2009年2月28日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 6
27日金曜日は、作業場所を整えつつエスキースの制作を開始。前日に引き続き学生にも手伝ってもらっている。
復元骨格写真を拡大コピーしたものを貼り合わせてもらっているところ。
コピーをトレースして、水張りしたアルシュに転写。この作業も学生にお願いした。
トレースした骨格をもとに、筋肉、皮膚を復元していく。
ディテール。使っている鉛筆は、ステッドラーのHBとB。
金曜日の作業はここまでで終わり。再開は月曜日から。週末は領収書の山と格闘です。
投稿者 corvo : 12:50
2009年2月27日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 5
昨日、今日と制作場所を整えて、本格的な制作をスタートした。
まだ木枠にキャンバスを張っていない状態。
木枠のサイズに対して大きめに切ったキャンバスを、上下左右にテンションをかけながら張っていく。使用したキャンバスはクレサンのユニバーサルキャンバス112。
カラージェッソのイエローオーカとジェッソを混ぜたもので、下地を塗っていく。
下地を作ったキャンバスを壁面にセット。26日木曜日の作業はここまで。
投稿者 corvo : 23:27
2009年2月26日
春休みも関西事務所
昨日の午後、関西事務所へ戻ってきた。アケボノゾウのプロジェクトがあるため、春休みも関西事務所での生活が多くなる。
駅弁を楽しみながら、新幹線で戻ってきた。ゆったりと快適ではあるのだけど、うっかり寝過ごさないように少々緊張しなくてはならない。椅子の質がもうすこしよくなると、もっと良いのだけどなあ。ルノーのシートを見習ってほしい。
おごと温泉駅のホームは高架上にあるので、琵琶湖が一望出来る。
この日は、関西事務所に到着後、すぐに大学へ向かってプロジェクトの準備を行った。
投稿者 corvo : 22:10
2009年2月24日
今日は回らない寿司の日
今日は年に一度の回らない寿司の日。友人との会食。F1の順位予想を賭けの対象に、負けた方が寿司を奢るのである。で、去年のシーズンは僕の負けだった。でも、美味しい寿司を食べられたので幸せである。
カンパチとシマアジ。
明日、関西事務所に戻って、再び怒濤の日々が始まります。
投稿者 corvo : 23:30
2009年2月22日
最終日、そして搬出
最終日。とても天気がよく、風もなく暖かな一日。開館直後から会場で打ち合せ。最終日ということでひっきりなしにお客さんが来てくれた。
お昼過ぎに、水郡線の上菅谷駅まで一人のお客さんを送り届け、遠路はるばるやってきてくれた大学の同僚の先生を出迎えた。とてもカラフルな車両。
夕方には、初日は慌ただしくゆっくりと話しの出来なかった小泉先生と、作品についてじっくりディスカッションすることができた。
終了後、梱包してカングーに積み込み。残念ながら、ほとんどの作品を持って帰らなくてはならなかった。
帰りのサービスエリアで買ってきた「チョコ納豆」。パッケージデザインは佐藤卓さん。納豆とチョコの味が共存する不思議な味だが、意外とこれが美味かった。チョコ好き、納豆好きの方は是非。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 23:55
2009年2月21日
明日は最終日
個展も明日で最終日。関西と行ったり来たりの、あっという間の二週間だった。
今日も朝から会場に向かったのだけど、高速道路上に酷い渋滞(6km、70分)の表示。下道で迂回したため、ずいぶんと時間がかかってしまった。結局、ギャラリーに到着したのは12時50分頃だった。大遅刻である。
明日はアクシデントがないことを祈ろう。
午前11時から午後6時まで、会場でお待ちしております。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 23:52
2009年2月20日
週末は関東
朝から会議の連続でぐったり。
夜、新幹線で関東へ移動。明日、明後日と個展会場であるアカデミアプラトニカに詰めているためだ。
今日の駅弁はこれ。
早いもので、日曜日にはもう最終日。搬出もその日のうち済ませますが、午後6時まで開場しています。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 23:54
2009年2月19日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 4
