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2006年9月25日

PIT PARTY!

昨日は晴天のなか、富士スピードウェイに友人と出かけてきた。
ネットで申し込んで招待状を受け取っていた「MILD SEVEN RENAULT F1 TEAM meets BLUE ageHa PIT PARTY」に参加するためである。
朝9時に表参道で友人と待ち合わせ。今回は友人のアルファロメオGTVに乗せていってもらうことになっていたので、表参道までは地下鉄で出かける。ドトールで落ち合って、9時過ぎに出発。朝、会場で会うことになっていた友人から携帯に電話があり、首都高3号線が事故で渋滞している情報を聞いていたので、僕たちは中央高速を使って会場へ向かうことにする。久しぶりの助手席は新鮮である。運転しなくてよいので外の景色を見ることもできるし、写真を撮ることもできる。
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アルファロメオは着座位置が低い。エンジン音も美しく、走る気分にさせてくれる車のひとつである。富士スピードウェイが近づくにつれて、富士山が大きく見えてくる。
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11時過ぎに駐車場へ到着。グランドスタンド付近の駐車場は満車で、かなり奥の駐車場まで案内される。イベント会場の入り口まで約20分ほどの場所。会えたらいいですねと話していた友人と、駐車場付近でばったり出会う。お互い初対面の友人同士を紹介してから、合流してサーキットのスタンドへ向かう。
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スタンドへ行く途中に、悪名高い旧コースの30度バンクを見つける。ここでいくつもの悲劇が起こり、貴重な命が失われた。こんなコーナーがロードコースの中に混在していたことに驚く。以前のエントリーで紹介した「レーサーの死」に、その辺りのいきさつが詳しく書かれている。
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グランドスタンドに到着。ライブが行われるメインステージを見下ろす。コースを挟んでいるので、随分遠く感じる(実際、ライブで歌っているミュージシャンはやりくそうだった)。
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スタンドに座ってみると手すりや、フェンスが高くコースが見切れてしまう。シートの前後も狭く、観客が座ると身動きがほとんどとれなくなる。通路が確保されていないため、災害時などはかなり混乱してしまいそうだ。
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ルノーF1マシンのデモ走行がスタート。タイヤスモークを上げて発進。久しぶりに生で聞くエンジン音が心地よい。
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次はメガーヌカップカー3台によるデモラン。トップドライバーによる競演は楽しさが伝わってくる。パイロンを使った蛇行走行は、ミニミニ大作戦の画面を見ているよう。小気味よくノーズが向きを変える。FFとは思えないスピンターンの連続に会場は大盛り上がり。絶妙にコントロールされた車の動きを堪能することができた。
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ルノーチームの正ドライバー、フェルナンド・アロンソとジャンカルロ・フィジケラ。
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お腹がすいたので食事。こういったところなので、値段は高く量も少なめ。上にのっていた角煮はまあまあだったのだけど、ご飯がまずい。口直しに沖縄そばも追加で食べてしまった。こちらは全体にまあまあ。
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昼食後ピット裏へ。間近にマシンを見ることが出来たのだけど、10分待っても20分待っても、人垣がほとんど動かない。どうしてだ?見たい人はたくさんいるだろうに、譲り合って見てもいいだろうに、しかたなく両手を伸ばして頭の上からパチリ。
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足の間からパチリ。こんなとき、E-330のライブビューモードが大活躍。
今回のイベントの目玉は、ツーシーターレーシングカーによる同乗走行。F1ドライバーの後ろに乗って、サーキット走行を体験できるというものだった。ものすごい倍率ということもあり、僕たちは外れ。しかし、抽選の方法には色々問題があったと思う。事前に受け取っていた招待券の通し番号が抽選番号になるのだけど、当日会場に来られなかった人たちもいる。抽選番号は当日会場に来た人たちに、改めて配布するべきだろう。また主催者が同乗出来る人数をちゃんと把握しておらず選んだ番号が少なすぎたため、ピット裏まで見学に来ていた人たちだけを対象にじゃんけんゲームで決めるという暴挙に出ていた(これは暴挙といっても過言ではないだろう。当然、全員に告知されていない)。
無茶苦茶である。あきれてじゃんけんゲームには参加もしなかった。
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当選した、またはじゃんけんに勝った幸運な人を乗せて走るツーシーターマシン。ドライバーはフィジケラ。何枚も撮影に失敗しながら、ようやくとらえた一枚。流し撮りは難しい。カメラを構えて素振りをしながら、マシンの通過に備える。
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アロンソのドライブするF1マシン。まったくコーナリングスピードが違う。焦りもあり、最後までうまく撮影することが出来なかった。
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黄昏時の富士山。
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全ての走行イベントが終わったところで、コース上が解放された。路面にはまだ生々しくタイヤ痕が残っている。
夕方会場を後にしたのだけど、中央高速で大渋滞に巻き込まれる。事故の影響が残っているようだった。こんなときは仕方なく、サービスエリアで時間をつぶすしかない。帰りは友人のルノーカングーを運転させてもらった。前々からセカンドカーに欲しいと思っている車である。全ての操作が軽く楽である。エンジンのトルクも十分にあり、重心が高いにも関わらず直進安定性も抜群である。ヨーロッパの実用車は、本当に良く出来ている。

いろいろ思うところはあったけど、それなりに楽しめました。でも、それ以上に楽しかったのは、友人たちとの会話でした。
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投稿者 corvo : 2006年9月25日 22:45