2010年7月31日
今日と明日はオープンキャンパス
いまだ夏休みに入れず、大学業務のまっただ中である。
週末だというのに、オープンキャンパス。
デジカメを大学に置いてきてしまったので、写真のアップはまた後日に。
今回もヌードクロッキーの体験授業開催しています。男性ヌードです。
投稿者 corvo : 23:14
2010年7月30日
4年絵画系ゼミ展 8分の7~いちになったら さよならだ~ 2nd
今日は朝から教授会。予定を大幅に超えて、長い長い会議だった。
朝、食事をとらずに行ってしまったため、昼過ぎまで何も口にすることができなかったのは辛かった。
午後からすこしトートバッグの在庫を制作。
夕方からは京都まで絵画系ゼミ展後期を見に行ってきた。今週はいくぶん涼しくなったとはいえ、京都は夕方になってもかなり蒸し暑い。
会場はこんな感じ。
ちょうど同時に開催していた、他のゼミの雑貨模擬店も見てきた。
こちらは柳小路。
投稿者 corvo : 22:39
Cosmic Fusion Ⅱ
この夏に出品するグループ展のお知らせです。会期オープンの日まで、このエントリーがトップにきます。
『Cosmic Fusion Ⅱ』
<出展作家>は上記リンク先をご覧ください。
<会期>
2010年7月30日(金)〜 8月4日(水)
10:00〜18:30(入館18:00まで)
初日15:00開館、最終日17:00閉館
<オープニングパーティ>
7 月30日(金)15:00〜18:00
<ツルノリヒロ・ミニライブ>
8 月1日(日)16:00〜
<交流会>(誰でも参加できるミニパーティ)
8 月2日(月)14:00〜17:00
<月森砂名・相良ゆみ フォトアート作品と舞踏とのコラボレーション「花神の舞」>
8 月2日(月)17:00〜
<会場>
O美術館
東京都品川区大崎1−6−2
大崎ニューシティー・2号館2F
JR大崎駅・北改札東出口より徒歩2分
*まだ確定ではないですが、僕が会場に行けるのは8月3日、4日の2日だけになりそうです。
投稿者 corvo : 10:00
Cosmic Fusion Ⅱへ出品作品を発送
合評前に大急ぎで梱包をすませて、大学の事務から作品を発送。
なんとか間に合った。
搬入、展示には立ち会えないので、一緒に出品する友人に全てをお願いしてある。
出品作はこの2点。
ご高覧いただければ幸いです。
投稿者 corvo : 01:20
2010年7月29日
合評週間 2
昨日に続いて合評。
今日の合評風景。授業を受けている学生が24名いるので、6名ずつ4つのグループに分かれて進めていった。
今回もまず学生にコメントしてもらい、僕、同僚の先生の順番。昨日に負けず劣らず力作の揃った合評だった。やはり途中で投げやりになったり、諦めたりしてしまった作品がなかったことが大きい。
夜、学生と少し立ち話をしたのだけど、僕の合評が優しかったことが学生の間で話題になっていたらしい。教室がざわついたとも。そんないつも怒っているわけではないです。良い作品が並べば、おのずと嬉しくもなる。
DVDを購入をしたのがきっかけで、最近ガンダムUCを読み始めているのだけど、物語の舞台である宇宙世紀に携帯電話が普及していない理由に眼から鱗だった。その理由とは、ミノフスキー粒子の散布によって電波が通りづらいから。そりゃそうだ。
いや、合評とはまったく関係ない話題でした。
投稿者 corvo : 23:26
2010年7月28日
合評週間 1
先週からいくつかの合評は始まっているが、本格的な合評週間は今週から。課題の追い込みに学生たちは追われている。
合評風景。学生に最初にコメントしてもらい、身振り手振りをまじえながら進めていく。
成安造形大学に赴任してから今年で3年目になる。手前みそではあるが、確実にカリキュラムの内容は良くなってきている。初年度の学生には申し訳ないほど。でも、これは仕方がない。
明日も同じ内容の授業の別クラスの合評を行うが、学生の作品の質も高くなってきていると感じている。一番、感心したのは、途中で投げやりになってしまったり、あきらめてしまったようなデッサンがひとつもなかったことだ。技術や表現に差があっても、最後まで手を抜かずに画面に立ち向かっている姿勢が感じられる。昨年までは、ごく少数ではあるが、中途半端なものが見受けられた。さらにカリキュラムをブラッシュアップしながら、より良い内容にしていきたい。
今日、ゼミ生のひとりから報告があって、希望の就職先に内定がきまったという。本人は今までに見たことがないほどの笑顔だったのだけど、僕自身もこれほど嬉しいものとは思わなかった。指導教官としてほとんど何もしてないのだけどね。これで卒展まで制作に集中できる環境が整った。
夜、同僚の先生が作業している版画工房へ遊びに行ったら、初めて会う洋画の学生に「先生のトートバッグ買いました。ありがとうございました」と声をかけられた。僕のヤタガラストートバッグを購入してくれたらしい。なのにお礼を言われるとは。お礼を言わなくてはいけないのは僕の方なので、とても恐縮してしまった。
ここ数日の中ではいくぶん涼しい1日だった。夜になって雨も降り、少し過ごしやすくなってきた。このまま少し落ち着いてくれれば。
投稿者 corvo : 23:25
2010年7月26日
また集中管理に
今日は合評も授業もない日だったので、昼過ぎに大学へ。研究室に入って空調をつけると、なぜか温度設定ができない。ふたたび集中管理に戻ってしまった。運転切換えもできないので、ドライにすることもできない。
ああ、短いユートピアだった。
集中管理が外れたときに同僚の先生が言った、「成安に来てこんなに嬉しかったことはない。」という言葉が忘れられない。
この猛暑、生き延びることができるか!?