ラフスケッチを制作。
氾濫原を悠然と歩くオスの群れ。背景にはメタセコイアを中心とした林が見える。
構図は過去に描いた『追跡1』を下敷きにしている。
最終的にはP120号のキャンバスにアクリル絵の具で描く予定だ。
まったくの余談だが、テレビに出てくるアラジンのストーブは、なぜにあんなに赤い炎を燃やしているのか。芯が出過ぎだ。点火するときも出過ぎているので、もうもうと煤が出てしまっている。適度な芯の出し方をすれば、美しいブルーの炎になるのに。誰も指摘しないのか、とても不思議である。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 23:42
2009年2月18日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 3
琵琶湖博物館はこれまでも何度か足を運んでいて、最も好きな博物館の一つだ。
この博物館には自然科学系と人文学系が共存している。
自然科学の展示室にはいると、まず化石林のジオラマが向かえてくれる。まさにアケボノゾウが生きた時代の立ち枯れた樹幹の化石である。
アケボノゾウの切歯(牙)のレプリカ。この博物館では、展示標本が化石なのかレプリカなのかが明記してあって分かりやすい。
前肢と下あご。これもレプリカ。化石は多賀町立博物館に収蔵、展示されている。前肢の化石は手根骨から末節骨まで関節しており見事である。
アケボノゾウの実物大復元模型とジオラマ。植生もよくわかる展示になっている。メタセコイアの林立する林を再現している。
2階のロビーからみた空。このときには雪はすっかりあがっていた。
僕がこの博物館で一番気に入ってい展示の一つ、淡水魚水族館。これは外来種の水槽で、ミシシッピーアカミミガメが元気よく、せわしなく泳いでいた。
中でも、お気に入りは古代魚の水槽。ストロボを使わずに撮影すると、これぐらいが精一杯。
ちょうど餌やりの時間に遭遇して、チョウザメたちの食餌を観察することができた。以前から大好きなのがこのヘラチョウザメで、自然界ではプランクトンを食べている。水族館では配合飼料を細かく粉状にしたものを与えていて、口を大きくぱかっと開けて泳ぎながら食料を集めていく。以前はたくさんいたのだけど、今は1匹だけだ。飼育員に聞いたところ、デリケートで飼育が難しいらしい。
外にはメタセコイアの木が植えられていた。残念ながら冬なので落葉してしまっているが、樹形や枝振りを観察することが出来た。
アケボノゾウ復元画のためのかなり良い取材をすることができた。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 21:49
2009年2月17日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 2
昨日の夕方に関西事務所に到着。今朝は朝から雪景色。関東に比べるととても寒い。
朝から車で出かける予定だったので、ついに「見せてもらおうか、スタッドレスタイヤの性能とやらを」と意気込んだら、路面はどこもドライでサマータイヤでも全く問題のないコンディションだった。
最終的に組み上がった、納品直前のアケボノゾウの復元骨格を見せてもらった。
この写真は頭骨だけだが、とても自然な姿勢で美しく出来上がっていた。復元画の制作にもおおいに参考になる。背景に描き込む植生などについても、監修者と打ち合わせることが出来た。着々と準備は進んでいる。
午後からはさらに取材をするために、対岸にある琵琶湖博物館へ。この空の広さは滋賀ならではだろう。
博物館での取材のようすは次のエントリーで。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 23:05
2009年2月16日
アカデミアプラトニカ G3ギャラリー
G3ギャラリーは離れに建っている、もっとも本格的な展示空間。僕の個展もここがメイン会場で、ここ数ヶ月に制作した新作ばかりを展示している。
Skullシリーズ。
照明もあるが、トップライトから自然光が落ちる。天井も高く、気持ちの良い空間。僕の秘密基地(アトリエ)のモデルにもなった空間だ。
比較的小さな作品たち。
来てくれた人は、長い時間をこの空間で過ごしていってくれる。
このギャラリー、都心から遠く離れているため、どうしても来るお客さんは限られてしまう。日曜日でも10名ほど。ゆったり気持ちよく過ごしていってもらえるのだけど、遠さに二の足を踏む人が多いのはし方がない。
ただ、ここほど理想的な展示の出来る空間は少ない。
