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2007年1月30日
Tyrannosaurus scene 05
カウントダウンに入ってきました。応援よろしくお願いします。
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ティラノサウルス・シーン完成。
森の中、開けた場所でのワンシーン。
ティラノサウルスの頭部ディテール。正面顔は難しい。頬骨の張り出しが、成長したティラノサウルスの大きな特徴のひとつである。
トリケラトプスの頭部ディテール。今回の主役はティラノサウルスなので、あまり描き込んでいない。後方から見たときの、フリルのデッサンが難しい。
毎回のことながら、足下の描写はしっかりしておく必要がある。
ぶれて、暈けた描写で動きを表現。
グレースケールチェック。今回もオーケー。
投稿者 corvo : 23:12
Tyrannosaurus scene 04
コメントが励みになります。応援よろしくお願いします。
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1日頑張ってみたのだけど、完成までにはいたらなかった。ここにきて、ちょっと押し気味である。
ティラノサウルスはほぼ完成している。トリケラトプスは距離感と動きを出すため、ぶれた感じを残していく予定である。背景もピントをずらして暈(ぼか)してしまう。
ほぼ正面からなので、短縮法で描かなくてはならない。
頭部のディテール。やはり、ここに一番時間がかかる。
投稿者 corvo : 02:00
2007年1月28日
Tyrannosaurus scene 03
締め切りが近づいてきました。応援よろしくお願いします。
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今日からティラノサウルス・シーンを始める。あまりペースが上がらなかった。
コピーからエスキースのイメージを転写した後、ローアンバーで暗部から描き起こしていく。
イエローオキサイドで全面を塗りつぶした後、背景をサップグリーンとイエローオーカを混ぜたもので、ティラノサウルスとトリケラトプスのアウトラインを残しながら描いていく。
ティラノサウルスを中心にボーンブラックとプルシアンブルーで、もう一度暗部から描き起こしていく。
頭部ディテール。まだまだこれからです。
いつになったらティラノサウルスから解放されるのか。まだ数点あります。
投稿者 corvo : 23:59
2007年1月27日
Stegosaurus scene 06
気が向いたら、ポチポチっとお願いします。
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全国何万人だったか(面倒くさいで投げやり)のステゴサウルスファンの皆様、お待たせしました。ステゴサウルス・シーンの完成である。今日のランチ前には出来上がっていたのだけど、アップするのが遅くなってしまった。
朝もやに煙る森の中。朝陽を浴びて、ステゴサウルスがゆっくりと移動していく。眠りから目覚めたばかりのケラトサウルスが、その存在に気づくがまだ動けない。
ステゴサウルス頭部。
ケラトサウルス頭部。
陽光を浴びる背中の板。
ステゴサウルスは美しいフォルムを持った恐竜のひとつだと思う。
グレースケールチェック。今回も大丈夫。
奇蹟的に締め切りに間に合いそうなペースになってきた。でも、予断を許さない状況であることには変わりない。
投稿者 corvo : 23:45
2007年1月26日
Stegosaurus scene 05
コメントの返事が遅くなるかもしれませんが、気軽に書き込んで下さい。励みになります。応援よろしくお願いします。
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ステゴサウルス・シーンの続き。ステゴサウルスはほぼ完成に近づいてきた。残すは背景と手前に隠れる「ストーカー」ケラトサウルス。
透明色と不透明色のコンビネーション。テクスチャーの活用の仕方など、だいぶ分かってきた。ゴールデンフルイドは楽しい絵の具だ。
ステゴサウルスは、もうあまり手を入れない予定。ケラトサウルスも最小限の描き込みに抑えて、木陰にとけ込んでじっと待つ雰囲気を出したい。
昼間、あるコンテストのために、2点のイラストにアメリカへ旅立ってもらった。
締め切りが1月31日までになっていたのに、ついさっきサイトを見たら2月5日に延びてる。
作品の集まりが悪いのかな。ローカルなコンテストでもあるし、それほど告知が広く行き渡っているとも思えない。
とりあえず、結果を待つのみです。
投稿者 corvo : 01:10
2007年1月24日
Stegosaurus scene 04
順位が上がると励みになります。ポチポチっと応援よろしくお願いします。
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エスキースが完成してからちょうど2ヶ月。ようやく着彩を始める。
資料と一緒にエスキースを広げて制作。
いつも通り、ローアンバーで暗部から描き起こした後にイエローオーカーで全体を塗り、乾いたところでファインパミスゲルとレギュラーゲルでテクスチャーを画面全体につける。ここまでが、昨日の夜までの段階。
