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2010年7月 6日
アトリエ路樹絵・渡辺先生の特別授業最終回
ついに最終回、といっても3回目ではあるが、これまでの特別授業の集大成。これまではクロッキーを中心に、手を動かすことに重点を置いてきたが、今回は20分 × 6ポーズのラフデッサン。比較的じっくりと描くことができる課題だ。
渡邊先生の熱のこもった講評会の様子。スケジュールが押せ押せで短時間しか出来なかったのが残念なほどの充実した内容だった。描いている最中にも、学生個々に丁寧な指導がはいるので、学生たちも迷うことなく修正していける。
今後、渡邊先生の授業をレギュラー化していけると、人体表現研究室の内容にも厚みが出てくる。
僕とはまったくちがった切り口の指導なので、非常に勉強になった。
僕はいつも通り描くことにほぼ専念させてもらって、学生と一緒にデッサン。
木炭紙大の黒画用紙。パステルで描いている。それほど細部を描くことができない画材なので、ポーズの大きな流れと、量感を表現することに集中した。
背中の大きな動きが表現出来ているかどうかが、今回のポーズでは重要。
脚の表情も左右で大きく違っている。
時々、学生の指導に回ったりもしていたが、授業運営を渡邊先生のに任せきりにしていたので、いつもよりずっと集中して描くことができた。描くことに没頭できるのは楽しい。
眼鏡も忘れてしまったので、ちょっと乱視で見ていたのも、今回の画材に合っていたのかもしれない。背中側からで良かった。
特別授業終了後、渡邊先生とデモンストレーターの方と楽しく会食。といってもオッサンばっか。
そんな中、携帯電話に友人から訃報が届く。若すぎる死。学生時代の思い出が走馬灯のように蘇った。
投稿者 corvo : 2010年7月 6日 01:03