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2009年6月 1日

銅版画で異臭騒ぎ

今日は昼過ぎまで家で仕事をしてから、大学へ。
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新たに注文した銅板にプレートマークをつけて磨き、そしてグランドを引くところまで一気にやってしまった。前回頼んだ銅板に比べると、ほぼ倍の大きさである。これほど大きい銅版画をつくるのは実は初めてである。
大きさはそれぞれ、410 x 660 mm と500 x 660 mm。本職の人にしてみたらそれほど大きなサイズではないだろう。

月曜日の版画工房は授業があるため、作業はずっと自分の研究室で行ったのだが、液体グランドも溶剤であるリグロイン(ベンジン)も結構臭いが強いため、僕の研究室にはその臭気が充満してしまっていた。絵の具や溶剤などの臭いはもともと好きな方なので、なにも気にせず作業を続けていると、同僚の先生が業務のことで訪ねてきて、研究室のドアを開けたまましばし立ち話。当然ではあるが、部屋に充満していた臭気が廊下へ漏れだし、他の研究室にも流れていくことに。イラストレーションクラスの先生は、僕が銅版画を作ったり、油彩を描くことを知っているので、特に気にしないのだけど、映像系の先生方の間で何事かと大騒ぎになってしまったらしい(というのもその直後、版画工房にいたため)。
貧弱な換気システムのせいもあるが、次からはもうちょっと気を使おう。

明日から、刻み始めます。

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成安イラストレーションクラスニュース

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投稿者 corvo : 2009年6月 1日 23:50