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2008年10月 8日

銅版画、ひたすら磨く

耐水ペーパーで大まかに磨いたが、まだ不十分である。次に、ピカール(金属研磨剤)を使って地道に磨いていく。
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銅板、ピカール、リグロイン。リグロインは揮発性の溶剤で、汚れ落としと脱脂に使われる。
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ウェスを固くしぼって、板面にたらしたピカールをのばしながら、小さく円を描くように端から順番に力を込めて磨いていく。かなりの重労働。しばらく絵を描けなくなるほどに、指先まで感覚がおかしくなってしまう。
なれていない作業なので、無駄な力も入っているのだろう。よけいに疲れてしまっているのかもしれない。
この下準備さえ済めば、いよいよ描画できる段階が近づいてくる。今は我慢我慢である。

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投稿者 corvo : 2008年10月 8日 23:54