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2008年8月10日
恐竜倶楽部創立20周年
昨日の土曜日は昼前から夜遅くまで出かけていた。久しぶりに何も仕事をしなかった日。
恐竜倶楽部という趣味の集まりが、20周年を迎えたということでその記念行事に参加してきた。
趣味の集まりとはいえ、多くの本職の研究者も参加しており、この日は非常に興味深い講演会、シンポジウムも行われた。すべて倶楽部員向け、一般には非公開という贅沢なもので、祝賀会、二次会も含めてとても楽しむことが出来た。
ディノアゴラに詳しいレポートが。
午後からのシンポジウムの様子。最初にパネリストである平山廉さん、伊左治鎭治さん、三枝春生さんの基調講演が行われ、その後高桑祐司さん司会のもとシンポジウムが行われた。僕が恐竜や古生物に関わってから12年になるのだけど、それ以前の日本の古生物を取り巻く状況というのはほとんど知らなかった。伊左治さんの話された、その黎明期の記録はとても興味深く、今に続く多くの人間関係に連綿とつながっており、非常に面白かった。そんな先人たちの努力と苦労の上に、僕は仕事をすることが出来ている。深謝。
祝賀会で出会った逸品。倶楽部員でもある、サックス奏者・本多俊之氏のサックス。ちょっと写真ではわかりにくいが、表面に何体もの恐竜や海生爬虫類が彫り込まれている。
夜も更けて二次会も終わり、10時を回っていたので三次会には参加せず帰宅。本当に久しぶりに、ゆるりとした一日でした。
投稿者 corvo : 2008年8月10日 23:46