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2011年8月24日
DVD『3時10分、決断の時』
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原題は"3:10 to YUMA"。「決断の3時10分」のリメイクで、オリジナルはまだ見ていない。
以前から西部劇が好きだったのだけど、COLT S.A.A.をプレゼントしてもらってから、俄然興味が復活してきたのである。なぜ好きになったのか記憶を辿っていくと、おそらく原点は「荒野の少年イサム」に行き着く。最初はアニメ、中学生ぐらいの時に原作漫画を読んで一気にはまった。洋画の西部劇に興味が出てきたのも、ちょうどこの頃である。
表題のこの映画。結末に賛否があるらしいのだけど、存分に楽しむことが出来た。4日間という短い時間の中に緊張感のあるエピソードが凝縮されている。強盗団のボスを護送するというあらすじに、とても地味な展開を予想していたのだけど、娯楽作品としても、アクション映画としても優れた1本。
2007年製作、2009年日本公開と新しい作品なので、銃やガンベルトなどの装備品の時代考証もしっかりしている。ホルスターの位置、それぞれの愛用の銃にもバリエーションがあって、そういった点からも楽しめた。特に強盗団の副頭目チャーリー・プリンスが使うS&Wスコフィールドが、狂気を含んだ演技とも相まって全編に渡って強い印象を残す。このモデルガン、入手難なのだよなあ。
西部劇の何が魅力的なのか、うまく説明できないのだけど、大きな要因は銃の存在だろう。それもシングルアクションのオールドガン。いちいち撃鉄を起こさなければ撃つことが出来ない銃。19世紀末にはすでにダブルアクションリボルバーも存在したが、主流は圧倒的にシングルアクションだろう。
アウトドア趣味もないのにダッチオーブンで料理したりするのも、西部劇の影響なのかな。
まあ、好きなものはしょうがないので、ちょこちょことレビューを書くかもしれません。
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投稿者 corvo : 2011年8月24日 21:11