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2010年8月 8日
WALKING with DINOSAURS live arena tour in japan
昨日、先行予約でチケットを確保してあったWALKING with DINOSAURS live arena tour in japanを観に行ってきた。非常にまじめに作られたショーで、学術的な知識をベースにストーリーが組み立てられている。研究者にも評価の高い映像作品であるウォーキング with ダイナソー ~驚異の恐竜王国~プレミアム・コレクション [DVD]が元になっているので当然ではあるが、エンターテインメントとのバランスをとることは難しかっただろう。原寸大で動かすという制約があるので、復元が少々甘くなってしまうのはしかたがないか。ただ、僕はどうしても仕事目線で観てしまうので、復元の不自然さが気になり純粋に楽しむことが出来なかったのはちょっと残念。
会場はさいたまアリーナ。以前、フィギュアスケートを観に来て以来。
ショーは三畳紀、ジュラ紀、白亜紀と時系列順に進んでいく。これはジュラ紀の情景。殺風景だった舞台の周りに、エアーで膨らまされた植物がにょきにょきとはえてきた。
ブラキオサウルス。さすがに大きいが、首の復元はちょっと中途半端に上がりもせず、下がりもせず。前方の客席まで届くような演出があれば面白かったのになあ。
白亜紀ということで花。
トロサウルスとアンキロサウルス。
ティラノサウルスの幼体がコミカルに動き回る。
そして、真打ち登場。
堂々とした体躯。実際に出会いたくはない。
小型の恐竜は、着ぐるみのように人間が中にはいっていて、大型の恐竜は車輪で動くベースが主な動力源になっている。大型恐竜はけっこうながに股になってしまっているのが不自然だが、脚の動きはなめらか。
足下が見えなければ、もっと楽しめたかもしれないが、技術的にはこれが限界だろう。将来的に自立歩行できるマシンが開発されれば、本当にリアルなショーが開催できるかもしれない。ちょっと観てみたい。
余談だが、公式パンフレットの表紙に「かっぱ寿司」の文字がはっきりと。
スポンサーをするにしても逆効果だと思うのだけど。個人的には、かっぱ寿司に対する印象が悪くなってしまった。もう少し、どうにかならなかったのかな。
客席は満席で、イベントとしては大成功だっただろう。ロビーの展示をもっと工夫すれば、さらに充実したショーになったと思う。これをきっかけに古生物に興味をもってくれる人が増えてくれれば。でも、結局恐竜に偏ってしまうのだろうなあ。それが残念。
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投稿者 corvo : 2010年8月 8日 18:36