投稿者 corvo : 23:04
2010年7月25日
第4回 環境と科学のフェスティバル 講演会
今日は朝からビバシティ彦根で開催される講演会のために車で出かける。ドライブ日和というには、朝から暑すぎる。でも、湖岸を走るのは気持ちがいい。彦根は大津よりも北にあるため、走っていると次第に涼しくなってきた。なんと道路脇の温度計は29度。
時間通り、11時30分まえに無事到着。
講演会会場の吹き抜け。「夏祭り」。
解放感抜群の会場、というかショッピングセンターの往来にある。
関連書籍を講演会会場で、サイン会用に特別に販売してもらった。
開始時間まで時間があったので、先にサインを。
講演会中の様子。
吹き抜けから。満席とはいかなかったが、熱心に最後まで聞いてくれたお客さんも多かった。場所柄、途中退席の人もいたが、これはしかたない。こんなに明るい場所で講演したのは初めて。ホワイトボードを用意してもらって、実演しながらのほうが良かったかなと後で後悔。暗い会場では出来ないからね。
終了後は恒例のサイン会。
いつも通り、カットをひとつ加えます。大体、所要時間は1分ぐらいかな。
2階の会場は大盛況だった。体験できるワークショップ型の出展に人気が集中している。出来上がったものを持ち帰ることができるのも大きな理由らしい。
アケボノゾウのレプリカの展示。
博物館魂!
講演会も無事終えて、夕方には帰路についたのでした。
投稿者 corvo : 20:30
2010年7月24日
自画像
久しぶりに自画像を描いてみた。
疲れた顔をしている。紙にペン、セピアインク。鏡を見ていると、さすがに肌の張りの無さ、衰えを感じる。きめの粗い肌が嫌でも目に付く。
人の顔を描くときに、少し鼻が長くなる癖がいつまでたっても直らない。成長がないなあ。
制作時間は10分ほどだったので、ラフな描写。
つけペンは楽しい。
投稿者 corvo : 23:22
第4回 環境と科学のフェスティバル
毎度、急なお知らせなのですが、明日ビバシティ彦根で
イベント『第4回 環境と科学のフェスティバル』が開催されます。午後1時から講演会をすることになっていて、いつも通り古生物の復元についてしゃべります。
滋賀ということでアケボノゾウについての話が多くなると思います。アケボノゾウ化石のレプリカ展示もあるようです。
第4回 環境と科学フェスティバル
☆博物館のメニューを体験しよう!
・日光写真で影絵を作ろう・隕石にさわろう
・ヨシ笛をつくろう・うちわを作ろう
・まつぼっくりであそぼう・顕微鏡をのぞいてみよう
(2 階ビバシティホールでは講演会13:00〜14:30)
【時間】
10:00〜16:00
【場所】
1階センタープラザ・2階ビバシティホール
投稿者 corvo : 10:12
人体デッサン 5
しばらくアップするのを忘れていた、授業中に描いていたデッサン。
アクリルで下地をつくった紙に、チャコールペンシル、パステル、透明水彩といろいろ試してみた。
下半身が太くなりすぎたか。ほぼ6頭身で描いているので、頭が小さいわけではないのに、実際より小さく見えてしまう。
柔らかい素材で時間を使って描いていった。
足は少し時間切れ。長時間といっても360分。
投稿者 corvo : 07:19
2010年7月23日
チョコレート
僕はチョコレートが大好きで、以前に比べればそれほど食べなくなったが、美味しいチョコレートとの出会いはいつも嬉しいものである。
今月、誕生日プレゼントにと学生からもらったチョコレート。上のチョコは甘かった。下の方は76%と硬派なビター。
41歳という年齢が若いのか老いたのか、当の本人には分からない。自分にとっては現在進行形の年齢でしかないからだ。昔、良く年上の人から「まだまだ若くていいな」と言われたけど、実はずっと違和感を感じていた。長く生きてきたからかこそ言えることだと思っていた。人間、いつ何時、どんなことで死ぬか分からない。明日には生きていないかもしれない。なので、学生に対しても「若くていいな」という感想を持つことはほとんどない。歳をとっているから何かに習熟しているわけでもないし、若いから足らないわけでもない。
一瞬一瞬を大切にして欲しいと、切に願う。
まったく関係のない話なのだけど、現在またスパムコメントのサイバー攻撃にさらされている。大変、鬱陶しい。
投稿者 corvo : 23:06
サイタマノラッパー2
もう先週のことになるのだけど、同僚の先生にむりやり連れられて(というわけでもないのだけど)、京都駅近くに新しくできたシネコンにサイタマノラッパー2を観に行ってきた。この日は頭が沸点に達したまま何時間もたっていたので、緩い映画を観てクールダウンしようという目論見もあったのである。
この映画、緩いといっても、次から次へと厳しい現実が襲ってくる。主人公たちはある目的に向かって努力を始めるのだけど、それが最後まで実現することはない。なんとも釈然としない、何の奇跡も起きない、なのになんだかすっとする不思議な映画。
でも、この日一番困ったのは映画館のシート。
これにどう座れと?