あと1週間で終了です。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 00:31
2009年2月15日
アカデミアプラトニカ G2ギャラリー
今日、日曜日も朝から会場に詰めていた。朝は曇っていたが、お昼頃から天気は回復してきた。すこし交通量は多かったが、常磐高速道は快適だった。
アカデミアプラトニカの展示室は3つにわかれている。
ここは自然光が入る、明るく日本家屋を思わせる空間。
この部屋には銅版画と銀筆の作品を展示。小品が中心。
ガラスケースには科博ニュースで制作したイラストレーションを展示。非売品。
G2ギャラリーを外から見るとこんな感じ。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 23:59
2009年2月14日
アカデミアプラトニカ G1ギャラリー
今日は朝から個展会場へ向かう。生暖かい、陽気というには気持ち悪いほどの暑さ。本当に2月中旬とは思えない。道は空いていて快適そのもの。
今回はG1ギャラリーの紹介。カフェとしても使われている、落ち着ける空間。あまりに落ち着けるため、ここだけ見て帰ろうとする人多数。
豊橋の壁画の原画。ぴったりと収まっている。
情熱大陸原画。スポットライトに照らされて浮かび上がっている。
復元画の対面の壁面。
ポートフォリオや、出版物を紹介するコーナー。復元画のポストカードも販売中(昨夏、丸善で販売したものと同じです)。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 23:53
新幹線で帰還
昨日の夜、新幹線で関東本部へ帰還
久しぶりの新幹線で、柿の葉寿司とビールを楽しみながら、ゆったりと帰ってきた。
東京駅までは快適だったのだけど、それ以降は地獄だった。夜遅いにも関わらず、まさにラッシュアワー。むせ返るような車内。こちらは大きな荷物を持っているので、身動きも取れない。
しかし、満員電車で無理無理降りる人たちが後を絶たないのは、どうにかならないのだろうか。一言「すみません、降ります」と言えばスムーズにいくのに。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 21:49
2009年2月13日
アケボノゾウ復元画プロジェクト 1
『アケボノゾウ復元画プロジェクト』を立ち上げたのは、昨年の夏前だったのだけど、あまり進めることができずにこの時期まで来てしまった。締め切りが目前で、切羽詰まって重い腰を上げたという方が正確かもしれない。アケボノゾウは約200万年前から150万年前に生息していた、肩の高さが約2mと現在のゾウよりも小型の種である。琵琶湖周辺から保存の良い化石が見つかっており、復元画を描いてみようということになっていたのである。
今日はほぼ組み立ての終わったレプリカを、標本業者のところへ見に行ってきて、各部の計測や資料撮影などを行ってきた。
多賀町立博物館に展示されている組み立て骨格から、さらに改良された姿勢になっており、最新の学説を反映した復元画を制作することを目指している。
春休みに入ってしまうが、学内で公開しながらの制作を計画しており、春には完成したものをお見せ出来るだろう。
現在、こういったレプリカや標本を製作する業者は苦しい立場に置かれている。博物館に予算がないため、常に仕事があるわけではない。新しい博物館の建設時には大きな発注があるが、出来てしまうととたんに出番がなくなってしまう。本来なら、展示の更新とメンテナンスが重要なのだが、日本の博物館ではあまりに軽視されている部分だ。
アメリカの博物館であれば、こういった標本やレプリカを作る専属のスタッフと部署を館内に確保しており、デザイナーやイラストレーターも雇われている。一方、日本の場合は全て外部の業者任せになってしまう。
僕もそのうちの一人ということになるのかもしれないが、なんともお寒い現状である。
せっかく高い技術を持っていても、次の世代に継承されることなく、その担い手はどんどん減っていっている。継続して仕事があるのであれば、うちの大学の卒業生などにも就職の道が開かれるのかもしれないが、今の状況ではとても勧められるものではない。産業として成立できないのであれば、大学などの研究機関で、そういった技術や知識を蓄積していくことも重要ではないだろうか。
「寒い時代だと思わんか?」と一言つぶやきたくもなるというものである。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 23:23
2009年2月12日
成安造形大学進級制作展
