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2008年1月10日
芸大解剖学教室で集中講義4
今日は芸大での集中講義の最終日。月一とはいえ4ヶ月に渡った講義が終了。前回までは基本的な骨格の復元について解説してきたのだけど、今回は出来上がった骨格図のコラージュをもとに、自由な表現を目指してもらった。
一見、産状図のようなのだけど、中央に復元された骨格図がある。
ひたすら画面を埋め尽くそうするように描かれた骨格達。一部、ソラリゼーションのような表現もあって面白い。
丁寧にトレーシングペーパーに描かれた、オーソドックスな骨格図。尻尾が地面に着いてしまっているのが惜しい。全体のアーチ型を意識しすぎたか。骨格の部位によって色が塗り分けられている。
こちらはなんと刺繍による骨格図。まだ途中なので、どんな仕上がりになるのか。
僕の講義はこれで終わり。彼女達にとっては、まったく未知の世界の作業だったのだけど、これをきっかけに少しでも興味をもってもらえればと思う。
投稿者 corvo : 2008年1月10日 23:38