全体はこんな感じ。結局、一つのシートを占有する形で別々に座ったのだけど、一人で来て混雑してきたら、「ご相席よろしいでしょうか?」なんて聞いて、見知らぬ人と二人並んで観なくてはいけないのだろうか。謎だ。
空いてて良かった。
投稿者 corvo : 01:28
2010年7月22日
『トトコレ!』展、本日無事終了
シルクスクリーンでオリジナルカットをプリントしたトートバッグ展が、本日無事終了した。総計72点が売れて、学内の企画としては上々の結果だった。といっても僕は企画者でも発案者でもないけど。
企画した同僚の先生に誘われて、よく分からないままに参加したような展示だったのだけど、僕としても面白い経験ができて有意義だった。シルクスクリーンも初めて、商品としてのトートバッグを作ったのも初めて、とりあえず売れるかどうかも分からずに、自分が作りたいもの、欲しいものを並べてみた。特にSkullなんて、僕の趣味全開の一品である。
売り上げは次の通り。
ヤタガラストートバッグ 1000円×5個=5000円
スカルトートバッグ 700円×2個=1400円
B級品(刷りミス等) 300円×9個=2700円
合計 9100円
やはりスカルの売り上げは低かったか。
でも、予想以上に売れて嬉しい結果だった。
これからはさらにバリエーションを増やして、東京などのイベントでも販売していきます。
投稿者 corvo : 22:12
琵琶湖ビュー大学ビアガーデン
猛暑が続く琵琶湖湖畔。先日の合評終了後、早く終わったらビールを飲もうと同僚の先生と話をしていたのに、すっかり時間がなくなってしまって実現できず。そのリベンジのために、昨日急きょ大学内にビアガーデンをオープン!といってもわずかなスペースで勝手に飲んでいただけ。
もちろん比叡山からほどではないが、高台に立つ成安造形大学からも琵琶湖の一部が美しく眺望できるポイントがある。それが大階段。
写真を撮るのをすっかり忘れてしまった。ビールを楽しめればいいや、ぐらいに思っていたら学生が次々集まってきて、結局お酒作りに追われることに。七輪も出動して、魚のみりん干し、子持ちシシャモ、鳥肉、フランクフルトなど、ちょっとした居酒屋のような様相だった。
夜になってもほとんど気温は下がらず、汗をかきながらの即席ビアガーデンだったけど、十分楽しむことができました。
余談。まったく関係のない話なのだけど、ガンダムUCを読んでいて「ラプラス」の文字を見るたびに「ラブプラス」と読んでしまって困っています。
投稿者 corvo : 10:13
2010年7月21日
今期、初合評
Hiroさんにも協力いただいて進めてきた、火曜日(Hiroさんの特別講義は月曜日)の夜のイラストレーション特別演習Cが、昨日の合評をもって無事終了した。
こちらは合評の様子(終了直前で半分以上の学生は帰路についた後)。総勢45名の大所帯だったため、1点だけのクロッキーで合評という少し乱暴なことになってしまったのだけど、ほとんど休憩することなく3時間半という長時間になってしまった。担当教員が3人いたというのも長引いた原因である。
1点だけということで、学生たちは悩んだようだ。全体に長い時間をかけて描き込んだタイプのものが多かったが、外部からの観察と、内部からの美術解剖学の知識がリンクしているクロッキーはまだまだ少ない。
本当なら1年通して、さらに何年も履修できるカリキュラムがあればいいのだけど、現状ではこれが精いっぱい。
Hiroさんも、僕も身体ひとつなので無理です。長期的には、モデル、指導者の育成まで考えていかないと、理想的な教育体制は作れないだろう。最低でも10年先ぐらいを見ていかないと。
できれば今の学生のなかから、指導的立場に立つ人間が出てきてほしいなあ。
投稿者 corvo : 23:47
2010年7月20日
比叡山ドライブウェイ
今日は午前中、比叡山ドライブウェイを妻と一緒にドライブしてきた。もう2年以上も近くに住んでいるのに、比叡山に足を踏み入れたのはこれが最初である。
昨日に続いてうだるような真夏日。日差しも強い。
田の谷ゲートから入って、仰木ゲートへ抜けるルート。延暦寺へは寄らずに、要所要所にある展望台から景色を楽しみながら走り抜けた。しかし、これほどの絶景がすぐ近くにあったとは。これまで行かなかったことが悔やまれる。
琵琶湖が一望できる。まさに絶景。
展望台で何かをついばんでいたトビ。
京都精華大学の立派な施設がこんなところに。いいなあ。
琵琶湖大橋が見える。大学の位置は木の陰で確認出来なかったが、いつも生活している地域を見渡すことが出来た。
90000kmを超えた愛車。もともとエアコンの効きがあまり良くないので、ちょっと室内は辛かったが快適な走りだった。
この景色、学生たちにも見せてやりたい。バスをチャーターして、毎年必ず来てもよいのではないだろうか。折角、近くにあるのだからもったいない。
本当に素晴らしい眺望でした。
投稿者 corvo : 23:09
2010年7月19日
成安造形大学イラストレーション領域4回生ゼミ展スタート!
うだるような暑さの海の日。いよいよ『4年絵画系ゼミ展 8分の7~いちになったら さよならだ~』がスタート。この夏、京都でゼミ展が続きます。
昨日は搬入、展示とばたばただったので、今日あらためてゆっくりと観賞してきた(実は採点も含む)。
同時代ギャラリーのエントランス。ここでは一度、個展を開催したいと思っている。
短い廊下をくぐり抜けるとギャラリーへ。
奥の小部屋に。
アートボックスを展示。一律5250円で前期展、後期展を通して販売中。
気に入った作品があれば、購入後すぐにお持ち帰りできます。
中間チェックで完成が予想出来なかった画面たちが、見事に作品として成立していた。欲を言えば、1点だけでなくいくつかの作品の中から同じぐらいの質のものを選んで出品する余裕が欲しかったが、この数日間、彼らなりに必死に手を動かしたことは想像に難くない。
この集中力を長く発揮できれば、卒業制作でも活かすことができるだろう。
ほっとしすぎることなく、上手く息抜きもして次につなげて欲しい。
投稿者 corvo : 21:31