昨日は朝から進級制作展の搬入と展示を手伝ってきた。深夜に関西事務所へ到着したばかりだったので、眠かった。会場は大津市歴史博物館である。
会場のある2階のロビーから見えるパノラマはなかなかのもの。
滋賀県は琵琶湖があるため、空が広い。高層建築もなく、気持ちよく開けた空間だ。
学生主体に展示場所を決めていったが、驚くほどスムーズに短時間で展示することができた。僕はほんのお手伝い程度。
『成安造形大学進級制作展』
平成21年2月13日(金)〜2月18日(水)(16日(月)は休館日)
午前10時〜午後5時(最終日は午後4時まで)
大津市歴史博物館
〒520-0037 滋賀県大津市御陵町2-3 077-521-2100
3年生の展覧会です。ご高覧いただければ幸いです。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 23:56
2009年2月11日
天竺ではなくて関西事務所
午前2時前に無事到着。
部屋が寒い。アラジンとエアコンで暖めているところ。今日は風呂で身体を温めて早く寝よう。
昼間の東京は暖かだったが、やはり夜の滋賀は寒い。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 02:15
2009年2月10日
Go! West. 恵那峡SA
Go! West。行き先は天竺ではないよ。関西事務所に向かって、中央高速を移動中。現在、恵那峡SA。
明日は朝から進級制作展の搬入、展示の手伝い。今日は着いたら、できるだけ早く休もう。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 22:38
2009年2月 9日
Grandma 01
『Grandma』=おばあちゃん。何度も繰り返して描いているモチーフである実の祖母。残念ながらもう他界してしまったが、いつでもその表情や仕草や声を思い浮かべることができる。
僕がまだ学生だった頃に撮影した写真。祖父の形見の二眼レフカメラを使っている。祖父は僕が生まれる前に他界していたので、どんな人だったのかはまったく知らない。
この写真をもとに、油彩の作品を描こうと思っている。
エスキースを制作中。アルシュに鉛筆。38 x 56 cm。ここまで15分ほど。
ディテール。まだざっと描いた段階。同じ構図で銅版画も作ろうと思っている。全体の構想は、既に頭の中に出来上がっている。早く具体化して、どんな作品になるか見てみたい。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 23:40
2009年2月 8日
オープニングパーティー&トークショー
アカデミアプラトニカで本日から開催の『小田隆展ー命を支えるものたちー』のオープニングパーティーとトークショーが無事終了。空は晴れ渡っていたにも関わらず、おりからの強風で高速道路は80キロ規制、常磐線は遅れるなど、交通機関は混乱していましたが、たくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございました。
午後3時からオープニングパーティー。手作りの美味しい料理が並びましたが、多数の参加者のため一瞬のうちに完食状態。
午後4時からトークショー。パソコンで作ったスライドショーを、液晶プロジェクターで投影しながら解説。時間があまりなかったので、いつもよりも早口でしゃべりまくった。
僕がしゃべった後に、小泉先生の総括トーク。非常に分かりやすくて、とても勉強になった。その後、いくつかの質疑応答。無事、なんとか終える事が出来ました。
たくさんの友人、懐かしい面々にも会う事ができて、とても楽しいひとときでした。
朝からばたばたしていて、ほとんど会場の撮影をすることが出来なかった。ごっつい三脚まで用意していっていたのに。
2月22日まで開催です。11・12・18・19日は休館日。
14・15・21・22日は会場に詰めています。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 23:43
小田隆展「命を支えるものたち」オープニングパーティー
個展初日まで、このエントリーがトップに来ます。
『吊るされたものたち 08-02 コチョウゲンボウ』 アルシュにチャコールペンシル、顔料 38 x 56 cm
ディテール。
ディテール。
小田 隆 展
ー命を支えるものたちー
2009年2月8日(日)〜22日(日)
(2月11、12、18、19日は休館日)
開館時間/午前11時〜午後6時
オープニングパーティー 2月8日 午後3時〜4時30分