前回のエスキースで、開けた景観のように描いたのだけど、今回から鬱蒼とした森の中に再度変更した。
透明色を重ね塗りしていく。背中の板にはうんと派手な色を、今の段階でのせておく。
絵の具が垂れるので、寝かせて作業する。制作中にはぐるぐると頻繁に画面を回す。
昼間は急遽ラフスケッチを描かなくてはならず(僕が遅らせたいただけなのだけど)、ステゴサウルス・シーンには手を入れることが出来なかった。無事、メールでファイルを送り、残りが乏しくなっていた灯油を買いにでかける。カングーを使うようになって、灯油缶の出し入れが格段に楽になった。ついでに髪を切る。前髪が短くなって、すっきり。
肉体的にはかなり疲労がたまっているが、良い緊張感を保てている。
他にも書きたいことがいろいろあるのだけど、長文を書いている時間がないです。
このペースでがんがん進めていきます。
投稿者 corvo : 23:56
2007年1月23日
Saichania scene 05
コメント遅れて申し訳ないです。応援よろしくお願いします。
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サイカニア・シーンが完成。1日遅れてしまった。
森の中、サイカニアに若いタルボサウルスが興味を示して近づいてきた。
サイカニア頭部。
タルボサウルス頭部。
サイカニアの全身。突起物が多く、手間も時間もかかるのだけど、サイカニアを描くのはやはり楽しい。もっとも美しい恐竜のひとつだろう。
グレースケールチェック。今回も大丈夫。
投稿者 corvo : 18:40
2007年1月22日
Saichania scene 04
覗いたついでに、ポチポチっと応援よろしくお願いします。
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サイカニア・シーンを始める。僕がもっとも好きな古生物のひとつであるサイカニア。思い入れも一入である。
エスキースが完成してから、随分時間がたってしまっている。いつものよう反転コピーから転写してカラーインクと、ゴールデンフルイドで着彩していく。
その後、画面にテクスチャーをつけて、さらに色をのせていく。サップグリーン、ローシェンナが中心になっている。
サイカニアから描き込み始めたところ。ほぼ完成に近い状態まで描写している。
ほぼ完成したサイカニアの頭部と線描だけのタルボサウルスの頭部。
月曜日中には完成の予定。なんとかやってみます。
投稿者 corvo : 03:18
2007年1月21日
Majungatholus scene 06
朝起きてから、背景の空をちょっと修正。
前エントリーの絵は、少しやりっ放し感があったので、こちらのほうが落ち着いたと思う。
今回もどきどきのグレースケールチェック。大丈夫ですね。
投稿者 corvo : 12:59
Majungatholus scene 05
奇蹟を信じて、応援よろしくお願いします。いいペースになってきました。
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キスケ(我ながらしつこい)、もといマジュンガトルス・シーンが完成。さくさくっと画像を紹介。
湿地帯で格闘する2体のマジュンガトルス。上になっている個体のほうが、若干大きい。
今にも噛みつこうとする瞬間。
後肢で胸を蹴り上げながら、必死で抵抗する。
口唇の復元を、今までと少し変えてみた。下顎の歯茎と歯はむき出しとし、上顎でカバーしてしまうという考え方である。下顎の口唇を厚く伸ばそうとすると、歯の入る隙間を確保しなくてはならず、外側に広がった部分が不安定になってしまうからである。悩ましい。まだ確証の持てる復元には至っていない。
これから寝ます。起きてからコメントへの返答を書くので、しばしお待ちください。
投稿者 corvo : 02:55
2007年1月20日
Alxasaurus scene 02
ついでにポチポチっとお願いします。
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昨日のエントリーの訂正をひとつ。「保存状態の良い化石が発見されているらしいのだけど・・・」と書いたのだけど、実際は不完全なものが2体見つかっているのが現状のようである。
エスキースが完成。植物食であることを強調するために、シダ植物を食べているシーンである。
これも1日で完成させてしまいたい。
投稿者 corvo : 15:14
Diplodocus scene 02
毎日、ひたすら描いています。応援よろしくお願いします。
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昨日の夜出来上がっていたディプロドクス・シーンのエスキース。
砂浜を悠然と歩く一体のディプロドクス。砂浜には無数の足跡が残っている。
彩色バージョンを一日で完成させることができれば理想的なのだけど。やってみるしかないです。
投稿者 corvo : 15:03
Alxasaurus scene 01
いい具合にエンジンかかってきました。応援よろしくお願いします。
