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2012年7月20日
中華三昧2012 1(追記あり)
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久しぶりの中国出張。フェバリットコレクションの新作商品開発のためである。いつも通り、関空から香港へ飛び、陸路で深圳へ向かうルート。
今回の飛行機はボーイング767-300だったのだけど、おもいがけずパンダに運んでもらうことに。
細長い飛行機にパンダ柄だとパンダに見えないのが難点。悪天候の中、少し予定より遅れたが無事出発し、蒸し暑い晴れた香港に降り立ったのだった。
香港空港は無線LANが完備されており、いつでも無料でWi-Fiにつなぐことができる。iPhoneを持っているとわざわざノートパソコンを出さなくても良くて、すこぶる便利である。
香港から工場最寄りのホテルまでは、車で片道2時間ほどかかる。朝7時前に家を出て、ホテルにチェックインしたのが午後5時30分(現地時間なので、日本では午後6時30分)。隣の国とはいえ、移動だけで11時間以上かかるのだから、スケジュールもハードになる。
その後、夕飯を済ませてから作業をするという段取りだったので、まずは中華料理の店へ。滞在中は毎日、毎食、中華三昧なのである。
食前に必ずといってよいほど置いてあるピーナッツ。お腹が空いているからといって、うっかりこれを食べ過ぎてしまうと食事本番にさしつかえてしまう。ピーナッツ、お腹の中でふくれるし。
白菜と豚肉の水餃子。もちもちとした厚い皮が特徴的で、白菜の風味がとても良い。
中国に来たら必ず頼むのが皮蛋。しかも毎食。日本だとネギが上に乗っているだけとシンプルなのだけど、中国ではいろいろな具材とソースが絡まって、店によって全然違う皮蛋を食べることができる。白身が黒っぽい物から黄金色のものまで、素材のバリエーションもある。
ニラと豚肉の水餃子。白菜ほどの主張もなく、ちょっとおとなしめの味だった。
この店のヒットはこれ。
豚の血を固めた腸詰めと、各種キノコ、野菜が辛いソースで煮込まれている(調理法は自信がない)。この血の腸詰めが実にソフトな食感で臭みもなく美味であった。いろいろなキノコを楽しめるのも良かった。
キャベツいため。シンプルな味付け。
羊肉を皮に包んで食べる。かなり臭みの強い羊肉で、なれてない人だときついかも。もちろん僕は平気。
エビの唐揚げと野菜を炒めたもの。もうそろそろお腹がいっぱいで苦しくなっている。
豚の唐揚げ。
中国の流儀とはいえ、いつも食べきれない量の料理が並んでしまう。
アロワナをモチーフにしたと思われる、この店の店頭に置いてあった置物。硬貨を模した鱗になっている。
食後に工場へ行って原型のチェック。
各部の修正箇所を洗い出し、2日目の作業に備える。これまでで一番スムーズに進んでおり、良いモデルになりそうな予感がした。ただし、修正箇所は多岐にわたるため、ほぼ全面的に手を入れていく必要がある。
滞在期間を一杯に使った、長くて短い造形監修作業のスタートである。
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投稿者 corvo : 2012年7月20日 23:34