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2008年1月 7日

Argentina紀行13

イシグアラスト・タランパジャは、世界遺産にも指定されており、映像を通しても感じてもらえたと思うが、文句なしに美しいところである。美しくはあるが、人間が快適に生活できる環境ではない。水道もガスも電気もない。もちろん、風呂もトイレもなし。そんなところで、何十人もの人間が、短期間ではあるが生活をしていたのである。
なかなか映像を通しては、そういった苦労までは伝わってこない。
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朝の日本チームの様子。番組ではディナーの様子が多かったのだけど、朝食はこんな感じでパンを切りハムやチーズを挟んで食べ、火にかかっているコーヒーで目を覚ます。朝晩はとにかく寒い。昼間は30度を超えるというのに、朝起きると水が凍っている日もあった。
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こちらはアルゼンチンチーム。皆、夜遅くまで起きているのに、けっこう朝は早起き。でも、発掘地へ向かう出発時間が守られたことは一度もなかったかも。全ての時間がゆったりと流れていく。
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毎日、10kmから20kmは歩く。アップダウンのある荒れ地を、地面を見ながらひたすら歩き続ける。断片的な化石はごろごろと転がっているが、関節した状態や、保存の良いものが、そうそう簡単に見つかるわけではない。化石を掘っているよりも、歩いている時間のほうが圧倒的に長い。
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夕方、キャンプに戻ると夕食までの時間、バレーボールに興じる。キャンプ地の側を通る川の痕跡が、細かい砂でできたビーチのよう。西島さんとも、何度か一緒のチームで楽しんだ。
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これはアサードと呼ばれる、BBQパーティー。毎日、焼き肉でパーティーなような状況だったのだけど、この日の肉と焼き方は特別なものだ。とにかく肉が厚く、時間をかけてじっくりと焼かなくてはいけない。味はもちろん抜群である。
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もうみんなできあがっています。寒いので、飲み続けるしかないのである。

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投稿者 corvo : 2008年1月 7日 23:35