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金曜日は朝から非常勤講師の日。夕方、帰宅してからディプロドクス・シーンのエスキースの続きを制作。完成したのだけど、まだスキャンしていないので、起きてからアップする予定。
今回は、これまで一度しか描いたことがない(多分)テリジノサウルス類の一種、アラシャサウルスである。
保存状態の良い化石が発見されているらしいのだけど、実際に入手できる資料が乏しいのが難点である。獣脚類のなかでも植物食に特化した奇妙な一群である。
乏しい資料をかき集めながらの制作。羽毛とカラーリングは、ヘビクイワシを参考にすることにしたのだけど、特に根拠はない。
昼間の勤務先の高校で、休み時間に制作したエスキース。時間を有効に使わなければ、とても間に合わせることは出来ない。
これが現時点での状態。寝るまでに完成させるつもりである。あと1時間ぐらい必要か。
ぎりぎりの状況になってくると、技術はあまり関係なくなってくる。体力と精神力の方が重要である。いくら技術があっても、そのパフォーマンスを引き出すことが出来なければ結果は悪くなってしまう。最後に物を言うのは体力と精神力だろう。気力さえ充実していれば、なんとか乗り切れるものである。と思いながら、いつも崖っぷちで踏みとどまっているような仕事ばかりである。
時間はとられるけど、講師に出かける日はいい気分転換になる。引きこもってばかりだと、体力も精神力も削がれていってしまうと実感。
投稿者 corvo : 02:21
2007年1月19日
Diplodocus scene 01
来たついでにポチポチっと応援よろしくお願いします。
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まだエスキースが手つかずだったディプロドクス・シーンを始める。
極端に横長のフォルムを持つこの恐竜を画面に収めるのには、なかなか骨が折れる。
パースをつけて描くしかないのだけど、このエスキースは気に入らなくてやり直すことに。もう1点別のページのエスキースを描かなくてはいけなかったのだけど、それは断念。
新たに描き直したのがこちら。背景はまだ描いていないが、ほとんど空だけにする予定である。極力、描く要素を減らして、時間を節約していかなくてはいけない。
今日は朝から、非常勤講師の日。これから寝ます。いつもよりは、ちょぴり早寝です。
投稿者 corvo : 02:21
2007年1月18日
Majungatholus scene 04
奇蹟が起きることを願って。応援よろしくお願いします。
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キスケ、もといマジュンガトルスの続き。
どんよりした曇り空の下の格闘をイメージしているので、全体にウェットで地味な配色になる予定である。湿り気を帯びた大気のなかで、組んず解れつ死力をつくす2体のマジュンガトルス。
昨日から比べると、下になっている個体にもだいぶ手が入ってきた。でも、このペースでは遅れ気味である。
手つかずのページのエスキースを描く必要があって、完成まで至ることが出来なかった。
キスケといえば嘴がある。月光町には「ツッキー」も生息していて、なかなか興味深い生態系である。経済がどう成立しているのかも不明で、全ての出来事が町内と1000年前の世界だけで完結している。
実は、「おじゃる丸」結構好きなのです。(最初の変換、「おJAL○」でした。相変わらず「ことえり」はバカ)
投稿者 corvo : 23:58
2007年1月17日
Majungatholus scene 03
コメント遅れがちですが、応援よろしくお願いします。
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今日は朝から天気が悪い。冷たい雨。こういった日はどうも調子がくずれる。午後は、担当編集者との打ち合わせ。出来上がっている5点の原画を渡す。
今、描いているのはマジュンガトルス・シーン。
これは3日前の状態。スピノサウルスと同時に下地作業だけ進めていた。けっして綺麗とは言えない画面。ローアンバーで暗部から描き起こし、その後、さらに画面全体に調子をつける。この後も色々とやっているのだけど、写真を撮り忘れたのでいきなり今日の段階に進む。
これが今の状態。
いつものように頭部から描き込んでいく。ほぼ完成に近い描き込み。この完成度に合わせて、他の部分も描いていく。
今晩の間にどこまで行けるか。明日はエスキースも数点描かなくては。これで締め切りに間に合えば、奇蹟と言って良い段階に来ている。
投稿者 corvo : 23:48
2007年1月16日
Spinosaurus scene 09
ようやく出来ました。でも、まだまだ先は長いです。応援よろしくお願いします。
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スピノサウルス・シーン完成。昼間のうちに出来ていたのだけど、ようやく今アップ。現在はマジュンガトルス・シーンを制作中。後ほど、途中経過をアップ出来るかな。
水中はそれほど手を入れることが出来なかった。時間切れである。砂ではなく、泥状の水底のイメージ。
帆のせいか、スピノサウルスは立て構図が似合う。
タブリンさんにも褒めてもらった頭部。
