« Argentina紀行スケッチ編02 | メイン | Argentina紀行11 2006年8月22日 »

2006年10月 2日

10月、雑記

10月になったというのに、いきなり更新をさぼってしまった。今日の締め切りに間に合わせるために、今朝の4時まで作業をしていたのでとてもblogを書く時間がなかったのである、ととりあえず言い訳を書いておく。
これから数ヶ月、かなりのボリュームの仕事をこなさなくてはいけない。体力の維持にも努めないと、これから寒くなる季節。そろそろ灯油も買ってこないと。

昨日の夜は仕事をしながら、F1上海グランプリをテレビ観戦。結果的にはシーズン終盤になって、俄然盛り上がってきた。シューマッハとアロンソがポイントで全くのイーブン。予選はルノー勢がワンツーを決めて、アロンソの楽勝ムードが漂っていたというのに、路面コンディションが刻々と変化する難しい状況の中、6番スタートのシューマッハが逆転勝利を決めたのである。今回のルノーチームはらしくなかった。アロンソのぶっちぎりの優勝と思われた序盤だったが、途中、タイヤ交換が裏目に出てずるすると後退。フィジケラとシューマッハにあっさりかわされてしまった。画面で見ていても本当にスピードの感じられない走り。コーナーの立ち上がりごとに不安定な挙動を見せる。まるで低速ギアを失ったようにもたつく。しかし、路面が乾きだしてドライタイヤに交換してからのアロンソは凄かった(でも、この交換すらも不運にたたられて、19秒もかかってしまった)。
チームメイトのフィジケラが首位をキープする走りを見せていたのだけど、1周早くタイヤ交換を終えたシューマッハに、ピットアウトした直後に1コーナーで抜かれてしまった。路面温度が低く、温まっていないタイヤでは、十分にウォームアップの済んだフェラーリを抑えることは出来なかった。
猛追するアロンソはフィジケラもオーバーテイク、12秒あったシューマッハとの差を6秒近くまで詰めたが一歩及ばず。タイヤ交換をミスなく7秒程度で終えていれば、十分に逆転可能だっただろう。でも、レースの世界に「たら・れば」はない。
これで残り2戦。鈴鹿に行けないことが悔やまれる。フェアでエキサイティングなレースが行われることを期待している。頼むからシューマッハぶつけないで、晩節を汚すようなレースだけはしてほしくない。

先日のエントリー「美術教育の犠牲者」には、たくさんの真摯で素晴らしいコメントをありがとうございました。繰り返しになりますが、非常に勉強になりました。
人間、生きている間に何かを激しく憎むようになったり、怒りを覚えることは多々あるだろう。まったく、そんなことはないよという聖人のような方もいるかもしれないが、多かれ少なかれ自分の意に沿わないことに直面し、憎んだり克服したりして進んで行くものである。怒るということもパワーが必要で、これが原動力になって何か生み出すこともあるし、怒りから我を忘れて失敗してしまうこともある。
だからこそ「気持ちのもちよう」で、も解決していけるのではないだろうか。いつまでも怒り、憎み続けるということは、大変なエネルギーの浪費である。そのエネルギーを建設的に、生産的に、前を向く力に変えていければ、自分自身を変えて行く原動力になっていくのではないだろうか。
僕自身も、憎む心を持ち続けたことがあるが、それは決して健康的ではなく、創造的な精神を蝕むものでしかなかった。何かに囚われて自分自身を縛り付けてしまい、可能性を閉ざしてしまうことはするべきではない。
ちょっとまとまりのない文章になってしまったけど、自分も反省することもあり、非常に有意義なやりとりがネット上で出来たことに感謝します。
にほんブログ村 美術ブログへ
banner_01.gif
まめに更新するようにしますので、応援よろしくお願いします。

投稿者 corvo : 2006年10月 2日 23:12