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2008年12月12日
銅版画「刻む」05
ハガキサイズで自画像を描いている。
鏡を見て、直接、銅版を刻んでいるので、紙に刷った状態が左右通常の顔になる。紙やキャンバスに自画像を描くと、左右が反転してしまうが、銅版画だと僕が永遠に見ることが出来ない、左右反転していない顔を見る事ができるようになる。
相変わらず、下描きの線と実際の描写がずれていて、いいかげんである。
最初の腐蝕を30分。2回目に25分。早速、試し刷りを行ってみた。
どうも左目の位置がおかしい。2回目のグランドを引いた後、強引に修正していく予定。
右目もさらに描き込んでいく。
口、鼻ともに、描き込みが足らない。まだまだだ。
銅版画の作業は時間的な制約が多いため、せき立てられるように進めてしまう。他の作業や仕事を放っておいても、銅版にむかってしまうのだ。描かされている、そんな感じだ。100%コントロール出来ているわけではないが、とにかく楽しい。でも、止まってしまっている案件が山積みなので、そろそろほかのこともしなくては。
投稿者 corvo : 2008年12月12日 23:26