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2010年8月16日
K4GP2010 10時間耐久 富士スピードウェイ 3 完結編
ようやく完結編。更新にえらく時間がかかってしまった。
走っていなかった時間は何をしていたかというと、バーベキュー。もちろん、ピット作業の手伝いなどもあるので、ずっと食べて遊んでいたわけではないけど、このイベントの楽しみの一つ。
豚のスペアリブ。
主催者から各チームに一個ずつ配られたスイカ。
ドライバーにサインボードを使って指示を出したり、ストップウォッチでタイム計測をしたりといった重要な作業。本格的なチームは装備も本格的なのだけど、我々のチームは牧歌的にのんびりと、それでいて中身はきちんと、そんな感じの作業でした。
途中、雨が降るも無事に完走。トップのチームのペースが速く、10時間を待たずして1000kmを走りきってしまい、9時間8分16秒9というハイペースで競技終了。
走り終わって。
リタイアしたチームもあったが、140台を超える参加台数だったため、ホームストレートは壮観のひと言。
記念撮影。
これが優勝チームのマシン。
僕が今回一番気になったマシンはこれ。スズキフロンテクーペ(セルボは間違いでした)。かつては2ストロークエンジンだったが、今回はおそらくターボエンジンに換装されていた。ボディはオリジナルの原型を良くとどめていてかっこいい。ドライバーズシートはセンターに設置されていて、そうとう中身は手の入ったマシンだと思う。
長い一日が終わりつつあるころ、マヨネーズもそろそろ終了の感じ。
表彰式の後、全車でパレードラン。各車に乗れるだけ乗って、サーキットを1周。これがすごく楽しかった。こんなふうにゆっくりとサーキットを走ることもないし、チーム全員、お手伝いメンバーも参加できるイベントはなかなかない。このレースならではの楽しみ。
チャンスがあれば是非、来年も参加したい。余裕があれば自分でチームと車を用意したいぐらい。まさに大人の遊びといった1日だった。草レースではあるのだけど、観客として観てもかなり面白いレースだと思う。ピットは熱いけど、客席はがらがら、というか空っぽなのはちょっと残念かな。レースが文化として根付くことは、この国には今後ないのかもしれないけど、ちょっと寂しいです。
今日、twitterで読んだ一文に次のようなものがあった。
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『もう学生さんに「遊べるのは学生のうちだけ」とか嘘を教えるのはやめようよ。大切なのは、学生のうちしか遊べないような人生にならないようにするにはどうしたらいいか、ということじゃないの。』
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その通りだと思う。だから学生の皆さん、今必死で手を動かしておかないと。
10代、20代で獲得した基礎的なスキルが、後々絶対に効いてくるから。
ものすごく疲れたけど、ものすごく楽しい一日でした。おしまい。
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投稿者 corvo : 2010年8月16日 23:20