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2010年12月21日
古生物復元セミナー&講演会「モササウルスのいた海」2
改めて別エントリーでアップ。先週末、きしわだ自然資料館で開催中の特別展『モササウルス』の会場をようやく訪れることができた。本来なら展示準備にももっと関わるべきだったのだけど、多くの状況がそれを許さなかったことが悔やまれる。メインビジュアルの復元画を制作するだけで精いっぱいだった。
そして、この週末岸和田まで行ったのは、古生物復元セミナー&講演会「モササウルスのいた海」に演者として2日連続で講演を行うためである。
講演会会場はきしわだ自然資料館ではなく、岸和田市の誇る『だんじり祭り』の殿堂『だんじり会館』の会議室で開催された。画像はプロジェクターをセットしつつ、打ち合わせなどしながら歓談中。
トップバッターはカナダ王立古生物学博物館研究員小西卓哉氏による、「かたちを観る、捉える、表現する〜とってもアートな古生物学の世界」。
古生物の研究に関する基本的な事例を交えながら、モササウルス研究の面白さをひも解いていく。海外に渡って長年研究している小西さんにとって、日本語での講演発表は今回が初めてだということ。内容とは関係ないが、とても良い声。セクシーな声ってこんななんだろうな。
次は僕。「プラテカルプス」を描く。今回の展示のメインビジュアルである、プラテカルプスの復元画を描くまでのプロセスを、復元の基本的な解説から始めてスライドで紹介。アケボノゾウの講演の時もそうだったが、監修者の目の前でプレゼンテーションするのは緊張感がある。ついつい学術的な部分で間違いがなかったか、客席の小西さんに確認してしまった。
(続く)
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投稿者 corvo : 2010年12月21日 10:55