アカデミアプラトニカ
〒311-0134
茨城県那珂市飯田2574-17
TEL.029-295-5050 FAX.029-295-6155
初日のオープニングパーティーは、午後3時から開始で、午後4時からギャラリートークを行います。
パーティーでは手作りの美味しい料理が並びますので、楽しみにしていてください。ギャラリートークでは作品の制作過程などを、スライドショーを使って紹介します。
会期中の在廊日は、8日(日)、14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)の予定です。
ちなみに土日祝日は、ETCの休日昼間割引が使えてお得です。
アカデミアプラトニカのサイトにも、DMにも情報を掲載していないのですが、昨年、豊橋市自然史博物館中生代リニューアル展示のために描いた「『白亜紀の情景ー北アメリカ』"The scene of Cretaceous period. North America"」の原画を展示します。原画は初のお披露目となりますので、是非ご高覧いただければと思います。
100 x 333 cm キャンバスにアクリル
投稿者 corvo : 11:00
スライドショー、一応完成
現時点で一応完成。
明日、ギャラリーで少し手直しする予定。寝ます。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 02:01
2009年2月 7日
スライドショーを作成中
明日のトークショーのためのスライドショーをkeynoteを使って作成中。
まだ終わりません。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 23:57
2009年2月 5日
搬入、無事終了
今日は朝から搬入。午前8時過ぎ、お手伝いの新岡君を最寄り駅で確保。そのまま車で茨城まで連れ去る。途中の守谷SAで朝食を済ませ一路、那珂市へ。
到着後、アカデミアプラトニカにすでに額屋さんから届いていた荷物を開梱し、今日運び込んだ作品と合わせて、まずは場所決め。これが迷う。二度目の個展という事で、ある程度イメージはできていたが、やはり迷う。
展示のための道具たち。
壁画の原画はこの場所以外にない、と最初から決まっていた。
すでに立派な案内が出来ていた。まだ「展示準備のため休館」の文字が。通りからすぐにわかります。
メインの展示室。
キャプションもすべて貼り終えて、準備万端である。
遠いところですが、皆様お待ちしております。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 22:54
搬入前夜 2
出品リストとキャプションの準備。
こんな時間になってしまった。これから風呂入って、明日に備えて寝ます。
朝も早く、運転もあるので気をつけないと。
手前味噌ですが、良い展覧会になりそうです。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 02:36
2009年2月 4日
搬入前夜 1
搬入前日にも関わらず、小品の制作におわれていた。なんとか滋賀で制作していた2点に加えて、4点を作ることが出来た。今日は一気に3点制作。全てシルバーポイントによる作品たち。サイズはハガキ大。
Bird skull 09-01。銀筆用紙に銀筆、透明水彩。10 x 15 cm。
Rose 09-03。銀筆用紙に銀筆、透明水彩。15 x 10 cm。
やはり関東本部秘密基地は仕事がはかどる。3倍とは言わないまでも、3割増ぐらいだろうか。別に部屋が赤いわけではないよ。角もないし。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 23:46
2009年2月 3日
関東本部に到着
今朝6時過ぎ。関東本部に無事到着しております。
粛々と搬入の準備をおこなっているところです。
搬入は明後日5日木曜日。出来ていない小品の制作と、出品リスト、ポートフォリアの準備が残っています。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 14:09
またまた浜名湖SA
現在、休憩しながらネット接続中。
残りは後300キロ。さすがに東名はトラックが多い。ゆっくり休憩をとりながら、のんびり行きます。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 00:55
2009年2月 2日
Self Wing 09-01 4