がっちりと捕えられたシーラカンス。
柔らかい泥の水底に、足裏を沈め、爪でしっかりスパイクしている。
ドキドキのグレースケールチェック。逆光の中に浮かび上がる、異形の巨体。
コメントで「歯はむき出しであったかどうか?」という質問があったのだけど、魚食性で水辺の近くに生息していたことが予想されるといっても、ワニのように歯がむき出しであったとは考えていない。ワニの場合、歯がむき出しているといっても、上顎と下顎の噛み合わせの精度がよく、頭骨の状態であってもほぼぴったりと口を閉じることが出来る。
乾燥した環境に棲む陸上生物にとって、口の中や吸気が乾燥してしまうことは避けなくてはいけない。常に口の中や気管支から肺にかけて、湿り気を帯びた状態を保つ必要がある。そのためにも常に上下の顎に隙間があるような状態は、好ましといは言えない。僕はスピノサウルスに関しても、歯が外に出るのでなく、唇状の軟組織で顎を閉じた時に歯が全て外から見えなくなる復元が妥当ではないかと考えている。
仮にスピノサウルスが常に水辺の近くに生息していたとしても、彼らの巨体を沈める水深はなかなか見つからないだろう。ワニは水に適応するために、全体の体勢を低くしている。
そんなもろもろの条件から、歯はむき出しにならない、という考えを今は持っている。
明日は今年初めての取り立ての日です。
投稿者 corvo : 23:34
Spinosaurus scene 08
完成まで後一息。応援、よろしくお願いします。
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このエントリーで、スピノサウルス・シーン完成!と行きたかったのだけど、水中の描写が残ってしまった。ここまでおよそ2日で出来てきているので、ペースが上がってきている、というより追いつめられているだけである。とにかく今は時間が欲しい。
現時点ではここまで。水中が、まったくの手つかずで残っている。
水上は、ほぼ完成しているが、まだ微調整は必要。
捕えられたシーラカンス。もう少しキラキラ感が欲しいところ。色はアロワナをイメージしている。
グレースケールチェック。大体、合っているだろうか。
午前中までには、決着をつけたい。徹夜は出来ないので、これから寝ます。
投稿者 corvo : 02:12
2007年1月15日
Spinosaurus scene 07
ペースアップしてきました。応援よろしくお願いします。
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スピノサウルス・シーンの続き。サクサク進める。
前回のエントリーの後、画面一面をイエローオキサイドで、イメージが透き通るように塗っていく。
スピノサウルスのアウトラインを描くように、背景の色をのせていく。この段階では、背景はかなり大雑把。その後、再びローアンバーでスピノサウルスの暗部を描き押していく。
スピノサウルスはこんな感じ。ここまでが夕飯前(午後7時)までの状態。
これが現時点での状態。背景には手を加えていない。スピノサウルスの頭部を中心にディテールを描き込んでいく。ほぼ仕上がりに近い状態まで描いている。
頭部を中心に、少し寄ったところ。これから寝るまでに、シーラカンスと首までは描いてしまいたい。さて、どこまで出来るか。
投稿者 corvo : 00:07
2007年1月14日
Spinosaurus scene 06
ついでにポチポチっとお願いします。
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スピノサウルス・シーンを始める。
いつも通り、反転コピーからファンシープリントでアルシュ紙に転写。
ローアンバーで暗部から描写していく。光の方向、空間、立体感のおおよその目安ができる。
主役であるスピノサウルスよりも、シーラカンスのほうがはるかに資料が豊富である。
今日中にどこまで進められるか。
投稿者 corvo : 11:54
2007年1月13日
Iguanodon scene 06
いつもありがとうございます。ポチポチっと応援お願いします。
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ようやくイグアノドン・シンーンが完成。
一番手前の個体は、影の中に入っていて、一際黒っぽく見える。
成体の頭部。模様も何もなく、シンプルな配色にした。ハドロサウルス類とは、嘴の形が全く違う。
奥の個体の足下を少しぼかして、距離感を強調してみた。
コメントで指摘があったのだけど、模様の方向は違えどもウリボウみたい。
手前の成体はシルエットだけで、ほとんど描き込んでいない。
今日の邪魔師。重い。
投稿者 corvo : 21:41
Iguanodon scene 05
いつもありがとうございます。ポチポチっと応援よろしくお願いします。
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昨日は、今年初めての非常勤講師の日。コメントへの対応やエントリーのアップが遅れています。
帰宅後、少し制作。科博グラフィック展示用復元画の修正リクエストメールが来ていたので、指示通り修正して添付ファイルで送る。その後、イグアノドン・シーンの続き。
背景の森を明るく描き、イグアノドンを浮かび上がらせている。
