2010年9月26日
火の国紀行 2
昨日の続き。
夕方、会場となる九州美術ゼミナールになんとか到着。方向音痴ではないので、そんなに迷うことはないが不安は大きい。大学の営業の仕事で行っているので、遅刻するわけにはいかないし、少なからず緊張感があるのは確か。でも、実を言うとこの美術予備校には大学時代の後輩が講師として働いており、久しぶりに会えるのをすごく楽しみにしていたのである。
午後6時からスタート。まず、最初に入学広報部門の事務方から、大学の説明。その後、僕が講演を行った。
内容はこれまでも話してきたものを、少しアレンジしたもの。毎回、少しずつ手を加えてきているので、まるで秘伝のタレのよう。そんなに味わい深いものではないけど。
最初に、復元画制作を中心としたこれまでの仕事のことと、イラストレーションではない絵画制作についての話。次に、実際に大学で行っている授業の内容を紹介した。
20名ぐらいで聞いてくれただろうか。皆、とても熱心で、質疑応答の時に恥ずかしがって質問できなかった生徒も、後でたくさん個人的に話かけにきてくれた。やはり反応があると話しやすい。ささやかでも何か彼らにひっかかるものがあれば、僕としては嬉しい限りである。
終了後、飲み会へ。熊本には美味しいものがたくさんある。メンバーは所長さん、後輩の講師、事務方、そして僕の4人。民家を改装した店は雰囲気も良く、金曜日ということで非常に活気があった。週末はなかなか予約がとれないらしい。
馬に、魚に、郷土料理。どれも美味でした。
また訪れたい街。次も呼んでもらえるだろうか。
次回も続きます。
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投稿者 corvo : 2010年9月26日 23:38