« とある図鑑カバーのミニイラスト 4 | メイン | 『人体展』再び »
2011年4月26日
手、手、手 1
var _gaq = _gaq || [];
_gaq.push(['_setAccount', 'UA-22553938-1']);
_gaq.push(['_trackPageview']);
(function() {
var ga = document.createElement('script'); ga.type = 'text/javascript'; ga.async = true;
ga.src = ('https:' == document.location.protocol ? 'https://ssl' : 'http://www') + '.google-analytics.com/ga.js';
var s = document.getElementsByTagName('script')[0]; s.parentNode.insertBefore(ga, s);
})();
先週の木曜日は日本大学藝術学部デザイン学科での授業だった。14日に始まってはいたのだけど、初回はガイダンスだったので実質21日が実習スタートの日である。
本務校である成安造形大学同様に、ヌードモデルを呼んでがんがん描かせたいと思っていたのだけど、諸々の事情が許さずまずは手を描くことから始めることにした。
手は人間のパーツの中でもっとも難しく複雑な部位である。そして、人間という動物を象徴する器官であると言っても良い。顔も難しい部位ではあるが、表情によって目や鼻の位置が変化するわけではないので、バランスをとることはそれほど難しくない。しかし、手はそうはいかない。それぞれの指が作り出す表情は極めて複雑だ。
ここから長く続く画像で申し訳ない。例のごとく、学生といっしょに描く。
自分の手を1分で描くトレーニング。連続して18枚描き、最後は2分で1枚。
手の甲側からと手のひら側から、それぞれ3分ずつ。見かけ上、指の長さが違って見えること、指の関節の位置の違いなどを意識してもらう。
手を描き始める前に骨格図を描いてからクロッキー。より骨格の特徴を意識してもらうため。15分。
10分ずつ。長い時間でやや描き込んだもの。
箸を持つ手、鉛筆を持つ手を、鏡に映してクロッキー。3分ずつ。
途中、学生の制作を見回ったりしたので時々手を休めた。なので学生はもっと多くの枚数を描いています。
ほぼ3時間、ぶっ続けでの手のクロッキー。学生はかなり疲れたようだけど、この枚数程度でへばってもらっては困る。その点は成安の学生のほうが「描く体力」はあるかな。
こんな調子で、がんがん行く予定です。
--
twitter
投稿者 corvo : 2011年4月26日 01:07