もう一体、亜成体を描く。少し、大きくなっている個体ということで、模様が身体から消えかかっている設定にした。
なんとしても、今日中に仕上げなくては。
投稿者 corvo : 13:53
2007年1月11日
Iguanodon scene 04
ご覧いただきありがとうございます。ついでにポチポチっとお願いします。
前回のエントリーで書いたとおり、昼まで寝ていたので、作業を始めたのは午後から。今の時間まで、集中して制作にあたったのだけど、本調子でないこともあり、完成には至らなかった。
中央の二頭の成体と、左の亜成体はほぼ完成している。
描き込みに若干甘いところがまだある。
亜成体、幼い個体には模様が残っているという設定にしてみた。
重なりあう二頭の前肢と後肢。体重のかかり方、皺の出来方、地面との関係に気をつけて描く。
金曜日は今年初めての非常勤講師の日。朝早く(といっても8時過ぎ)、出かけなくてはいけない。
長らくお待たせしました。これから、コメントへの返答を書いていきます。
投稿者 corvo : 23:33
Iguanodon scene 03
いつもありがとうございます。応援よろしくお願いします。
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かなり厳しい状況で、なかなかコメントにレスがつけられない状況です。必ず書きますので、もうしばしお待ちください。
昨日はイグアノドン・シーンの制作と、科博グラフィック用復元画の修正。イグアノドンは、全然完成には遠い所で終わってしまっている。
これが昨日、寝る前の状態。
ほぼ描き込みが終わった状態のディテール。
絵を描く作業は肉体労働なので、身体の疲労が極限にまで達している。一番やっかいなのは、呼吸がうまく整えられないことで、正確なタッチをリズムよく描くことができなくなってしまう。今日は昼まで寝たので、いくらか改善されたが、まだまだ本調子にはほど遠い。丸一日、なにもせず、本当に横になっているだけの日を作らないと駄目かもしれない。
投稿者 corvo : 13:32
2007年1月10日
Iguanodon scene 02
とりあえす、ポチポチっと応援お願いします。
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昼間は、まず午前中に科博のグラフィック展示のための復元画を制作。出来た物をスキャンして、監修者に添付ファイルで発送。まだ、返事は来ていないが、おそらくいくつかの修正点が返ってくるはずである。
その後は、正月に制作したイグアノドン・シーンの着彩を始める。
まず、いつものようにエスキースをコピーしたものから、ファンシープリントを使って転写する。
暗部から、ゴールデンフルイドのローアンバーで描き起こしていく。
イエローオーカで下のイメージが透き通るように、全体を均一に塗った後、ファインパミスゲルとレギュラーゲルマットを混ぜたものを、ペインティングナイフと筆でタッチを残すように塗り付けていく。
そして、背景の森を描くように、サップグリーンで描いていった所。イグアノドンをシルエットのように残している。とりあえず、現時点でここまで進めた。
欲を言えば、明日には完成させてしまいたい。
ここでちょっと番外。
これはメイ・シーンを描いていたときの一こまなのだけど、うちの黒猫ポーは夕方になると必ず、夕飯のおねだりに仕事場へやってくる。これがたまらなく鬱陶しい。可愛いとか言う問題ではなく、鬱陶しい。膝にのるは、パソコンに向かっていると、わざとモニターの前を横切るは、ご飯の時間の1時間以上前から催促に来るので、ひたすらその間は我慢しながら、作業を続けなくてはならない。
人知れずそんな苦労が毎日あるのである。
投稿者 corvo : 02:29
2007年1月 9日
Mei scene 03
ご覧いただくついでに、ポチポチっとしていただけると嬉しいです。
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メイ・シーンが、一応完成。まだ少し手を加えるかもしれないが、一段落ということでアップする。
暗闇の中に浮かび上がる、メイとエオマイア。メイは睡眠をとっている。
鼻先を左の脇腹に突っ込み、尾を身体に沿って丸めた状態で眠るメイ。
首の姿勢は、エスキースの段階で何度も試行錯誤を繰り返した。
エオマイアの全身。
顔のデイテール。時間が許せば、もう少し描き込みたかったが今回はここまで。
ちょっとコメントの返しが遅れていて申し訳ないです。必ず書き込みますので、しばしお待ちください。
投稿者 corvo : 01:28
2007年1月 8日
「論座」2007年2月号
ご訪問ありがとうございます。読む前にポチポチっとしていただけると嬉しいです。
1月4日に発売された「論座」に「ニセ科学を考える」が特集として組まれている。実は「論座」を買うのはこれが初めて。
執筆陣は、菊池誠(大阪大学教授)、田崎晴明(学習院大学教授)、左巻健男(同志社大学教授)、山形浩生(評論家、翻訳家)の4名である(敬称略)。菊池さんもご自身のブログで告白されているのだけど、主に「水伝」がその対象となっており、「ニセ科学」全般に対して網羅的な内容ではないが、非常に読みやすいテキストなのでおすすめである。NHKでの「視点論点」に続き、多くの人が目にする媒体で扱われる事は重要なことである。発行部数も多く、小さな書店でも普通に入手できる雑誌で、これだけの特集が組まれた意義は大きいだろう。
