2010年4月 1日
特任教員の秘密
僕は今、特任教員という立場である。
この「特任」という言葉、なんだかそこはかとないロマンを感じないだろうか。感じないか。
特任教員は常勤ではあるが任期があり、専任教員には任期がない。契約社員と正社員のような関係である。というのはあくまでも表向きの表現で、事実は違う。
「特任」の真の業務は「特殊任務」を行うことにある。いつ命を落とすかもしれない危険がつきまとうため、任期があり入れ替わりも激しい。にもかかわらず特別な手当てがつくこともなく、ボーナスもない。ハイリスクローリターンを地で行く雇用形態だ。
その業務内容は詳しく書けないが(書くといろいろ危険)、日本全国各地をまわり情報収集もしなくてはいけない。頻繁に関東との往復の間にも、さまざまな特殊任務を行っているのは、ここだけの話である。もちろん車には秘密の装備が満載だ。しかし、往復の交通費の手当てがないのは納得がいかない。
特殊任務専用車両に、特殊任務専用装備を組み込んでいるところ。なぜかこれも自腹。
秘密兵器!でも中古。
特殊任務専用画材。特別なルートでないと入手できないものばかり。
特殊任務専用iMac。ちょうどMr.Xから指令が来たところ。世界初公開である。
大学の敷地はさほど広くないが、この地下にとんでもない設備が隠されている。いやもう、とにかくとんでもないのである。しかも対岸の琵琶湖博物館とは地下道でつながっていることは、ごく一部の人間しか知らない事実だ。
つらつらとくだらないこと書いてきましたが、今日から准教授になりました。でも、信じるか信じないかはあなた次第。では!
今日は大学の入学式です。
投稿者 corvo : 2010年4月 1日 00:00