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2012年2月 2日
イノシシの頭部を解体する 2
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取り出された眼球。思っていたよりも小振りだった。
ほとんど皮が剥き終わったところ。
下顎の裏側から舌をとり出す。ものすごく柔らかく、得も言われぬ感触。これは触ったものにしか分からないだろう。
切除された舌と気管の入り口。
上顎の口蓋に規則的なデコボコ模様が見える。
皮だけにしても、その巨大さがよく分かる。
大きな肉を切り分ける。
上顎と下顎を切り離す。力を入れて開きながら、徐々にメスを入れていく。
180度に開く。
完全に分離。
皮の裏にのこった皮下脂肪を丁寧に取り去っていく。
眼球の中からとり出した水晶体。新聞の文字が拡大されていることがよく分かる。
舌骨ともう片方の眼球。
皮はなめす準備のために塩漬けに。
取り出された骨は、なにわホネホネ団にお願いして、綺麗な骨格標本にしてもらうことになった。
日曜日に突然飛び込んできた連絡に、素早く対応してくださった、団長と団員には感謝である。十数名ではあるが、この解体の現場にいられた学生達は貴重な経験ができたのではないだろうか。
気持ち悪いという感想の学生もいたようだが、興味深くのぞき込む姿が印象的だった。この好奇心を常に持ち続けて欲しい。
すっかり、今週はイノシシ週間になってしまった。でも、とても楽しく有意義な一時でした。
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投稿者 corvo : 2012年2月 2日 23:58