタイミングを逃してしまいました。テーマは「恐竜など古生物の復元画について」。

収録は20日に大阪市内の朝日放送で行われました。
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この日の空は晴れ渡り、まさに猛暑といっても良い一日だった。駅からそれほど遠くないのだけど、汗が噴き出す。放送局の大階段から見上げた景色がなかなか素敵だった。
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大阪には川がよくにあう。
番組への出演は、突然大学へオファーの電話がかかってきたのがきっかけだった。その後、何度かのメールのやりとりを経て、丁寧な電話での取材、収録という流れだった。当日の収録は打ち合わせから本番まで流れるように進み、過度に緊張することもなく終えることができた。
関西の番組ということで、関西の言葉か関東の言葉かどちらで話そうかと迷っていたので、多分、かなり中途半端なイントネーションだったかもしれない。
茂山童司さんは狂言師の方で、非常に的確な質問を投げ掛けてくれるので、とても話しやすかった。僕もいつも以上にゆっくりと丁寧に話したのだけど、聴きやすかっただろうか。
30分の番組に対して40分ほどの収録だったので、話した内容のほとんどは放送されていた。意図的な編集や改編は行われず、僕が話したかったことをきちんと伝えてくれていたのは嬉しかった。テレビなどの仕事にかかわると、ドキュメンタリーにも関わらず、かなり意図的なシナリオに落とし込もうとする場合があるのだけど、今回の番組は本当に誠実で素晴らしいものだった。
復元の話になるとどうしてもサイエンスの分野に踏み込まざるをえないのだけど、その点についてはとても慎重に話をした。必ずサイエンスの専門家ではないという断りをいれながら、絵を描く立場からの話に終始させたつもり。ラジオというまったく画像のない世界でどれだけ伝わったか分からないが、出来るだけ絵を思い描いてもらえるようにということは意識していた。
こんな番組なら何度でも出たいと思える素晴らしい経験でした。復元や絵や様々なことについて2時間ぐらい語るような機会があれば面白いだろうな。そのときも是非、茂山童司さんとおしゃべりしてみたい。


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投稿者 corvo : 2012年8月28日 09:01