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2009年3月20日

「大恐竜展」知られざる南半球の支配者 1

19日木曜日は、以前から徳川君たちと約束をしていた、上野の国立科学博物館で開催されている『「大恐竜展」知られざる南半球の支配者』を見に行ってきた。
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まだ未記載の新種の標本。今年の春に(というともうすぐか)、命名されるということである。エオラプトル、ヘレラサウルスと同じ時代、イシグアラストで発見された原始的な獣脚類。どの部位まで発見されているか明記されていなかったが、組み立てられた骨格は非常に状態の良いものだった。
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エオラプトルやヘレラサウルスに比べると、首が長い。
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一転してびっくりの組み立て骨格。発見されていない部位とはいえ、両生類のような肋骨の短さである。突っ込みどころは満載。
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このクリオロフォサウルスは躍動感があって迫力がある。美しく組み立てられた一点だ。
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今回、楽しみにしていた標本のひとつ、ニジェールサウルス。画像で知っていたとはいえ、立体で見るとその奇妙な姿はとても印象深い。ちょっと首を曲げ過ぎか。
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タイラー作の実物大生体復元模型。この模型の復元プロセスは、2006年オタワのSVPでタイラーの発表で聞いたのだけど、その中にはニジェールサウルスの骨格レプリカがそのままに入っている。なんとも贅沢ではあるが、実に正統な復元手法である。
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ニジェールサウルスを特徴づけるデンタルバッテリー。マシンガンの弾倉のようにびっしりと規則正しく並んでいる。

2に続きます。

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投稿者 corvo : 2009年3月20日 23:35