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2006年10月 7日

Saichania scene 01

今回はサイカニア。以前にも書いたと思うのだけど、僕が最も好きな恐竜のひとつで、標本の組み立てを手伝った経験から思い入れも深い。このサイカニアの魅力をもっとも伝えられるアングルはどこかを決定するために、20枚以上のラフを描かなくてはいけなかった。肩幅が狭く、腰が太い、上から見ると水滴型をしたこの胴体を表現するためには、俯瞰した構図が最適である。これまでも何度か描いてきたが、俯瞰で描くことが常であった。
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最終決定のラフ。昨晩から作業を始めて、起きてからも引き続きラフを繰り返し描き、ようやく決定版ができた。
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いつものように、資料を広げての作業。
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今回の構図は、以前に描いたものを参考にしている。この時はばらばらに描いたのだけど、当初から同じ場面に入ることを想定していた。
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これは、このblogでも制作過程を紹介した2005年版サイカニア。
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出来上がったエスキース。森の中の水辺で、サイカニアに追いついたタルボサウルス。タルボサウルスは亜成体で、あまり大きな個体ではない。木漏れ日を浴びて、浮かび上がるようなシーンをイメージしている。
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デジカメ用のワイドコンバージョンレンズを手に入れたので、嬉しくて仕事場を撮ってみた。広角は楽しい。
そろそろ本棚の整理をしないと、収拾がつかなくなってきています。
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投稿者 corvo : 2006年10月 7日 22:44