ようやく完成。出かける用事や大学の業務などが多く、一気に仕上げる事はできなかったが、なんとか間に合った。
アルシュにチャコールペンシル、顔料。サイズは97 x 66 cm(ちょっとうろ覚え)。この作品は次に繋がるたくさんのアイデアを教えてくれた。少し自由になれた気がする。
脊椎の形はひとつひとつ違っている。下に行くほど大きな体重を支えるので、大きく太くなっていく。肩甲骨はもっとも美しい骨のひとつかもしれない。肋骨の微妙なカーブも描きどころである。
当初の予定よりも黒い面積が増えた。
骨格がより見えるように、羽の数は少なく描いた。
今晩、関東本部へ移動である。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 23:45
山羊料理
そして山羊料理。沖縄の人にも苦手な人が多いらしい。下手物好きの僕としては、昼間から楽しみにしていた。
オリオンビールを飲みながら、まずは山羊のさしみ。ショウガをたっぷり入れた酢醤油をつけて食べる。美味い。癖はそれほどでもなく、かなり新鮮なのだろう。ヨモギの葉を巻いて食べると、その苦みがまたよく合う。
麺。詳しい事は全然覚えていないのだけど、これもかなりの美味。さっぱりとした味付け。
へちまのチャンプルー。独特の風味と食感がある。
もずくの天ぷら。前の日にも食べたのだけど、これはどんどん箸が進む。好きな人が多いのもうなずける。
これは最初、山羊の心臓と言う説明だったのだけど、一通り皆が食べたところで、店のママがネタばらし。山羊の睾丸だということ。これがいつもだと、悲鳴とともに盛り上がるらしいのだけど、集まっていたのは自然科学の研究者とその周辺の連中。「心臓にしてはおかしいと思ったんだよね」「筋繊維じゃなかったしなあ」などの冷静なコメントばかり。翌日、この店を紹介してくれた博物館のスタッフに聞いたところ、あまりの盛り上がりのなさに、ママはがっかりしていたということ。しょうがない。相手が悪かったよねえ。
そして、これがメインの山羊汁。山羊独特の風味にいやがる人が多いらしい。今回も、事前に確認をとってトライしたのは半分ぐらいだったかな。僕はもちろん注文した。これが美味くて。臓物も入っているので、駄目な人は本当に駄目だろう。最初、少し匂いが気になるかすぐに慣れる。味付けはさっぱりしているのに、こくがある。まさにまったりとしていて、それでいてしつこくない。てことはないか。これを食べると、次の日臭うらしいです。本人には分からないので、それはなんとも。
イカ墨汁。これも絶品。だれでも美味しいと感じる味だろう。墨の粒子がそこにたまらないように、混ぜながら飲む。
泡盛も楽しんで、大満足の晩餐だった。話しもすこぶる楽しかった。
店の外観。
『山羊料理の店 美咲』
ゆいモノレール安里駅前
沖縄県那覇市安里388-6
電話:098-884-6266
沖縄に出かけた時は是非。絶品の山羊料理(人によっては駄目だけど)が楽しめます。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 01:11
2009年2月 1日
口頭発表、ポスター発表
31日は朝9時から口頭発表のセッションがあり、早起きしなくてはならなかった。ホテルのあるおもろまちから、会場の琉球大学までそれなりの距離があり、公共交通機関が乏しいのだ。
まず、ゆいモノレールで首里駅まで移動し、そこから4人でタクシーをシェアして大学へ向かった。無事にセッションには間に合ったものの、たまった披露と寝不足から、ほとんど寝落ちしてしまった。発表者の皆様申し訳ありません。まともに全て聞けたのは1本だけだった。
お昼は学食。土曜日で学会開催中にも関わらず、けっこう学生の姿も目立つ。広々として綺麗で、メニューも豊富。だったのだけど、食べたかった沖縄そばが売り切れで、仕方なくカツカレーを注文。カレーもカツも、うちの大学よりずっと美味い。
大学の裏の風景。
本州では見る事のない植物が目立つ。
昼食後はポスターセッション。いつもながらの混雑ぶり。次はポスターセッションデビューをしようかと、画策しているところである。
沖縄の町は鉄筋コンクリート造りの建築物が目立つ。集合住宅だけでなく個人住宅も古いもの以外は、全てコンクリートで出来ている。不思議に思って聞いてみると、シロアリの被害が大きいため、コンクリートで作らざるを得ないということなのである。
この日の夕飯は、楽しみにいていた「山羊料理」。続きは次のエントリーで。
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アカデミアプラトニカ
投稿者 corvo : 23:34