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2007年4月11日
絵本『(仮)アパトサウルス』10
新たな場面を制作。アパトサウルスが主役でありながら、襲われて喰われるシーンへと続く。
いつものように資料を広げながらの制作。内臓をアロサウルスに貪り喰われる場面なので、内臓の資料が必要になる。当然、アパトサウルスの内臓は化石として残っていないので想像するしかない。
筋肉の復元であれば、骨格を手がかりにある程度推測することができるが、内臓となるとそうもいかない。これまでスキピオニクスなどで内臓の化石と考えられるものも発見されているが、竜脚類ではまったく見つかっていない。
そこで、草食動物である馬の内臓を参考にすることに。最初は牛の内臓をネット上で探したのだけど、なかなか見つからず、「馬の解剖アトラス」を持っていた事を思い出し、馬の内臓を参考にすることにしたのである。子供向けとはいえ、残酷と思えるシーンも重要であると考えている。
完成したエスキース。明日には着彩まで完成させてしまいたい。これから骨格図の着彩を始めます。
投稿者 corvo : 2007年4月11日 22:43