2010年7月18日
関東本部から長距離移動→ゼミ展搬入
日曜日、朝から関東本部を出て、一路、関西事務所へ向かう。しかし、連休中日を甘く見ていた。首都高まではどこもがらがらだったのだけど、下りの高速道路から一気に渋滞が始まっていた。特に中央高速の渋滞が酷く、湾岸経由で東名高速で行くことにしたのだけど、東名に合流するまでに時間がかかってしまった。東名に入ってからもしばらく渋滞があって、結局わずか80kmほどの移動に3時間もかかってしまった。
ようやく一息つけた富士川SAから見た富士山。だけど、残念ながら雲の向こう。
予定では関西事務所に寄ってから、ゼミ展搬入会場に向かうことにしていたのだけど、時間がなくなってしまったので、安全策で同時代ギャラリーへ直行。
無事、余裕を持って到着することが出来たが、9時間近い運転はさすがに堪えた。搬入前からくたくたである。
搬入に集まった出品メンバーたち。
学生たちの手際があまり良くないとはいえ、2時間だけで20名を超えるグループ展の展示を行うのは無理があるかもしれない。結局、終了したのは予定を1時間超えた、午後10時。
7月19日(月)からいよいよオープン。
時間のある方、気の向いた方、ご高覧いただければ幸いです。学生に代わり、よろしくお願いいたします。
余談だけど、来る途中見た痛車。
これ、BMW M3の改造車。勇気あるなあ。
投稿者 corvo : 23:36
粗忽者(そこつもの)
僕はかなりの粗忽者=おっちょこちょいである。子供の時の通知表には、毎年のように「落ち着きがない」「忘れ物が多い」と書かれていた。しかも大学生のころは酷い遅刻魔で、今学生に叱っているようなことを、僕自身はまるで出来ていなかった。つくづく思うのだけど、学生時代の僕を、僕は絶対に面倒を見たくない。学生の皆さん、偉そうなこと言っているけどそんなものです。
そんなおっちょこちょいが災いして、今日はさすがに背筋の凍る思いをした。
朝、美術解剖学会大会会場へ地下鉄へ向かったのだけど、ポケットのついていないシャツを着ていたので、ハンカチ、iPod touch、携帯電話を次々と持ち替える必要があり、しかも大きな荷物を抱えての移動。時間前に会場に着いて、自分の講演を無事に終えた後に携帯電話が見当たらないことに気付いてちょっとパニックに。講演前に持っていたのかどうかも思い出せない。多少、発表前に緊張していたとはいえ、どうにも記憶があいまいだ。何度か友人の携帯電話からかけてもらったが、誰も出ない。これはいよいよまずいと思い、少々冷静さを欠いてしまった。気がついたのが昼休みだったので、根津駅へ朝来た道を戻りながら探す。ない。朝入ったATM、にもない。駅事務所で調べてもらったが、どこにも届いていないということ。乗ってきた電車はすでに車庫に入っており、まだ確認がとれていないという。友人の携帯番号などそのときはわからなかったので、後で事務所に電話をしてその番号を伝えることにして、途方にくれながら会場の東京芸大に戻ったのである。
芸大の正門が近づいてきたとき、徐々に記憶が蘇ってきた。朝、正門をくぐる前に仕事の電話を携帯で受けていたのだ。電車に残してきたはずがない。となると、芸大の構内か?守衛所に問い合わせると、届いていない。もう一度、学会が行われていた講義室に行き、イスの下を探すと「あった」。暑い中、昼ご飯も食べずに汗だくになりながら探し回って、焦りまくったのはなんだったのか。でも、それも「粗忽者」であるがゆえのこと。
携帯電話となると、自分のことだけでなく、数多くの友人、知人の個人情報が含まれている。おそらく数百人。いやあ、やばかった。もう、それ以降の予定をすべてキャンセルして家に帰って、見つかるのを待とうかとも思ったほどである。
今日の発表の演題は「頭蓋を描く」
今回は研究発表というよりも、制作プロセスに特化した内容。
大写しにされた作品のアップ画像は、なかなかの迫力だったらしいが、僕は客席に向かってしゃべっていたので、どういった風に見えていたのか分からない。なかなか好評だったらしいのでよかったかな。作品自体も持っていって、休憩時間や懇親会でもご覧いただくことができた。
でも、今日は本当にひやっとした。
もうこんな思いは二度としたくない。
投稿者 corvo : 00:05
2010年7月17日
ちょっと片道540km 2
午前1時30分、無事に関東本部に到着。道は空いていたのだけど、毎回必ずどこかしらで仮眠をとるので、結局8時間かかってしまう。もうこれが染みついた習慣のようだ。
諏訪湖の夜景。
長野県内は涼しかったけど、関東まで来るとさすがに暑いなあ。
投稿者 corvo : 02:12
2010年7月16日
ちょっと片道540km
今回は中央高速を使っての移動なので、片道540kmほど。
交通量は東名高速に比べると圧倒的に少ないので、距離は長くても走りやすい。大学での打ち合わせがすこし長引いて、出発が遅れてしまった。
ゆっくり行きましょう。
明日は、美術解剖学会なので、朝から上野です。
投稿者 corvo : 19:11
2010年7月15日
第17回美術解剖学会大会
第17回美術解剖学会大会が今週末土曜日(17日)に開催されます。
11時25分から15分間、発表の予定です。
日時:2010年7月17日(土曜日) 午前10:00(予定)より開会
総会、一般講演、シンポジウムを予定しております。
場所:東京芸術大学美術学部 中央棟 第一会議室
交通:JR 山手線「上野」駅・「鴬谷」駅・「日暮里」駅下車 徒歩15分/
地下鉄千代田線「根津」駅下車 徒歩20分
投稿者 corvo : 11:44
人体デッサン 4
昨日は固定ポーズによる人体デッサンの最後の授業。大雨で電車の遅れるアクシデントはあったが、しっかり6ポーズ描くことができた。
合計360分。前回から大きく修正を加えながら、一応完成といえるところまで持ってくることが出来た。でも描き足らないところも多く、密度はいまひとつかな。鉛筆はやはりあまり得意ではないなあと実感。
モデルまでの距離が遠く、ディテールが甘くなってしまった。
こちらもそれほど描き込めていない。
