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2009年2月 2日
山羊料理
そして山羊料理。沖縄の人にも苦手な人が多いらしい。下手物好きの僕としては、昼間から楽しみにしていた。
オリオンビールを飲みながら、まずは山羊のさしみ。ショウガをたっぷり入れた酢醤油をつけて食べる。美味い。癖はそれほどでもなく、かなり新鮮なのだろう。ヨモギの葉を巻いて食べると、その苦みがまたよく合う。
麺。詳しい事は全然覚えていないのだけど、これもかなりの美味。さっぱりとした味付け。
へちまのチャンプルー。独特の風味と食感がある。
もずくの天ぷら。前の日にも食べたのだけど、これはどんどん箸が進む。好きな人が多いのもうなずける。
これは最初、山羊の心臓と言う説明だったのだけど、一通り皆が食べたところで、店のママがネタばらし。山羊の睾丸だということ。これがいつもだと、悲鳴とともに盛り上がるらしいのだけど、集まっていたのは自然科学の研究者とその周辺の連中。「心臓にしてはおかしいと思ったんだよね」「筋繊維じゃなかったしなあ」などの冷静なコメントばかり。翌日、この店を紹介してくれた博物館のスタッフに聞いたところ、あまりの盛り上がりのなさに、ママはがっかりしていたということ。しょうがない。相手が悪かったよねえ。
そして、これがメインの山羊汁。山羊独特の風味にいやがる人が多いらしい。今回も、事前に確認をとってトライしたのは半分ぐらいだったかな。僕はもちろん注文した。これが美味くて。臓物も入っているので、駄目な人は本当に駄目だろう。最初、少し匂いが気になるかすぐに慣れる。味付けはさっぱりしているのに、こくがある。まさにまったりとしていて、それでいてしつこくない。てことはないか。これを食べると、次の日臭うらしいです。本人には分からないので、それはなんとも。
イカ墨汁。これも絶品。だれでも美味しいと感じる味だろう。墨の粒子がそこにたまらないように、混ぜながら飲む。
泡盛も楽しんで、大満足の晩餐だった。話しもすこぶる楽しかった。
店の外観。
『山羊料理の店 美咲』
ゆいモノレール安里駅前
沖縄県那覇市安里388-6
電話:098-884-6266
沖縄に出かけた時は是非。絶品の山羊料理(人によっては駄目だけど)が楽しめます。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 2009年2月 2日 01:11