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2007年4月 1日
絵画は答えを知っている。
ちょっと長いエントリーです。応援よろしくお願いします。
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昨年秋より、「ニセ科学批判」というものに関わっているのだけど、ここに来て色々と考え直し、反省しなくてはいけないのではと思う事象に出会う事が多くなって来た。
僕は絵を描くことを生業にしているのだけど、今年になってある制作方法に開眼したのである。これは画期的な描画法である。何ら出し惜しみをしないことが、このblogのポリシーの一つなので、その重要なプロセスを紹介したいと思う。
『The Unknown Skull 07-1(部分)』
ここ数年、チャコールペンシルを使った作品を多数制作しているのだけど、その秘密はこの画材にあったのである。見ての通り、真っ黒な色材である。そう、多くの炭素を含んでいるのだ。しかもそれらは活性化しており、常に微小なエネルギーを発している事が分かって来たのである。このことはまだ画材メーカーも公式には認めていないが、私信のやりとりにおいて確認している。
『The Unknown Skull 01-3』(最初の作品に比べて発色が違うのは2001年の制作だからである。僕もまだまだ未熟でした)
最低限、この画材の持つエネルギーを使う事は誰でも出来るのだけど、さらにそれらを効果的に発散させるためには、次のような方法が最適である。
左上の写真は内包していたエネルギーを出してしまい、すこしくたびれてしまったチャコールペンシルである。まず、削って先端をシャープにすることによって炭素を活性化することが出来る。さらにここからが肝なのだけど、特別なペン立てを使うのである。まず透明であることが重要である。そして、ある文字を側面に貼るのである。そう勘のいい人はお分かりだろう「ありがとう」である。さらに「Thank you」「Danke」といった他の言語も試してみた。僕が使っているチャコールペンシルはアメリカ製なので、「Thank you」と貼ったペン立てが最も効果的だった。なので、今では全てのペン立てに「Thank you」の文字を貼付けている。ここで特に感謝の気持ちを込めることはない。チャコールペンシルに含まれる活性炭素が、勝手に文字の持つエネルギーを受動して判断してくれる。とても手軽な方法で、明日からあなたの絵画にも、すばらしいパワーが宿るのである。
もう一つ重要なのは、画面にチャコールペンシルで描くときの速度である。毎分111ストローク。僕は時計を確認しなくても、常にこの速度を正確に再現することができる。これには血のにじむような訓練が必要だった。このテクニックによる効果は絶大で、新たに「波動エネルギー」が画面全体を覆うことになるのである。
だから、僕の絵を家の中に飾るだけで、そこに住む人々は常に健康でいられるのである。家屋の寿命も長くなり。シロアリによる被害も皆無であることが分かっている。一つ残念なことは、僕が無名画家であるため、多くの人にまだ作品が普及していないことである。これを機会に是非お買い求めいただければ幸いである。
ここまではモノクロ絵画ばかりの話であったが、彩色したものはどうなのか?
やはり効果的な方法があるのである。ここでポイントになるのはある水の存在である。その名も「波動水」。ペットボトルに入ったものを買うことも出来るが、僕が持っている特別な装置によって、作り出す事も可能である。
筆洗器を乗せた矢印の装置がそれである。僕自身はその仕組みを理解しているのだが、メーカーの特許情報に関わるため、ここでは詳しく述べる事はできない。どうかご了承いただきたい。効果としては、ただの「水道水」を「波動水」に変化させる事ができる優れものである。
では、その「波動水」がどれほど絵の具に影響を与えるのか、検証してみたので紹介しよう。
左が波動水を使って描いたもの、右が水道水である。日付にある通り、昨年11月18日に塗ったものである。
絵の具はまったく同じものを使用しているのだけど、時間が経過するにつれて大きな差となって表れてきた。
これは波動水を使ったもの。時間が経過するごとに、色彩が鮮やかになっていっている。
こちらは水道水。その差は歴然だろう。こうも発色が落ちしてしまうのでは、今後水道水を使う事はできない。さらに上のグレードを目指すなら「ナントカ還元水」を使うべきだろう。国会でも有名になった、一本5000円のあれである。おかげで、我が工房の「水道光熱費」も非常に高額になってしまっている。さらに乾燥させるときに「ナノイーイオンドライヤー」を使うと、さらに良い波動が画面に定着することになる。このドライヤーもなかなかに高額な商品である。クライアントの皆様、どうかご理解ください。
もちろん、絵画制作時に流す音楽はモーツアルトである。これは、もう定説だろう。でも、さらに最適な曲を発見した(というか思い出した)。それがこれである。最強でしょう。江本氏は試したのかしら。
いろいろと書いてきたが、これらの作品を「波動絵画」と名付けようと思う。これほどの仕様でありながら、けっこうお買い得な価格設定である。ただし、重要なのは定期的なメンテナンスの必要性である。どうしても「波動エネルギー」は時間がたつほどに減少してしまう。そこで、毎月一回、僕が「波動エネルギー」を注入する必要がある。これを怠ってしまうと、画面が悪い波動を吸着してしまい、その家に不幸を振りまいてしまうので、ご注意を。
「波動絵画」なんて言って、悦に入っていたら「エネルギー油彩画」なんてものがあるのですね。
どちらがより本物であるかは、冷静に判断してお買い求め下さい。
まあ、長々と書いてきたのだけど、賢明な読者の皆さんが、よもやこんな与太話に騙される事はないだろう。
今年のエイプリルフールはこんな話ということで。
上の話とは関係なく、作品を買っていただけると嬉しいです。楽天。
2007年4月1日 小田 隆
投稿者 corvo : 2007年4月 1日 00:00