今回、基本に立ち返って、じっくり描くことが出来たのは良かった。
投稿者 corvo : 11:35
2010年7月14日
怒りに満ちた一日
火曜日はゼミ授業の日。終日、怒りに満ちた日だった。
以前にお知らせした通り、最初のゼミ展が19日(月)から始まる。搬入は18日日曜日の夜7時から。そう、もう日がないのである。実質、制作に割けられる日数は4日だ。
ほとんどの作品は出来ていて最後の仕上げを残すのみ、というのが理想的な段階である。
僕自身も月末にグループ展を控えているので、学生たちのゼミ展のスケジュールに合わせて、新作の制作をしてきた。それがこれまでもたびたび制作プロセスを紹介してきた、次の2点である。
ゾウの胎児のほうは11日に額装が完成するように、少々無理を言ってお願いし、頭骨のほうは月曜日の授業のない時間に完成させた。13日のゼミ授業に間に合わせるためだ。
授業の冒頭に、僕から学生に次のような言葉を送った。
「僕は今月末にグループ展を控えているので、ちょうど良い機会と思い、君たちのゼミ展のスケジュールに合わせて新作を制作してきました。普段は授業や会議もあり、フリーの請負仕事の締め切りにも追われ、十分に制作に時間を取ることが出来ません。それでも、少しずつ空いた時間を見つけて、制作を進めてきた結果、なんとか完成させることが出来ました。今、ここに持ってきた作品がそうです。
君たちは、僕以上に制作時間があったはずです。バイトがあると言っても、僕の大学業務の拘束時間に比べれば短いでしょう。集中して制作できる環境もそろっています。
この前期は結構多くの学生と遊んできました。朝までカラオケに付き合ったり、お酒や料理を作ってふるまったり、一緒に遊んだ学生も多いと思います。
がちがちにこもって、業務以外の時間を制作に当てていたわけではないです。
僕は単身赴任なので、遠い自宅に帰ることもあるし、東京での打ち合わせもありました。
さて、これから君たちの作品を拝見するわけですが、当然、僕よりも密度の高い制作が出来ていることでしょう。上手い、下手の問題ではありません。どれだけ時間と情熱と持てる技術を、自分の制作物に投入することができたか?そこが重要です。
さあ、見せてもらいましょうか!」
結果は最低、最悪。完成した作品を見ることはおろか、全行程の一割にも満たないようなものまで存在した。何を考えているのか。
学外で展覧会をするということは、大学の授業の延長ではない。好むと好まざるとに関わらず一人の作家として見られることを意味する。そこが決定的に意識出来ていないので、どういった展示にするのか、額装はどうするのか、具体的なイメージも出来ないのである。
これから4日で好転するとも思えないが、散々プレッシャーはかけてきたので、死ぬ気で制作してもらわないと。
夕方はある研究生に面談、というか説教。先週の木曜日、デザインフェスタの出展申込書の記入のため、聞きたいことがあったので電話をかけたところ大学の側にいるのですぐに行きます、という返答。トートバッグを作っていた時だったので、版画工房で待っている旨を伝えて電話を切ったのだけど、待てど暮せど来ない。夜10時、施錠の時間になってしまったので、しかたなくその日は帰宅した。次の日になっても連絡はなく。日曜日もそのまま。月曜日の夕方にこちらも堪忍袋の緒が切れて、メールで呼び出すことに。
ということで火曜日夕方に、研究室まで来てもらったわけであるが、結論から言うと「忘れてました」。いいね、それで済むんだ。
ゼミ授業と相まって、怒りが増幅。
その後、出かける用事にしていたのだけど、少し時間があったのでふらっと4年生の実習室を覗きに行くと、あれほど僕からプレッシャーをかけられたのに一部の学生がカードゲーム(トランプのようなもの)で遊んでいる。見た瞬間、完全に沸点を振り切り、「お前ら、ええ根性しとるのお、遊んでる余裕あるんか!」と一喝。さらに怒りが増幅。
とまあ、そんな状態で同僚の先生と映画を観に行ったのだけど、そちらはとても楽しくまた別のエントリーででも。
最後、湖西線の終電が大雨で遅れている路線の到着を待つことになって、約25分遅れでの出発になってしまった。普通ならとっくに家に着いている時間だ。最後の最後で、憤懣やる方ない一日の締めになってしまったのである。
本当に怒りに満ちた一日だった。
でも、実はいまだにその怒りはおさまっていないのである(終電の件ではないですよ)。
投稿者 corvo : 01:23
2010年7月13日
Hiroさんの美術解剖学特別講義2010 第三回 下肢帯編 前期最終回
昨日の夕方からの授業「美術解剖学特別講義」も前期最終回。今期ももちろんHiroさんに登場願ったが、回数を重ねるごとに効率的になっているので、昨日は下肢だけでなく重心と姿勢の変化、歩くとはどういうことか、といったところまで少しではあるが踏み込むことが出来た。
この写真は、背中の筋肉と下肢帯の筋肉のレリーフの姿勢による変化を実演してもらっているところ。背中側なので、僕が側について簡単な解説を加えた。学生たちはほぼかぶり付きで見ることができる。
しかし、どれだけ回数を重ねてきても、人体の構造を全て理解するまでには、まだまだ長い道のりがある。僕も勉強中の身。学生に教えながら学び続ける、そんな繰り返しである。
後期でも同じ授業を設定しているが、希望者全てに受けてもらうことが出来ないことが、今から予測できる。おそらく前期よりも倍率は高くなるだろう。
アンケートをとると、「授業数を増やして欲しい」とか、「もっと多くの学生が受けられるようにして欲しい」とか、逆に「少ない人数でじっくりやって欲しい」とか、でも、それは無理難題です。
僕もHiroさんも、一人ずつしかいない現状で、受け入れられる学生数は限られている。
将来的には指導者の育成も含めて、息の長い計画をたてていかないと、本当に美術解剖学が美術教育の中に根ざすことはないだろう。
後期に向けて、より良いサービスが提供できるように準備していかねば。
高校生、受験生、絵を学びたいと思っている皆さん。人体をきちんと描けるようになりたいと思ったら、成安造形大学が一番の選択肢ですよ。