内容についてはここでは触れないが、菊池誠氏、田崎晴明氏、両名による「Dear Yoko,」は、この特集の中でもっとも重要なテキストであると思う。
以前、このblogでも紹介した「オノ・ヨーコからのクリスマス・メッセージ」に対する、真摯なメッセージである。
科学者だけでなく、表現者である人間が、「水伝」なるものを信じてしまう事には大きな危惧を感じる。言葉や人間の感情の持つ豊かさや複雑さを、一刀両断に蔑ろにしてしまう「水伝」を僕は決して認める事は出来ない。「オノ・ヨーコ」という影響力の大きいアーティストが、「水伝」は素晴らしいことだと世界へメッセージを送った事にショックも受けたし、失望もした。本来なら心ある表現者から、彼女へメッセージを出すべきだったのかもしれないが、ここでも科学者に先を越されてしまった。
少しでも表現に携わる人間なら、「水伝」は無視出来ない問題として捉えるべきだろう。
「水伝」をきっかけに交流を持つようになったblog「Interdisciplinary」で気になったエントリーがあった。問題はそのリンク先なのだけど、若いときにはこういった考えを持って、何事にも反発したくなる気持ちも分からないではない。少なからず、僕にも経験があるし。
ただ、それで大きな損をしてきたのは確かだと思う。もっと素直であれば、遠回りをしなくても良い事が多々あっただろう。
読んでいて、ちょっと美術教育について考えるきっかけになったので書いてみる。
美術は作品を作るという体験をすることができる教科の一つである。得意な人間も不得意な人間も、一定数の時間に集中して自分の作ろうとするものと対峙しなくてはいけない。一朝一夕に答えが出るものではなく、多くの時間とエネルギーを要求される。結果がどうであれ、「完成させる」という経験を積む事が出来る希有な教科なのだと思う。
そんなとき、先達が残してきた作品を見る事で、自分の至らなさ、拙さを痛感し、先人の残してきたものに対して尊敬の念を持つ事が出来る。
受験をするという事だけを考えると、学科の履修というのは、受験にとって必要か不必要かという尺度ではかられがちになるだろう。しかし、それらの学科であっても、偉大な知の先達の存在があったからこそ、僕たちは知識として身につけることが出来るのである。
美術教育の要不要の議論になったとき、他の教科にも役立つ部分がある、という主張になりがちであるが、先達と自分との大きな差を実感する意味でも、意義のあるものではないだろうか。確実に謙虚になることができる。
スポーツにもそういった部分があるだろう。絶え間ない努力をしているアスリートにかなわない事を知るから、敬意を払う事が出来る。
しつこいと思いながらも、また「水伝」についてのエントリーを書いてしまった。
色々と示唆に富んだ教訓を含んでいる事象なのかもしれない。
投稿者 corvo : 01:36
2007年1月 7日
Mei scene 02
気が向いたら、ポチポチっとお願いします。
メイ・シーンの続き。
今回の支持体はいつものアルシュ紙なのだけど、少し工夫をしている。工夫しているというと聞こえは良いが、すでに没スピノサウルス・シーンのエスキースを転写してしまっていたので、画面を一度塗りつぶす必要があったのだ。
ジェッソにファインパミスゲル(きめ細かな軽石粉が入っていて、ざらついたテクスチャーをつけることができる)とイエローオーカを混ぜた物を、ペインティングナイフで凸凹をつけながら塗り付けていく。乾いたところで、アブソーベントプライマー(吸い込みの良い下地を作る)を塗布。
その後、ゴールデンフルイドのローアンバーとバーントアンバーライトで、暗部から描き起こしていく。
資料に囲まれながらの制作。
その後、まわりをペイニーズグレーとローアンバーで筆のタッチを残しながら塗りつぶしていく。
そして、これが現在の状態。エオマイアを明るい絵の具で描き起こし、ほぼ出来上がったところ。メイはまだ手つかずである。
エオマイア。しっかりと木の根っこにしがみついて、メイの様子を伺っている。おそらく何もせずに通過するだけだろう。
少しアップ。
さらにアップ。ここまで寄ると、筆のタッチをひとつずつ見ることができて、ちょっと恥ずかしい。毛筋を一本ずつというほど細かい作業はしていない。比較的、太めのタッチである。
次はメイの描き起こし。こちらは羽毛なのだけど体毛の表現と同様に、ひたすら面相筆で描き続けることになる。
投稿者 corvo : 21:47
2007年1月 6日
Mei scene 01
ご訪問ありがとうございます。気が向いたら、ポチポチっとお願いします。
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Mei longシーンのエスキースが完成。
夜のシーン。木の根もとで、頭を脇に埋めて休むお決まりのポーズのメイ。根っこを伝って、哺乳類のエオマイアがすぐ側までやってきている。闇の中でスポットライトを浴びたような画面にする予定。
恐竜博で実物の化石を見ているといっても、限られたアングルからの観察であり、乏しい資料からの復元になってしまうのは致し方ない。
