« サイン会のお知らせー東京国際ブックフェア会場 | メイン | ナウマン象08 »

2007年6月 8日

無事、戻ってきました

今日は朝から非常勤講師の日。
雨が降るような予報だったけど、朝から太陽も出て暑い一日だった。授業を終えたあとは、いつものキャッチボール。最近は生徒も参加するようになってきて、ついに同好会まで出来るような話になってきた。しかし、グラウンドが狭いのが難点。生徒の話によると都内に女子野球部がある学校は7つしかなく、「今参加すれば、全敗してもベスト8ですよ!」と力説していた。でも、野球の試合をまともにできるようになるには、大変な時間と努力が必要だろう。他の多くの球技だと、著しく力の差があったとしても、とりあえず試合は成立する。終了時間になったり、ある決まった点数をどちらかが獲得した時点で、試合は終わる。弱い方がぼろ負けするだけで、大会のスケジュールは粛々と進行していくだろう。
これが野球になると、現実的にはコールドというルールがあるが、100個フォアボールをだそうが、100回エラーをしようが、スリ−アウトを取るまでは、そのイニングを終える事はできない。野球の試合を成立させようと思うと、お互いにそれなりの力量が必要で、なかなか難しいのである。

夕方から妻に誘われて、練馬文化センターへ落語を観に行って来た。
史上最笑の2人会」というタイトルのついた講演なのだけど、「史上最笑」とはいかにも語呂が悪くて(音だけ聞くと「最小」に聴こえてしまう)、情けなさ感がたっぷり。でも、本物のプロの芸に触れる事ができて、満足の2時間と少しだった。とはいえ、連日の疲れから睡魔に襲われつつ、半分は打ち勝つことができず、まともにちゃんと聞いたのは、春風亭昇太の「時そばだけ。ちょっと勿体なかったけど、堪能しました。普通のホールなので、落語家を少し見下ろす格好になってしまうのが難点だったけど、今度は寄席で彼らの「芸」を見てみたいものである。

ここでようやくエントリーの本題に。サム・ノーブル博物館で開催されたコンテストに出品していた作品が、無事に返却されてきた。原画を送っているので、実際に手元に帰ってくるまではどきどきである。
blog07060801.jpg
僕が向こうへ送るときは、厳重に梱包して、これでもかというぐらい気を使うのだけど、戻ってくるときはいつも簡素な梱包である。これまでトラブルはなかったけど、ちょっと心配になるような手軽さ。
blog07060802.jpg
戻って来た作品。もちろん、どこにも傷はついておらず、きちんと扱われていたことがよく分かる。第二席のラベルも同封されていた。これらの作品は7月の個展に出品します。
にほんブログ村 美術ブログへ banner_01.gif

投稿者 corvo : 2007年6月 8日 23:49