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2008年9月24日

BONESー骨は語るー

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BONES』はアメリカのドラマシリーズ。最近はテレビコマーシャルも流れているので、知っている方も多いと思う。
ファーストシーズンは春頃購入。セカンドシーズンは9月になってリリースが始まった。
骨を愛し、骨に愛された主人公の法医学者が、FBIの捜査官と協力して迷宮入りと思われた事件を解決していくというもの。全ての事件は死体からスタートするので、ショッキングな映像も多く出てくる。また、事件は解決するが、ハッピーエンドというわけにはいかない。そのほとんどは悲劇だ。派手なアクションがあるわけでもなく、大きな盛り上がりもほとんどない。それでも、骨を中心に物語が展開していく様は、すこぶる面白いのである。毎回登場する、遺体の骨格から生前の姿を復元する3DCGは、興味深く美しい。
BONESとは主人公のニックネーム。彼女は勤務する研究室では骨に囲まれている。壁一面、骨の入ったケースだ。会話のテンポ、時々挟み込まれるユーモアも楽しい。

そんな骨にまつわる楽しいドラマを、学生たちに紹介しようと思って、今日の授業内で上映したのだけど今ひとつ食いつきが悪かった。プロジェクターを使って大画面で見ることができるし、質問してもらえればある程度解説することも出来るのに残念。今日は第1話だけだったけど、毎回、様々な骨の名称も出てくるので、その部位を想像するだけでも勉強になると思う。砧骨(きぬたこつ)、槌骨(つちこつ)、鐙骨(あぶみこつ)なんて、美術解剖学的には無関係な部位ではあるけど、少しでも興味を持ったらどこの骨か知りたくなると思うのだけどなあ。
ファーストシーズンは全22話。13回ある授業時間を利用すると、毎回2話ずつ見れば全ての話を観賞することができる。1話が44分なので、2話見ても90分以内でおさまる。ほぼ1限の授業時間だ。来週からモデルさんに入ってもらうが、4時までには全てのポーズのスケジュールが終わってしまうので、時間の使い方としてはいいと思ったのだけど、今日の感じでは不評だった。それでも毎回1話ずつは見せるつもりなので、真ん中ぐらいまでは進められる。途中で面白くなって、全部見たかったと言い出しても後の祭りだぞ。
せっかく、普段見ていないようなものを紹介してるのだから、興味を持ってほしいなあ。これにめげずに、もう少し押していくつもりである。

成安イラストレーションクラスニュース

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投稿者 corvo : 2008年9月24日 23:35