投稿者 corvo : 08:44
2010年7月12日
今日は41回目の誕生日でした
来春にはこれが歌える年齢になりました。期間限定だけどね。また厄年でもある。
『元祖天才バカボンの春』
同僚の先生は、41歳の春にカラオケで歌いまくったらしい。
特に悲しいわけでもないが、人生も折り返し点を曲がって少し過ぎたところだろうか。
今日、ゼミ生の一人が誕生日プレゼントにケーキを持ってきてくれた。こういった気遣い、心遣いは嬉しい。
美味しくいただきました。
投稿者 corvo : 23:47
The unknown skulls Male and Female 六甲昆虫館スペシャル 8 完成
今日は夕方まで授業がないので、ランチタイムの打ち合わせを終えた後、制作に専念できた。
出来上がった描画部分を水張りしてあったパネルから切り離し、カルトン(厚紙)に固定。
位置決めのため、仮に置いてみる。
画面を浮かせるためのゲタをカルトンで作る。
重しをのせて中性糊で固定。
ガラスをはめ直し完成。
モチーフになった頭骨と一緒に撮影。
こちらは新たに六甲昆虫館で購入してきた、昆虫標本。「スペキオサスシカクワガタ」。ささやかな自分への誕生日プレゼントかな。
投稿者 corvo : 16:53
ゾウの胎児を描く 六甲昆虫館スペシャル 2
昨日、六甲昆虫館にオーダーしていた額装を引き取りに神戸まで。
綺麗に仕上がっている。
映り込む店内の様子が、不思議な魅力を醸し出している。こんな場所に展示してもらうことが出来たら、この作品も幸せだろう。
昆虫の中にゾウの胎児とskull。
投稿者 corvo : 09:09
2010年7月11日
Kit Kat 田丸屋本店わさび
先週、関東本部から関西事務所への移動中、東名高速のSAでお土産を物色。いつもは確実に美味しいものを探すのだけど、今回は色物に走ってしまった。
「静岡限定」の言葉に踊らされたというのもあるが、わさびフリークとしてはどうしても外せなかった。
Kit Kat 田丸屋本店わさび。チョコにわさび。
ベースがホワイトチョコレート。この時点で僕としては失敗だ。僕に嫌がらせをするなら、大量のホワイトチョコレートを送るに限る。それぐらい嫌いなのが、ホワイトチョコレート。
ただ、味に関しては実は感心している。美味しいかと問われれば「????」なのだけど、実にうまくわさびの風味とホワイトチョコレートが組み合わされている。これ、開発陣はものすごく頑張ったと思う。そこには敬意を表したいが、二度と買わないだろう。残念。
次からは定番の美味しいものにします。
選挙は先週、済ませてきました。
投稿者 corvo : 01:34
2010年7月10日
The unknown skulls Male and Female 六甲昆虫館スペシャル 7
午前中、一つ仕事を仕上げてそのままネットで納品。午後、研究室へ行って予告通り昨日の続きを制作。
授業も会議もないので、まとまった時間集中して制作できる。夕方にはほぼ完成に近いところまで進めることができた。
歯をこれからアクリル絵の具で描写していく。
完成に近いイメージを写真で。
歯をアクリルで描いて完成。といってもまだ素材が出来たところで、これを箱に収めて作品として完成である。
額に収める位置を想定して、左右の頭骨を画像上で近づけている。
時間をかけて制作してきたが、完成も近い。
投稿者 corvo : 21:58
The unknown skulls Male and Female 六甲昆虫館スペシャル 6
遅々として進まないが、わずかずつ完成に近づいている。まだまだ遠いけど。
全体に手は入ってきたが、まだ細部の描き込みが全然足りない。明日、土曜日に一気に進めてしまいたい。
投稿者 corvo : 00:12
2010年7月 9日
『トトコレ!』展
『トトコレ!』展が今日からスタート。
ポスターも学生たちの手作り。企画から一週間で実現した展覧会。
完成した展示空間。昨年の卒業制作選抜作品を背景に、トートバッグがぶら下がっている。
出品数29点。価格は300円〜1000円まで。トートバッグの原価が、リネン220円、コットン180円なので、300円の値付けは安すぎるのだけど、あくまでも大学直販価格ということで。
僕のトートバッグは、スカルトートバッグが700円。ヤタガラストートバッグが1000円です。
今日、僕が購入したのはこの2点。向かって右側が『トトコレ!』展オリジナルデザインで、左側は学生のもの。ちなみに左側の作者のblogはこちら「脳内ぽろり」。冗談で「脳みそぽろり」と言ったら怒られた。
投稿者 corvo : 23:37
トートバッグ 3
明日から始まる(正確には今日から)トートバッグ即売会に出品するため、追加のプリントを制作。
商品として充実させるため、急きょ、朝のちょっとした時間に15分ほどでタグも作ってしまった。
15分でやったのは、パソコン上でデータを作るまでのことで、切り抜いてタグとして機能するまでには、もっと時間がかかっている。
こんな感じ。
ちょっと分かりにくいのだけど、色違いを制作。右側がそれで、染料を混色してセピアっぽい色を作ってみた。いや、これはセピアだと言い張ってしまおう。黒で刷るよりも柔らかい雰囲気になって、怖さが半減したような気がする(僕自身はもともと怖いとは思っていないが)。
展示準備中を撮影。
トートバッグコレクション=『トトコレ』展
期間:7月9日(金)〜22日(木)
*商品の販売時間は、教務員さんが詰めている10時30分から18時30分まで。土日はお休みかな。
会場:成安造形大学内・C102ギャラリー
投稿者 corvo : 00:02
2010年7月 8日
人体デッサン 3
先週から引き続き、同じモデルで固定ポーズ。
水曜日。授業終了後に撮影したので、合計で240分。
鉛筆デッサンはあまり得意ではない。
木曜日。こちらも合計240分。
アクリル絵の具で着色した紙に、チャコールペンシル、パステル、で制作している。
どちらも来週で完成させなくてはいけない。
投稿者 corvo : 23:40
完成!