エオマイアは全身の骨格とともに、体毛の印象化石も残っている。原画のサイズだと、メイ、エオマイアともに、ほぼ原寸大になる。
出来るだけ短時間で手早く仕上げてしまいたい。
投稿者 corvo : 22:53
2007年1月 5日
Spinosaurus scene 05
ついでにポチポチっとお願いします。
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スピノサウルス・シーンのエスキースが完成。
着彩はこのエスキースをもとに、進めていく。
捕まえる魚も、ガーから淡水性のシーラカンスに変更した。
頭部の形態も大きく変更した点である。
遠回りをしてしまったが、結果的に良い構図になった。さて、遅れがちのスケジュールを取り戻さなくては。
投稿者 corvo : 17:08
「美術教育の犠牲者」へのコメントについて
長いですが、読んでいただけると幸いです。ついでにポチポチっとお願いします。
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昨年9月26日にアップしたエントリー「美術教育の犠牲者」に、今年になってから久しぶりのコメントの書き込みがあった。ただ、内容については、どういった論点か分かりにくい事もあり、コメント上で質問をしているのだけど、答えていただけないようなので、エントリーであらためて取り上げてみようと思う。
この「lenny」と名乗るコメンターの方は、「美術教育の研究をしているものです。」と最初におっしゃっている。ここで一番気になるのは、その「研究」を大学などの機関で行っているのか、在野で個人的に行っているのか、それとも現場の教師なのか、分からない点である。コメントにも書いたが、是非この点については答えていただきたい。
ここにコメントの全文を引用します。
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「私は美術教育の研究をしているものです。
この掲示板の内容は私の地区でもあてはまります。
生徒が犠牲者と考えるのは、美術で何を学ぶか分からずにただ制作をすることにあると思います。
よく評価はできないという話を聞きますが、評価のないものは
学校で教える必要がないのです。
スイミングスクール、書道教室、ピアノ教室のように個人的に通えばいいのです。
私は中学校美術科を中心に研究しています。
中学校では多くが学校独自でカリキュラムを組んで取り組んでいます。私はこれに大きな問題があると考えています。
同じ公立中学校なのに先生の当たり外れが大きい。
全国どこへいっても同じ美術教育をうけられなければならないと思います。
ある学校はスケッチに力を入れている。こっちの学校はデザインの色塗りに力を入れている。また別の学校では粘土で手をつくっている。これでは不平等が生まれるわけです。
また、逆のことも感じています。
私がここのところ強く不安を感じるのはこんな授業です。
「全員が靴のスケッチ」
「自然物の構成」「立体感のある平面構成」
なぜ?
この授業の生徒の評価を真摯に教師は受け止めているのでしょうか。
確かに教科書にはスケッチをする内容があります。
しかしこれは「全員」が靴をスケッチするという意味ではありません。あるテーマがあり、スケッチを通して学ぶことに教育があります。
「自然物の構成」「立体感のある平面構成」については日本のデザイン教育も考え方が分かれ長くなるのでまた機会があれば投稿します。
最後にある統計(文部科学省)で美術教師が「生徒が楽しんでいる」と感じていても実際生徒は「分かりづらい」と感じていることがわかりました。教師と生徒の意識の違いは一緒に統計をとった音楽よりもずっと多かったのです。
美術に限らず、教師の多くは落ちこぼれの経験がありません。また、政治家や大学教授も同様です。
多くの美術教師は美術が好きかよい美術教師に出会ったからだと思います。
全員が絵が上手になりたいと考えているわけではないのです。
今のままの美術教育感が教師の中にある限りは、将来は選択教科になり、また、なくなっていく教科になるでしょう。」
---引用ここまで
最初の質問以外に、僕が質問として上げているのは、次の事である。
1.美術の授業が、日本の学校からなくなっても良いとお考えなのでしょうか?
2.世界で、美術教育を完全に無くしてしまっている国はあるのでしょうか?
3.落ちこぼれを作らない描法として「酒井式」の存在がありますが、「酒井式」についてはどんな感想をお持ちでしょうか?
また、アイスストーンさんからも、次のような質問があがっている。
「経済的見地から、図画工作の授業はモノ作りの根幹であり、美術授業はモノに付加価値を与える重要な種
それに尽きると思うのですが…。
僕の勤めている会社ではモノを作るときに、デザイン事務所にそれなりのお金を払ってます。外観は商品を売るに重要な要因だからです。で、もし学校の授業から美術が除かれたら将来どうなると思います?僕は対価の割に質の低いデザインしか生まれて来なくなると思うんですが。スウェーデンの商品ってどう思います?そしてスウェーデンの美術教育の研究結果はどのようになってますか?素人の僕から見て、美術教育とモノの付加価値は同一線上にあるのですが。
>同じ公立中学校なのに先生の当たり外れが大きい。
これは単に学習指導要領に則らない教師の問題ですよね?
