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2009年09月28日
SVP in Bristol 4
28日の朝関空へ、昼には関西事務所へ無事到着。
Bristol編、しばらく何回かに分けて書いていきます。
今回のブリストルは、会場が個々に分かれているという短所はあったが、博物館(美術館も併設)が常に近くにあるのは大きな長所だった。入場料も無料なので何度でも出入りすることが出来た。開館時間が午前10時から午後5時までと短いのが玉にきずだが、かなりの時間を博物館で過ごすことができた。

吹き抜けのホールに吊るされている飛行機。


板状につぶれた状態の化石が有名な魚竜だが、これは三次元的に保存されている珍しいもの。

この博物館、間口がそんなに広くなく、敷地も大きなくないのだけど、なんというか非常に懐が深い。欧米のミュージアムはなめてはいけない。いつも感心するのは、剥製の展示方法だ。


最近、動物館で行動展示が主流になっているが、あくまでも自然の状況を模したものに過ぎないと思っている。動きのある動物を見るのはとても楽しいが、そこでは現実の狩りや食餌が再現されるわけではない。
そういった点からも剥製を使って、自然の捕食行動や巣の作り方などを再現するのは理にかなっていると思う。いまだこういった剥製の展示を日本の博物館で見たことはない(もし、どこかでそんな展示をしているところがあったら教えてください)。上野の科博はブティックの着飾ったマネキンのように並んでいるだけで、それぞれの動物の生態が見えてくる展示ではない。


ジオラマになっていない単独の剥製にも、その動物特有の生態が再現されている。見ていてとても楽しいし、視覚的にすぐに理解することができる。
いくつか館内でスケッチをしたので、後日紹介します。
毎日、夕方にはポスターセッションが行われる会場へ。

その近くに王立の美術学校があった。ロンドンには有名なロイヤルカレッジ・オブ・アートがあるが、ブリストルにも同じく王立の学校があることは知らなかった。

街中でいくつも見かける教会。それぞれに特色があって、どれも美しい建物だった。

こちらはポスターセッション会場の外観。ブリストル大学の音楽学部の建物らしい。ブリストルにいる間は、昼間からビール(エール)ばかり飲んでいて、ポスターセッションを見学するときも常にエール片手。グラス一杯が1パイントと500cc以上ある。おそらく毎日2リットル以上は飲んでいたと思う。アルコール度数も低いし、水代わりのようなもの。でもお酒はそんなに強くないです。
以前、学生時代にイギリスへいったときは、ご飯の不味さに辟易したのだけど、今回はけっこう美味しくいろいろなものを食べることができた。その中でも気に入っていたのだが、このハンバーガーショップ。初日と最終日のランチを食べに行った。

でもお昼時なのに、満席になっていない。

ハンバーガークラシック。素材の味が生きていて実に美味かった。この「素材の味が生きている」のがイギリス人には不評なのか、昼時に店で出会うのはSVP関係者ばかりだったような。普段はどんな感じなんだろう。
まだまだ続きます。
投稿者 corvo : 2009年09月28日 23:49
コメント
>ブティックの着飾ったマネキンのように並んでいるだけ
新館もジオラマ展示がありますが、ポーズを取っているだけで、こんな風にダイナミックなものはないですよね。
擬態しているヨタカの剥製がいいですね。
投稿者 チョビ之助 : 2009年09月30日 08:42
おかえりなさい!
ここにも、やはり欧米はアカデミックな方面にもちゃんと力を入れているのが現れていますね。しかも入場料が無料!
なんでもかんでも欧化政策はどうかと思いますが、この部門はどう見ても欧米の方が進んでます。
投稿者 ニヤゾフ : 2009年09月30日 12:24
>チョビ之助さん
そんなに大掛かりではないのですが、リアリティを感じさせてくれます。
ヨタカ、いいでしょ。僕も気に入りました。
>ニヤゾフさん
ただいまです。
博物館、美術館に関しては、圧倒的に欧米が優れている部分が多いと思います。
朝行って、昼行って、夕方行って、一日に何度でも楽しめます。
投稿者 corvo : 2009年09月30日 17:19
科博の剥製は、元が個人のコレクションという
経緯もありますし、またそれぞれの種の形態の
違いが良くわかるという点では、意義のある展示と
思います。
ただ、ブリストルの博物館の展示のように、
大きなジオラマでは無いのに、生態・食性を
キチンと伝えられる見せ方、シーンの切り取り方の
上手さは、やはり欧米の博物館により多く見られるような
(そんなに数見てませんけどね)。
良いもん見ました!
投稿者 ふらぎ : 2009年09月30日 20:51
>ふらぎさん
科博の展示って、たまたま寄贈された個人のコレクションを使っているという経緯があるので、館のコンセプトを押し出すことが出来なかったということは理解しています。おそらく現時点ではベストの展示なのだと思うのですが、決して見やすくはないし、より改善していってほしいと思っています。
欧米の博物館が莫大な予算を常に使っているとは思わないのですよね。
ただ、ものすごく考えられているといつも感じます。考え抜かれたものは、何にもまして価値があると僕は思っています。
投稿者 corvo : 2009年10月01日 03:26