某博物館から依頼を受けて描いていた、某獣脚類が完成。
ヌードスキンヴァージョン。
羽毛ヴァージョン。羽根の細部はエミューを参考にしている。
最初のエスキースは鉛筆で制作し、その後は全てデジタルで描いた。レイヤーで分けているので、ヌードスキン、羽毛と簡単に描き分けることができる。
ワールドカップ準決勝の結果を見届けて、完成させることができた。
さすがにこれから仮眠とります。
午後から授業。
投稿者 corvo : 05:26
The unknown skulls Male and Female 六甲昆虫館スペシャル 5
火曜、水曜、木曜は、午後からびっしり授業が入っているので、なかなか制作を進める時間がとれない。しかし、そうも言っていられないので、わずかでもタッチを重ねていく。
左右、同じ密度で描き込まなくては。
まだまだこれから。
投稿者 corvo : 02:40
2010年7月 7日
"Illustrations 2010 summer" 4年生ゼミ展・イベント
美術大学の4年生は卒業制作が一番重要な課題なのだけど、成安造形大学イラストレーション領域では、その前哨戦として前期はゼミ展を開催することになっている。各ゼミに分かれて展覧会、模擬店、イベント出展などを行う。前期ということで、その発表が夏に集中することから、"Illustrations 2010 summer" と題してすべてのゼミの活動が一望できるフライヤーを学生と協力して製作した。
A4の紙を4つに巻き折りしたコンパクトな仕様。ポケットに気軽に入れて、京都の街を散策してもらえれば(ものすごく暑い季節だけど)と思います。
『7/8展(八分の七展)』1st 永江・小田・岸田ゼミ
会期:2010年7月19日(月)〜7月25日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は18:00まで)
場所:同時代ギャラリー・コラージュ
『7/8展(八分の七展)』2nd 宝永ゼミ
会期:2010年7月27日(火)〜8月1日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は18:00まで)
場所:同時代ギャラリー
『789 - オリジナル手作り雑貨ショップ』 田中ゼミ
会期:2010年7月28日(水)〜8月8日(日)*ただし月曜、火曜はお休み
時間:13:00〜19:00
場所:柳小路ワークスペース ku-kan
『INACAL』 まつむらゼミ
会期:2010年8月3日(火)〜8月8日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は18:00まで)
場所:同時代コラージュ
MONゼミイベント
8/29(日)東京コミティア(東京ビッグサイト)、10/9(土)10(日)響心祭(成安造形大学)、10/17(日)関西コミティア(大阪OMMビル)、11/6(土)7(日)デザインフェスタ(東京ビッグサイト)、11/14(日)東京コミティア(東京ビッグサイト)
学生たちの作品展、イベントです。ご高覧いただければ幸いです。
投稿者 corvo : 09:26
The unknown skulls Male and Female 六甲昆虫館スペシャル 4
短い時間をつなぎ合わせて制作してきたが、ようやく折り返し地点にやってきた。
午後のゼミの前にも描く。
Male skullがほぼ完成。まだ歯には手を入れていない。
Female skullに着手。フリーハンドで描いていく。クロッキーの要領だ。
大きさも形態も、男性と女性でかなり違う。この女性の頭骨は小柄で、親知らずもまだ生えていないので、まだ10代だったと思われる。
今週中に目処をつけたいのだけど、ちょっときついかな。
投稿者 corvo : 00:17
2010年7月 6日
アトリエ路樹絵・渡辺先生の特別授業最終回
ついに最終回、といっても3回目ではあるが、これまでの特別授業の集大成。これまではクロッキーを中心に、手を動かすことに重点を置いてきたが、今回は20分 × 6ポーズのラフデッサン。比較的じっくりと描くことができる課題だ。
渡邊先生の熱のこもった講評会の様子。スケジュールが押せ押せで短時間しか出来なかったのが残念なほどの充実した内容だった。描いている最中にも、学生個々に丁寧な指導がはいるので、学生たちも迷うことなく修正していける。
今後、渡邊先生の授業をレギュラー化していけると、人体表現研究室の内容にも厚みが出てくる。
僕とはまったくちがった切り口の指導なので、非常に勉強になった。
僕はいつも通り描くことにほぼ専念させてもらって、学生と一緒にデッサン。
木炭紙大の黒画用紙。パステルで描いている。それほど細部を描くことができない画材なので、ポーズの大きな流れと、量感を表現することに集中した。
背中の大きな動きが表現出来ているかどうかが、今回のポーズでは重要。
脚の表情も左右で大きく違っている。
時々、学生の指導に回ったりもしていたが、授業運営を渡邊先生のに任せきりにしていたので、いつもよりずっと集中して描くことができた。描くことに没頭できるのは楽しい。
眼鏡も忘れてしまったので、ちょっと乱視で見ていたのも、今回の画材に合っていたのかもしれない。背中側からで良かった。
特別授業終了後、渡邊先生とデモンストレーターの方と楽しく会食。といってもオッサンばっか。
そんな中、携帯電話に友人から訃報が届く。若すぎる死。学生時代の思い出が走馬灯のように蘇った。
投稿者 corvo : 01:03
2010年7月 5日
88888km
関西事務所へ、午前0時過ぎ無事到着。もう少し早く着く予定だったのだけど、渋滞を回避したり、待ってタイミングをずらしたりしていたので、いつも通り8時間かかってしまった。
唐突なのだけど、「8」といえばこれ。たれぱんだ顔のルノールーテシアRS、ついに「88888km」まで距離を重ねてきた。現在、いたって調子は良好。
先日、もらったチョコレートがものすごく甘かったので、苦いものをと思って買ってみた。
予想通りとはいえ、食べて美味しいのは72%だけ。86%はなんとか食べられるがかなりきつい。95%になると、チョコレート単独で楽しむものではない。よく市販したものだなあ。以前、フランスのチョコレートショップで同じぐらいのカカオ含有量のものを食べたことがあるが、まったく同じような苦さと刺激だった。
