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2007年9月10日

『SAISON ゲニウス・ロキに導かれて』〜アカデミアプラトニカ〜

昨日の日曜日は久しぶりに、茨城県那珂市にあるギャラリー「アカデミアプラトニカ」にお邪魔して来た。ここでは数回のグループ展と個展を開催しており、公私ともにお世話になっている。この日から、大学を卒業したばかりの若い作家たちのグループ展が開かれるという事で、オープニングパーティーに参加してきたのである。
このギャラリーのオーナーである青木芳昭さんは、水戸市内で美術予備校の経営もしており、出品作家はそこの教え子たちでもある。僕もほんの少しだけ、彼らが受験生だったときにデッサンや油絵を批評したり、アドバイスしていた縁もあり、必ず観に行こうと思っていた展覧会だった。卒業したばかりといっても、それぞれに独自の表現を目指しており、作品の完成度もなかなかのものだと思う。

このギャラリーは三つの展示室に分かれており、G3が最も広く天井も高い。そのため、大作を展示するスペースとしてよく使われる。
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G3での展示風景。青木航太作。
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大塚麻美作。
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関勝仁作。
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小田倉由紀作。

ここからG2の展示風景。
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小品、青木航太作
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小品、大塚麻美作

ここからG1の展示風景。このスペースは、落ち着いた雰囲気のカフェでもある。
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小品、青木航太作。
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小品、左側2点が小田倉由紀作、右側3点が大塚麻美作。
つたない部分がありながらも、しっかりと完成して作品として成立しているところに好感が持てる。作品を作る上で一番重要であり難しいのは、完成させることだろう。

オープニングパーティーは、いつもとても美味しい手作りの料理を楽しむことができる。車で出掛けているので、アルコールを飲めないのが残念だけど、いつも舌とお腹は満足させてもらっている。今回はもう一つ目的があり、現在作っている作品を美術評論家の小泉晋弥先生に見ていただくことだった。小泉先生は、おそらく僕の作品を唯一評価してくださっている美術評論家だと思うのだけど、的確な批評とアドバイスをいただくことができた。自分の制作の方向性に自信を持つことができたし、新しい展開も考える事ができた。
そこで随分先のことですが、ちょっとお知らせを。2009年の2月か3月に、アカデミアプラトニカで2回目の個展を開催することになりました。

行き帰りは常磐高速道路を使ったのだけど、ショックを替えたのにも関わらず、ある一定の速度になるとRSのステアリングから振動を感じてしまう。どうもホイールバランスかタイヤに問題があるようだ。タイヤ自体、もうそろそろ交換時期ではあるので、早急に対策しなくては。どのタイヤにするかなかなか決まらない。今となっては、195/50R/15というサイズは希少な部類になってしまっているようだ。もうしばらく悩みそうです。
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投稿者 corvo : 2007年9月10日 11:52