それを言ったら美術に限らず、あらゆる教科に該当するんですけど。大体、改善策を考えず「要らない」になる論理付けが全く理解できません。
また、中学で授業を受ける事によって美術に目覚めた人の話は研究結果には含まれてませんか?僕はそういった人達が先に挙げた経済的要因で貢献すると思うんですけど、そうは思いませんか?」
lennyさんは、「美術教育の研究」をされているということならば、現状の批判をするだけでなく、理想的な代案をお持ちなのではないだろうか。どんな物事でも、批判をするだけなら簡単であるし、何事も完璧であるということはありえない。
このblogで何度も書いているが、美術教育が学校教育の現場から消えてしまう事は、決してあってはならないことである。
芸術的リテラシー(教養)を失ってしまう事は、大きな社会的損失である。全ての人が芸術家になる訓練が必要だということではない。当然、絵を描いたり、彫刻を作ったりする技術に重点が置かれてしまっている授業内容には、問題のある部分も多いと思う。しかし、芸術を楽しむ心を育むことに、どんなデメリットがあるというのだろう。なんら美意識の感じられない空間の中で生活する事に、僕は耐えられない。
現在の美術教育に様々な問題があることは確かかもしれない。しかし、いつまでも批判だけしていたのでは、建設的な議論にはならない。
もし仮に美術教育がなくなっていくことが自然の流れだとして、その結果得られるメリットはあるのか、デメリットは何か。美術教育に変わるものはあるのか。
美術の授業をきっかけに、美術を嫌いになってしまう生徒がいることは、とても不幸な事ではあるが、それ以外の美術が好きな生徒が犠牲になってはいけない。
自分に何があっているか、何が好きなのか。そんな選択肢が沢山あることが、学校教育の大きな価値の一つではないだろうか。
投稿者 corvo : 02:35
2007年1月 4日
Spinosaurus scene 04
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また悪い虫がうずきだしている。時間が押せ押せにも関わらず、どうにも気に入らなくて「スピノサウルス・シーン」のエスキースを描き直している。
前回、「最初のエスキースから比較すると、かなり満足のいく結果となった。」と書いているのだけど、1ヶ月以上が経過した現在、納得のいかないものになってしまっていた。
パースが不自然に感じるということが、一番大きな要因である。また、友人である木製恐竜骨格模型のタブリンさんが、新たにスピノサウルスの骨格図を描き起こしていて、大いに参考にする部分があったことも大きい。
現在、こんな状況である。明日には完成の予定。
まだ、ちょっと体調が戻りません。熱っぽいのと、お腹の具合が良くないです。年末に病院で診察を受けて胃腸薬を飲んでいるので、少し改善されてきているのだけど、膨満感に悩まされている。喉も痛く、風邪の症状もあり。
体調を整えながら、制作を進めて行きます。ここが正念場。
投稿者 corvo : 23:56
2007年1月 3日
正月休み
読む前に、気が向いたらポチポチしてみてください。
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昨日、宣言したとおり、今日は意識的に休みをとってみた。
昼前までベッドの中でごろごろして、昼食(といってもブランチ)後は妻と隣町へ買い物に出かけてきた。
といった休日をすごしていたのだけど、夕食後、どうにも我慢出来ずにラフスケッチを何枚か描いてしまった。本当に落書き程度のラフなのだが、これまでエスキースが完成しているものに満足できないものがあって、いくつかの構図を試していたのである。
でも、休む重要性を実感した一日だった。身体を休める事もできるし、描きたい欲求を弓を引くように高める事もできた。毎日、追われるように惰性で仕事をしてはいけないと痛感。
まだまだ、精神的にも技術的にも未熟である。
投稿者 corvo : 23:56
2007年1月 2日
Iguanodon scene 01
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今日は1日、イグアノドン・シーンのエスキースを制作。
Iguanodon bernissartensisとIguanodon atherfieldensisの原記載論文と、グレゴリー・ポールの「恐竜骨格図集」を参考に制作。
個人的には、ハドロサウルスより面白い。
いつも通り、アルシュ紙に鉛筆で描いていく。ステッドラーのHBとBを使用。
完成したエスキース。森の中を、年齢の違う個体の混じった群れが移動していく。緑と木漏れ日に包まれたシーンにする予定。
今日は朝から体調がすぐれず、けっこうつらかった。明日は思い切って何もしません。オフにします。
1日だけですが、ゆっくり休みます。
投稿者 corvo : 23:17
2007年、1日目
来たついでにポチポチっとしてもらえると嬉しいです。
文字通り、今年一日目。朝から年賀状の準備。宛名シール貼りと切手貼りは、妻がやってくれたので、リストもれしていた宛名を書いて、無事投函。毎年、遅くてすみません。
12年続けてきた「干支に翼」のシリーズもこれで一段落である。次のシリーズをどうするかは、まだ決めていない。
次にやることは仕事場の掃除と片付け。本来なら年末にやるべきことというのは、重々承知しているのだけど、全く手をつけられなかったので今日にずれ込んだ。
朝陽に照らされる仕事場。雑然としている。
夕方、すぐに仕事に取りかかれるぐらいには片付いた。
夕食後、今年最初の仕事を始める。今回はイグアノドン・シーン。一見、地味な恐竜で特徴がないように思えるかもしれないが、一番最初に命名された恐竜でもあり、保存のよい化石が多数発見されていることから資料は豊富である。記載論文をぱらぱらと見ていたら、色々発見があって面白い。
明日から、ばりばりと仕事始めます。
投稿者 corvo : 01:02
2007年1月 1日
新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
昨年中は、大変お世話になりました。
皆様にとって、幸多き一年でありますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2007年 元旦
毎年のことながら、僕の年賀状ですが元旦に届くことはありません。
申し訳ないです。いきなり年始からの「ごめんなさい」です。
これに懲りずに、本年も「STUDIO D'ARTE CORVO」をよろしくお願いいたします。
投稿者 corvo : 01:07