今日になって、またサイバー攻撃が激しくなっている。無意味なというか、まったく面白みに欠けるスパムコメントが大量に投稿されている。せめて笑える要素があれば良いのだけど、それは皆無。
どこの誰だか知らないが、実に暇で愚かなことです。
投稿者 corvo : 00:31
2010年7月 4日
また、ちょっと片道500km 2
首都高の混み具合などから東名高速ルートを選択したのだけど、これは失敗だったかも。現在、富士川SAで事故渋滞の解消を待っている。掛川・磐田間が11kmの渋滞。
雲の間からかろうじて富士山を見ることができた。
うちのたれぱんだ顔のルノールーテシアRS2.0。こんな顔してますが、そこそこ速いので道路で出会ったら、「そこそこ速い車だ」ぐらいに思ってもらえればと思います。ちなみに200km巡航が可能な性能の持ち主です。
投稿者 corvo : 19:14
また、ちょっと片道500km
これからぼちぼち関東本部を出るところ。とにかく暑い。まさに夏真っ盛り。昨日、滋賀では大雨だったようだけど、関東は晴れて蒸し暑い日だった。
中央高速を使うと片道は540kmに伸びるけど、交通量の少なさと気温の低さを予想して中央を選択することになりそう。今、交通情報を確認したら、どちらも渋滞や混雑はほとんどなさそうだ。
途中でオドメーターが88888kmになるので、うまくタイミングがあえば撮影したい。
うちのネコも暑さで溶けそう。
投稿者 corvo : 14:46
2010年7月 3日
ちょっと片道500km
6月の関東本部への移動は新幹線ばかりだったので、車検も無事とれたところでRSで帰宅することに。片道500km。慣れっことは言え、それなりの時間とエネルギーが必要。
出る前にトートバッグにアイロンがけをして、いつでも販売できるように準備してきた。
いつもは中央高速を使うことが多いのだけど、今回は気分を換えて東名高速。やはり交通量は多いが、渋滞もなくスムーズだった。久しぶりに浜名湖SAで休憩。
それなりにいじってあるとおぼしきクーパーS。ノーマルでも、ちょっとついていけない車なので、きっと速いのだろうな。一方、うちのRSはまったく速く見えない。
SAで出会った黒猫。人なれしているようだったのだけど、こちらへ近づいてくることはなかった。
渋滞はなかったけど、相変わらず追い越し車線で頑張る車が多くて困る。追い越し車線をずっと走り続けるだけで違反なのだけど、無自覚なのか面倒くさがりなのか。唖然としたのは、わざわざ走行車線に車線変更した後、追い越し車線に戻る車の多いことだ。逆だろうに。遅い車を追い越し車線を使って追い越した後、速やかに走行車線に戻るのが基本である。
面白かったというと語弊があるが、あきらかに制限速度を大きく超えて走行してきたスポーツカーが、きっちりルール通りに車線変更しながら追い越していったことだ。
車線変更が面倒だったり、怖いのだったら、ずうううっと左側だけ走ってほしい。
投稿者 corvo : 14:35
2010年7月 2日
トートバッグ 2
先週に引き続き、トートバッグにシルクスクリーンでプリント。ヤタガラスを完成させ、あらたにスカルトートバッグを量産した。
こうやって並ぶと、そこはかとないおかしさがある。
スキージの使い方にも、なかなか習熟してきてクオリティも上がっている。売るほど(といっても大した数ではないが)出来ました。
スカルもより繊細に描線が表現されている。
ヤタガラスは両面プリント。
なかなか壮観。完全に乾燥させた後、アイロンで定着して完成です。
版画工房の使用が8時30分までだったので、同僚の先生と焼き肉に。
なんだか愚痴トークで盛り上がって食べ過ぎた。もちろん建設的で楽しい話もたくさんしています。
投稿者 corvo : 01:30
人体デッサン 2
木曜日は別のクラスなので、モデルさんも変わる。こちらも水曜日のクラスと同じで3週間続けて固定ポーズのデッサンを行う。
アクリル絵の具のイエローオーカとローシェンナで着色したアルシュにチャコールペンシル、コンテで描画。最初の20分。サイズは76 x 56 cm。
40分。
40分のディテール。ゆっくり目に描いている。
途中、写真を撮影しわすれていて、いきなり100分。今日はここまで。
100分のディテール。パステルも少し使い始めている。来週は、透明水彩も使いながら描き込んでいく予定だ。
投稿者 corvo : 00:12
2010年7月 1日
The unknown skulls Male and Female 六甲昆虫館スペシャル 3
時間の隙間を見つけながら少しずつ進めているところ。チャコールペンシルなので、絵の具を出す必要もなく、片づけも手軽なのですぐに始められるところが、こういった制作には向いている。もちろん、長時間続けて制作したほうが効率はよいが、現状そうとも言っていられない。
全体に進めてはいるが、ディテールの描き込みはまだ甘い。
ディテール。
角度をつけて接写してみると、なんとも妙な空間が見えてきて面白い。ただの平面なのだけど。
来週中には完成の目処をつけなくては。
投稿者 corvo : 23:51
人体デッサン 1
もう今年も7月。
これまでの授業はクロッキーを中心に行ってきたが、今日から3週間に渡って固定ポーズの人体デッサンがスタートした。一回の授業で120分、合計360分(6時間)。ポーズ数としては決して多くはないが、時間をかけてデッサンする機会が少ないので、学生にとっても良い経験になるだろう。
最初の20分はポーズを決めるために使ったので、実質100分での制作。ゆっくりと描きすぎな部分もあるが、学生の指導も時々しながらなので、完全に集中して制作はできていない。アルシュに鉛筆。サイズは76x 56 cm。
上半身。かなり進度が遅い。
顔の描写もまだまだこれから。雰囲気のある良いモデルさん。時間内にどこまで描ききれるか。
学生たちの手が遅いのが気になる。そんなに時間ないですよ。
肩の痛みはデッサンをしていたら、嘘のように引いていった。でも、まだ若干の違和感が残っている。特に朝起きたときの痛みの酷さが問題。運転に支障がでるほどの痛みは、今のところぶり返していない。
投稿者 corvo : 23:35