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2009年12月13日
アートのちから!2009 -研究成果発表- 無事終了
昨日、成安造形大学にて行われたアートのちから!2009 -研究成果発表-が、無事終了した。雨のぱらつく冷たい1日だったが、多くの方にご来場いただくことができた。
恐竜がテーマでもなく、地味な内容の発表だったと思うのだけど、僕からは制作に関することを中心に、共同研究者の小西さんからは科学的知見から、これら両面から復元についてプレゼンテーション出来た事は画期的だったと思う。公演していた側なので、残念ながら当日の写真はない。
いつになるかはっきりしないが、成安造形大学のサイト内にあるseian.tvにて、当日の講座の様子が公開される予定になっている。
この日は僕らの前にも発表があったのだけど、これが実に興味深く面白い内容だった。実はあまりに素晴らしく、僕自身の発表が少々やりにくいと感じるほどだった。
タイトルは「障がい児福祉に関わるデザイン教育の在り方」。
内容については、詳しく紹介することはしないが、「障がい」に関する考え方について、眼から鱗が落ちるような話しがたくさんあった。そして、美術大学という存在が、「障がい」を肯定的にとらえ、多くの面で社会貢献していける機能をもっているのではないかということを考える事ができたのは、大きな収穫だった。
島先先生、ありがとうございました。
全てのプログラムが終わったところで、人体表現研究室を見学してもらい、その後、アートサイトでギャラリートークを行った。研究発表会場ではひとつも質問が出なかったが、ギャラリートークでは活発な質疑応答が繰り返された。できれば会場で活発に質問してほしかったのだけど、シャイな人が多いのかな。島先先生の発表の後も、最初に質問したのは僕だったし。
とにもかくにも、無事に終わって何より。ひとつ重要な案件が片付いて、少しほっとしている。
投稿者 corvo : 2009年12月13日 23:18