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2008年5月13日
河鍋暁斎展「絵画の冒険者 暁斎 Kyosai―近代へ架ける橋」京都国立博物館
先週の金曜日になるのだけど、京都国立博物館へ「絵画の冒険者 暁斎 Kyosai―近代へ架ける橋」展を見に行ってきた
金曜日は午後8時まで開催ということなので、夕方に大学を出て車で京都まで。最初は電車で行こうと思っていたのだけど、博物館に駐車場があることを知り、急遽車で行く事にしたのである。雨も少し降っていて天気がよくなかったというのも一つの理由である。
展示会場に入ったのが夕方6時過ぎ。遅い時間にも関わらず、それなりに人が入っていた。並んで展示物を一つずつ見ていくような状態だった。
河鍋暁斎に関しては、ほとんど予備知識なく見に行ったので、非常に新鮮に見る事ができた。素晴らしい技量と多彩な技法の持ち主である。画題も様々。ただ、僕にとっては深い感動を味わうという絵ではなかった。やはり僕の中では日本の画家No.1は「曾我蕭白」なのである。
とはいえ、晩年の肉筆画の充実度は凄まじかった。まったく年齢による衰えを感じさせない密度と、精確な筆致。年をとってもこうありたいものである。
残念ながら、この展覧会は11日日曜日で終わってしまっている。タイミングの悪いエントリーで申し訳ないです。
ここのところ更新もままならず、コメントへの返答もおそくすみません。もうしばらく激務が続きます。
投稿者 corvo : 2008年5月13日 23:54