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2010年2月22日
『ハッピーフライト』
制作の合間を縫って土曜日に視聴。テレビで放映したものを見逃した直後に、近くのビデオレンタルショップ(非ツタヤ)で100円で借りられるのを発見。見よう見ようと、うっかりしていたら返却期限が20日(土)となっていて、慌てて観たというのが真相である。
これがもう、拾い物の面白さ。すっきりとした爽快感のある、真摯に作られた一本だった。映画の内容とは全然関係なく驚きだったのが、ちょうど同じ日にカワバタさんも観ていた事だ。まさか時間までシンクロしていることはないと思うが、彼のblogのエントリーを読んだ時はちょっとびっくりだった。
カワバタさんも書いているが、プロフェッショナルの凄さを実感させてくれる映画である。ここ数年はよく飛行機を利用するが、たった1機を飛ばすだけにどれだけ多くの人が関わっている事か。ひとつ間違えば大事故につながる航空機の運航が、人間の泥臭い努力と、臨機応変の判断力で飛ばされている事がよく分かる。ただでさえ忙しい空港内のロケは、ANA側にも製作者側にも多大な努力と忍耐が必要だっただろう。
知名度の高い俳優が数多く出ているが、それぞれのキャラクターが立ちすぎることなく、ぴたっとはまっているのも僕の好み。今更ながら、映画館で大勢で観ながら、一緒に笑いたかったなあと思ってしまった。騙されたと思って是非観てほしい良作です。
話しは違うけど、CMの森三中のキャッツアイがちょっとツボ。ボテロみたいと言ったら褒め過ぎか。俊が細いのが納得いかん。
今日の「飛び出せ!科学くん」はミュージアムパーク茨城県自然博物館。収蔵庫に置かれたメガテリウムのレプリカの登場に、なぜかジュラシックパークのテーマ。時代も系統もかすりもしていないぞ。「メガテリウム=恐竜」の人が増えそうな予感。
投稿者 corvo : 2010年2月22日 23:48