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2007年2月11日
久しぶりのクロッキー会
今日は午後から久しぶりにクロッキー会に行ってきた。前回は昨年7月だったので、ほぼ半年ぶりである。半年前のクロッキーはこんな感じ。
今回もmixiから見つけた会で、モデルさん本人が主宰しているクロッキー会である(クロッキー企画 アールブリュット)。会場になったのは、八丁堀にあるギャラリー七針。地下にある秘密基地のような空間。気分が盛り上がってくる。午後2時にスタート。
ポーズのプログラムが秀逸で、非常に勉強になった。
まず、短時間ポーズ。1分ポーズ中30秒観察し、残り30秒で描くというもの。全12ポーズを連続でクロッキーしていく。
これほど短時間で描くクロッキーは、僕は初めてだったのだけどとても楽しい。ディテールまで描くことは出来ないので、ポイントを絞っていく。無理に全身を描こうとせずに、体幹のねじれを表現することを心がけた。今回のモデルさん、特に身体のねじれが美しく、一番描きどころであると思ったのである。
次は10分2ポーズ。果てしなく長く感じる。どこまでも描き込めるような錯覚がある。
左はペンとセピアインク。右は鉛筆。(右のクロッキー、隠れているほうの大腿部がちゃんとつながっていませんね。反省)
5分4ポーズ。
4ポーズ中から3点。水性ボールペンと鉛筆。
1時間の固定ポーズ。20分×3回という長丁場。
こうなるとクロッキーというよりもデッサンに近い。鉛筆。
左は固定ポーズを場所を変えて10分ほど描いたもの。右は1分観察1分クロッキー。これで全てのプログラムが終了。
よく練られていて、初心者にも経験者にも面白いプログラムだったと思う。
目の前の実体のあるモチーフ(モデル)を描くのは、本当に楽しい。観察することができない「古生物」という存在と違い、同じ空間に共存している、目に見える存在を描けることは、僕にとって快楽であるとも言える。
久しぶりに爽快感のあるクロッキー会でした。
投稿者 corvo : 2007年2月11日 23:44