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2006年10月 7日

鈴鹿

今週末は三重県鈴鹿サーキットでF1日本GPが行われている。ぎりぎりまで友人がチケットの手配を頑張ってくれたのだけど、残念ながら奇蹟は起きなかった。もっとも誘われたのが3日前。今月はカナダに行くこともあり、かなり早い段階で鈴鹿に行くことは諦めていたのだけど、一縷の望みがあると思うと心が反応してしまうのである。しょうがないのでテレビ観戦。予選も決勝も鬱陶しいコマーシャルに我慢しなくてはいけないが、生中継である。
鈴鹿は関東と同じく晴れ。鈴鹿では昨日も午後の早い段階から天候が回復して、フリー走行2回目終盤にはほぼドライのトラックコンディションだったようだ。今日の予選は完全にドライだが、最終コーナー出口から1コーナーに向かって強風が吹いているらしい。
詳しい順位はこちらで見てもらうとして、アタックラップのタイムに驚かされた。まさか1分30秒を切るタイムが出るとは!予選第2ラウンドでシューマッハが、1分28秒台に、第3ラウンドではポールのマッサ、2番グリッドのシューマッハ、3番グリッドのシューマッハ弟まで1分29秒台。1位から4位までブリヂストンユーザーが占めた。ワールドチャンピオンに向けてシューマッハは圧倒的に有利な立場に立ったことは間違いない。しかし、マッサはポールポジションを取ったはいいが、シューマッハがリタイアしない限り優勝は絶対にないだろう。ルノー勢が5番、6番グリッドに落ちてしまったが、ガソリンの量がフェラーリ、トヨタ勢に比べて多ければチャンスはある。アロンソはレースの組み立てが抜群に上手いドライバーだ。
明日の決勝は、仕事の手は全く休めてテレビの前で観戦である。
相変わらず、フジテレビの番組の作りはよくわからない。予選の30分まえから放送しているのに、午前中に行われたフリー走行の結果も、その模様も放送しない。いままでの鈴鹿で起きたアクシデントや名場面なんぞ流している暇があったら、フリー走行の結果を流すべきである。ネットを使って結果を調べることはできるが、映像を見ることはできない(そんなサイトもあるのかもしれないが)。
しかも、鈴鹿に来るのも、F1見るのも初めてなんです、なんて女性アナウンサーが来ている。理解出来ません。社内にF1が好きだったり、詳しかったりする女性アナウンサーぐらい他にいるだろう(全くいない可能性もあるが)。会社であるなら、社内でF1研修ぐらいやっておいたっていいだろう。放送中、「分からない」人間に説明している時間がもったいないと思わないのだろうか(今回、そういた場面はなかったが、これからあるかもしれない)。鬱陶しくてしょうがない。

鈴鹿といえば、今年でF1の開催が休止になってしまう。来年からは、トヨタが買収して改装した富士スピードウェイで開催されることになった。先月、ここでも紹介したあるイベントを見に富士まで行ってきたのだけど、コースの面白さでは鈴鹿サーキットに軍配があがるだろう。当然、どちらも走ったことはないので、スタンドから観戦した場合に限ってのことであるが、鈴鹿の1コーナーから2コーナー、S字にかけての区間は本当に魅力的だ。富士は、そんなわくわくした気持ちにさせてくれるコースではないと思ったのが正直なところである。今の鈴鹿サーキットは、いろいろな交通手段が使えるので、渋滞が酷いといっても比較的スムーズに行くことが出来る。富士の場合、道がほぼ1本しかなく、近くに鉄道も走っていない。しかも空港から遠い。サーキット内にホテルもないので、宿泊にも苦労するだろう。来年開催時は、トヨタのお手並み拝見というところである。
でも、是非とも鈴鹿での開催は復活してほしい。実家から通えるという地の利もあるのです。

この週末、仕事のことを考えると鈴鹿に行けなくてほっとしているのも事実である。かなりきつい。鈴鹿も盛り上がっているが、僕自身もいくつか決着をつけておかなくてはいけないものがたまっている。
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息抜きに、こんなくだらないものも読んでます。赤くて、3倍速いらしい人がいじられながら表紙です。
明日の赤いチームと青いチームの攻防も必見。
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投稿者 corvo : 2006年10月 7日 14:28